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魔族側に味方したっていいじゃない  作者: ベルベル
第1章 出会い編
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第5話 逃げるがなんちゃら

2月14日、それはバレンタインデー‼︎いや〜、現実世界でのリア充さんが羨ましいですね。私も血の繋がらない人から義理でもなんでももらいたいものです。


…勇希は多分モテモテになりますよ?私次第ですが、


ブクマありがとうございます‼︎ブクマや皆さんのPV数が作者のヤル気を何よりも高めてくれます‼︎今後とも頑張りますのでよろしくお願いします。

冒険者(?)そっちのけで話を進めたからだろう。空気が変わった。


「…いいんだな、俺はお前ごとそいつを殺す、死んでから後悔しろ。」


なんでだろうか。ここまでの展開がすごく想像できた、こうなったら仕方ない。後ろのボクっ娘はまた再起動してないから役には立たないどころか庇いつつ戦うことになる。だから俺は…


「よっこいしょっと。じゃあね〜」


ボクっ娘を背負って全力で逃げ出すことにした。


新体力スポーツテストというのをご存知だろうか?要は国民の運動能力を測る為に学校などで行われる運動能力を調べるテストである。このテストで行われる種目は学生は8つであり、勇希の学校でも行われていた。


これらの種目には各成績によって得点が1〜10で評価されるのだが、その総得点でもA〜Eの評価がつけられる。では、勇希の高校3年生での評価はどうなのか、ズバリ…


・50メートル走 (評価10)

・握力(評価10)

・ソフトボール又はハンドボール投げ

(評価10)

・反復横跳び(評価10)

・上体起こし(評価10)

・立ち幅跳び(評価10)

・長座体前屈(評価6)

・持久走又はシャトルラン(評価10)


・総合評価(A)


という具合である。コレだけ見れば体が硬い、運動神経抜群男であるが。だがそれだけで済まないのが佐藤勇希という男である。


例えば、視力検査の限界は2.0までで、それ以上の視力を持っていたとしても2.0と評価される。それと同じだ。こんな一般大衆向けのスポーツテストでは勇希の運動能力は測れないのだ。


違う視点で勇希を表すならば、全校およそ1000人程のそれなりの規模の学校の各部活のエースと呼ばれるヤツらと各得意分野で競っても、手加減しなければ勝負にもならない。そんな具合である。


運動センスの神様がいるのであれば、間違いなく最高に愛されている男、それが勇希という男である。


そんなこの世界に来る前から若干人を超えていた勇希だ、そこに妖精ちゃんの能力サポートがついたら人を抱えて逃げることなど楽勝であった。



ーー謎の森・勇希が目が覚めた所にてーー


十数分後、楽勝に冒険者(?)を撒いて元の場所に戻ってきた勇希は後悔していた。


「やべぇ、気絶してんじゃんかこのボクっ娘」


どうやらこの子は勇希の逃げるため三次元の軌道に耐えられなかったようだ。まあ元から意識が飛んでいたようなものだったので仕方ないといえば仕方ない。


追っ手の気配もないし、やることもないのでボクっ娘を眺めてみることにする。なおフードは今は外してあるので素顔が丸見えだ。


…なんと整った顔なんだろう。美しいというよりかは可愛いといったほうがいいか、視線が離せなくなるような魅力がある。


10人に聞いてもしも『可愛くない』なんて答えるバカがいたら俺はそいつにB専(ブサイク専門)というレッテルを張る!そんな娘だった。


さらに今は寝かせてあるからよくわかるが…以外とある!何があるかって?決まってんだろアレだよアレ‼︎巨!とかではないがきっと美!であることは間違いない。この娘をさっきまで抱えていたと思うと無性に体が熱くなってきた。


「……ん、んぅ。………ん?」


・・・・・・バッチリ目があった。やばい、覗き込んでたからか、目が離せない!


「あ、えと、その……ボクはどうにかされちゃうの?」


ズバン‼︎‼︎


俺はそう言われた瞬間に飛び退き、ある姿勢をとった。俺は日本人、日本人の謝罪の意思を込めた最終奥義である。つまり…


「ごめんなさい、誘拐とそんなつもりはなかったんです!」


土下座だった。





主人公の佐藤勇希君ですが、現実世界の作者の友人がモデルです。全く脚色はしておりません。こんな天賦の才をもつ人がホントにいるんだから理不尽ですよね〜?なのにナゼかモテないんですよ。謎ですね。


誤字脱字ダメ出し報告大歓迎です。片っ端から直していきます!

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