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感情空想理論

作者: 海原 川崎

 宇宙の始まりは爆弾の炎のようにエネルギーが爆発し膨張して今のようになったと言われているが、どうしてこの爆発が起きているかはいまだに判明していない。

 この今もなお発生原因が不明である宇宙の始まりの現象「ビックバン。」その現象がどうして起こったのかを自分なりに考えてみた。

 宇宙の始まりは「無」で満ちていた。何も存在しない空間に満ちていた。空間という概念も存在しない世界。

 「無」が存在していた。そこでは時間という概念も存在せず。空間すらも存在しない。原子も分子も存在しない、なにも存在していないのだ。

 時間が存在しないということは1秒も90年も全て経過していても経過していないのだ。

 1秒=90年=0秒と時間という概念はないのである。

 そんなもの矛盾している?そう、その矛盾こそがエネルギーなのである。時間が存在していないが時間が経過するという矛盾がエネルギーとなってビックバンが発生したのではないのではないかと私は思う。

 宇宙は今もなお広がっている、いずれ限界がきて宇宙は崩壊するかもしれない。だが、限界なんて存在しないのかもしれない。別の次元に同じような空間が存在していて、今の空間の許容範囲を超えてしまったら別の空間にエネルギーが行き、また別の空間の許容範囲を超えてしまったら別に存在する空間にエネルギーをやる。半永久的にエネルギーを許容できているのかもしれない。

もし我々人間が風化することのない物体や別次元にエネルギーを送るなんて今考えてみても不可能だと思えることを簡単に実現できてしまう世界になってしまったらそんな謎も解けているのかもしれない。

 だが、今の時代に生きている我々はその世界を見ることは出来ない。だから我々は想像するしかないのだ。いずれ疑問全ての答えが判明している世界が人間に訪れたとしよう。我々が抱いている疑問、不安、全ての負の感情が存在しない世界なのかもしれない。全てを知ってしまったことに絶望し人類が滅びているのかもしれない。そんなことは解らないが私は想像をする。

 世界について、宇宙について、人について、生物について、物体について、感情について、人間が今のままの姿ではなくなっている時代でも謎は解けていないかも…。

 希望とは違う、謎に狂わされる人もいるのだから…。

 悪夢とも違う、謎を愛する人もいるのだから…。

 名称しようもないものでこの宇宙は廻っていて、名称しようもない感情で我々人間は生存している。

 それはとても不幸と考えるのか幸せと考えるのかは人それぞれだ。


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