第二話
第二話
ラーミディの宿屋から四つの人影が滑り出す。
一人は、身の程の鈍く光る鉄棍を掲げ
一人は、身の程を越える分厚い
「剣」らしきものを背負い
一人は、大きな弓を手に持ち、矢の束を担ぐ
最後の一人は一つの鞘に納まった二本の刀を・・・双剣を腰に携えていた。
〜デネブの街・途中〜
四人は道の真ん中で頭を寄せ合っていた。
原因は、先刻モトが出した提案である。
『せっかく、四人もいるのだから二手に別れて仲間を探しましょう。』
この意見に他の三人も納得して返事をしたのだが
どのようにして分けるかで問題になっている。
「しょうがない、くじできめよう。」
痺れを切らしたグラムが二つ赤い印をつけた四本の木の棒を差し出した。
「うむ。公平ですな。」
「運に任せて・・・。」
「え〜っと。」
それぞれが適当に棒を掴み、取る。
すると、次のようなコンビが結成された。
ストーン&グラムの
「パワータッグ」に対し
モト&風読みの
「スピードタッグ」が結成された。
グラムとストーンは、どこかテンションが低い・・・というか、落ち込んでいる。
「モトを頼むぞ。」
グラムは風読みの肩を叩く。
「頼みましたぞ!!風読み殿。」なぜか、風読みは眼に涙をうかべる。
「どうしたんだい?」
「痛い・・・・」「では、また後ほど。。」
モトはツカツカと歩いていく。「ちょ・・・待ってくれ・。」
遅れて風読みも。
「では、俺らも行くか。」




