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第六夜

こんばんわ~!(耳に手を添える)


あれれ?元気がないなぁ。こ~んば~~んわ~~!!!(耳に手を添える)


うん!元気にお返事できました!

今日も恵さんのお話を聞いてくださいね~✩



と、まぁこんな感じで始まったのですが、今日のお話は少し暗いお話です。

先に言っちゃいます、はい。すこしでも不快に感じたら読むのをやめていただいて構いません、このエッセイはすこしでも私のことを知ってもらおうと思って書いているものです。

皆さんに嫌な思いをして欲しくないのです。



じゃぁ書かなきゃいいじゃないか!そんな声が聞こえそうですが、そういうわけにもいかないのです。

なぜなら、今から書く事がなかったら私はなろうに小説を投稿することはなかったから。このお話は読み専を装いながらこっそり書いていた私に、公開を決意させるような出来事なのです。



あ、でもそんなにとんでもない出来事じゃないですよ?(笑)



では、行きましょう。

本当に不快になったらやめてくださいね?



  ■ ■ ■


私は、小説を書き始めてから今まで、三度全くかけない時期がありました。

一度目は高校受験、勉強ばっかりしていて、二ヶ月以上かけてなかったですねぇ……まぁ考えてはいましたけど。

二度目は大学受験、高校受験の時よりも長くて半年ほど読書も執筆もしていませんでした。私にとっては勉強よりもそっちのほうがストレスだったかもです。受験が終わったあとは反動でずっと本を読んでましたけどね(笑)



最後の一回は、二年前、大学一年生の夏休みのことです。



私は鬱病になりました。

いや、そうだと思っていました。正確にそうだったのかは分かりません。病院なんて行ってないですから。

理由は失恋です。好きだった人に勢いで告白して撃沈、新しい環境のストレスもあって、私は部屋から出なくなりました。


部屋から出るのはトイレとお風呂の時だけ。学校がある間は親の目があるので学校へ向かいます。でも友達と会うのが怖くて、近所の図書館や学校のフリースペースでずっとじっとしていました。

夏休みに入ってからは本格的に引き篭りました。私は両親が共働きなので、昼間はなんでもし放題、ずっと布団にくるまっていました。


そうすると、何故だか涙が出るんです。悲しくもないのに。

その当時、私は私がわかりませんでした。人と会うのが怖い、何も食べたくない、何も考えたくない。そんなふうに考えていたと思います。

でもその涙もいつからか出なくなりました。ただ胸の真ん中が苦しいんです。締め付けられるように、釘を打ち込まれているように。



食事は二日に一食ほど、両親にはダイエットだから、といって誤魔化しました。お昼ご飯たくさん食べちゃったから、体調悪い、たくさん嘘もつきました。

結果私の体重は一ヶ月で約十五キロ落ちました。もともと痩せている方ではなかったのでガリガリ、ということは決してなかったですが、ときおり顔を出しにいったサークルでは「けた?」と言われて少し心配されました。



何度も死にたいと思いました。でもそれらの行為を実行するだけの勇気を私は持ち合わせていませんでした。



今では当時のことはほとんど思い出せませんが、相当思いつめていたと思います。本を読むこともなく、もちろん執筆することもなく、ただただ布団と同化していました。



サークルにも行かない私を心配して友達が連絡をくれました。今、私がこうして元気なのは友達があったからだと思います。


他人と触れ合うのが怖かった私は携帯も電源を切っていました。数日ぶりにつける携帯の画面はひどく眩しかったことを覚えています。

そして、そこに表示された友達からのメッセージはもっと眩しかったことも。



約二ヶ月ぶりに手にとった本は絵本の「一寸法師」でした。そして十数ページ、1000字にも満たないその本を読んで、私は号泣しました。



一寸法師を読んで泣いた人なんてきっと私ぐらいですよね。でも、涙は止まりませんでした。


その後、たくさんの本を読んで、たくさんの曲を聴いて、私は泣きました。

ただ、泣く理由が欲しかったんだと思います。一日中泣きはらした私の顔はひどかったでしょうねぇ…

当時は鏡なんて見てなかったですからわかりませんが。



本を読み、音楽を聴いて少しだけ勇気が出た私はサークルに行きました。

そこでは友達が心配してくれて、仲良く話しかけてくれて。久しぶりに誰かといることを楽しく感じることができました。


そこから私は少しづつ元気を取り戻し始め、自分の小説を書くことはできないながらもたくさんの小説を読みました。

そしてあるとき思ったんです。私も、誰かの為に小説を書いてみたい。って


思っただけで出来ることではありません。それなりの知識、文章力、表現力が必要です。

それを鍛えるために私が選んだのが小説家になろうでした。

自分で書くだけではいつまでもその狭い世界から先へはいけない。人に読んでもらう(かもしれない)状況を作ることで少しは成長できるのではないかと考えました。


事実、なろうでの活動はとっても楽しいです。たくさんのお友達もできました!

いままで一人で書いていた私にとって、なろうのお友達の皆さんは友人であり、先生です。たくさんのことを教わり、日々勉強しています。



まだまだこれからですけどね

  ■ ■ ■



あれ?なんか着地点がわからなくなって変なふうに不時着しましたね……


エッセイなので許してください!(オイ)



そんなこんなで私はなろうへの投稿を始めました。

未だに初めての人と話すときはすごく緊張します。常に人に嫌われたくない精神で動いています。

鬱病(仮)はほとんど治ったと思いますが、未だに私の中のどこかには必ず眠っていると確信しています。

きっとこれを完全に取り除くことは不可能でしょうし、それをしようとも思いません。上手に付き合っていけばいいと思うのです。



今はとりあえず元気ですしね!

あ、でもプチスランプ中です。書けません…浮かばないんです!文章が!



長々とすみませんでした。


とりあえず言いたいことは「前は少し大変だたけど今は元気だよ!」ってことです!

あ、あと「お友達大事!」ってことでしょうか!


これ以上書いてもさらに終りが見えないので終わります!



おわり!!



今日の早口言葉

「小月の作るタルトタタン食べた月」です。


つっかえずに三回言えたあなたは今夜いい夢が見られることでしょう!

三回言えなかった人は私のほかの作品も覗いてみてくださいね~✩


では!また次の夜に~

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