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閑話:月に戯言

こんにちは、小月です。

すみません。本当は就活のこと書こうと思っていたのですが、少し違うお話を書きます。就活の話は「十三夜」にて書きますので、ご了承を。



さて、今回は私の恋愛観についてお話します。

「興味ない」とか「どうでもいい」って方はブラウザバックでお帰りください。



本当は話すつもりのなかったお話です。ずっと私の中に閉じ込めておくはずだったお話です。

ですが、昨夜、私に自分の秘密を打ち明けてくれた友人がいました。その話を聞いて、たくさん考えて、私も一歩前に進もうと考え、今、キーボードを叩いています。


タイトル通り「戯言」なので「ふーん。そうなんだ」程度に受け取っていただいて構いません。他人にとったら、これはそんなたわいも無い、どうでもいいお話なのです。



それでも読んで下さるという方は、どうぞお進みください。




















 この話は、私が「小月恵」として活動している間、あえて性別を明言しない大きな理由です。私のことを女性だと思っている方も、男性だと思っている方もいらっしゃると思いますが、それでいいのです。小月は男でも女でもありません。

 どちらにもなりきれない生き物なのです。自分勝手だとは思いますが、どうか追求しないでください。


 

 話は、私の高校時代から始まります。

 当時私には、恋人がいました。ですが、お互いの事が好きだったか、と言われると、正直私には答えられません。感覚としては「周りがみんな付き合ってるから、私たちも」みたいなものに近かったと思います。

 そんな奇妙な関係の私たちでも、一緒に登下校したりどこかへ出かけたり、”それらしい”事をしていました。


 でも、二人の間には、絶対に立ち入れない壁があって、そしてその壁を破れば本当の恋人になれたのかもしれませんが、私達は、どちらともがその壁を破る勇気を持っていませんでした。

 

 結局、その人とは高校卒業後、住む場所が遠く離れてしまったこともあって、疎遠になり「別れよう」ということもなく、関係は消滅してしまいました。つまりは、その程度の関係だったのです。

 しっかり別れる勇気もなく、かと言ってこのまま仮の恋人関係を続けるほど、私は強くありませんでした。




 高校でそんな恋愛をしておきながら、私は大学に入って私はまた恋愛しました。今度は両思い(?)じゃなくて、片思いでしたが。私はある人を好きになり、一生懸命遊びに誘ったり、お話したり……私が持っていない強さを持っているあの人が、私は大好きでした。


 初めは大人数の一人だったのが、二人きりで遊ぶようになり、誘っていたのが、誘われるようになり。一年以上もその人のことが好きで、一緒にいる間は楽しくて、幸せだったのかもしれません。



 そして私は、ある日意を決して告白して



 そして、フラれました。



 大失恋です。


 「君のことは好きだけど、恋人として好きにはなれない」


 その言葉は、まだ忘れられません。

 泣きました。一人で、部屋で。たくさん泣きました。

 二十歳の大学生がわんわん泣きました。恥ずかしいです。



 それでも次の朝というのはやってきます。実家暮らしの私は無理やり学校へ行かされ、流れでサークルにも参加し、家に帰ってきます。いつもは楽しいはずのおしゃべりも、サークル活動も、楽しくありませんでした。

 頭の中はあの人に昨日言われた言葉でいっぱいです。



「好きだけど、好きになれない」





 それから私は、人を好きになれなくなりました。




 あの人に言われた事、周りにいる全員が「友達としては好きだけど、恋人としては好きになれない」

 


 もしかしたら一年以上想い続けたあの人のことも、「好きだけど好きじゃなかったのかもしれない」そんな風にも考えました。


 本当は一度も誰かを好きになったことなんてなかった。誰かを好きになりたくて、好きになっているんじゃないか。


 自分がわからなくなって、自分が大嫌いになりました。



 「好き」って感情が、もともと私には欠落しているのかもしれません。

 「好き」ってなんですか?どうしたら「好き」になれるんですか?




 同性でも、異性でも、二人で遊んだり、ご飯を食べたりすることはできます。遊んでいる間はとても楽しくて、たくさん笑います。嫌なことも忘れられます。

 でも、家に帰って一人になると、どうしようもない感情が湧いてくるんです。言葉にできない、ドロドロした感情。何も悲しくなんてないはずなのに、涙が出ます。眠れない夜もあります。

 私はこのまま生きていてもいいんだろうかって。消えてしまえばこんなこと考えなくてもすむのかなって考えたりもします。 



 答えは、いつも出ません。



 ただ私の中に得体の知れない黒い塊が増えて思考が停止するだけです。



 私にとっては女性も、男性も、友達で、先輩で、後輩で。きっとそれ以上にはなりえません。

 これがいつ治るのか。そもそも治るのか。私にはわかりません。



 「何言ってんだ、ただの失恋話でしょ?年を重ねれば自然に治るよ」そう言われたこともあります。それもわかります。もしかしたら時が解決してくれるかもしれません。でも、してくれないかもしれないじゃないですか。

 まだ若い私はどうすればいいんですか。悩んでるんです。わからないんです。苦しいんです。



 私はきっと、この感情がちゃんと精算できる日まで、恋はできないと思っています。

 いつかきっと、自分の気持ちを分かってあげられたときに誰かを好きになれたらいいな。って思います。





 長々とすみませんでした。

 「戯言」聞き流して頂ければ幸いです。


 閑話なので早口言葉とお絵かきはお休みです。ありがとうございました。


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