表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Time:Eater ~ Irreversible Story ~  作者: タングステン
1/6

あらすじ

※以下のあらすじには、『Time:Eater 2nd』の前作である『Time:Eater』の壮大なネタバレが含まれます。『Time:Eater 2nd』を読む前に『Time:Eater』を読む予定の方は、ご覧になられないことをお勧めします。

《あらすじ》

 主人公・上垣外次元(かみがいとじげん)は白衣の少女・照沼湖晴(てるぬまこはる)と出遭って以来、過去改変作業を続けていた。

 幼馴染の野依音穏(のよりねおん)から始まり、豊岡阿燕(とよおかあえん)栄長燐(えいながりん)上垣外珠洲(かみがいとすず)須貝輝瑠(すがいてるる)飴山有藍(あめやまうらん)と、次元の身近な女の子からそうでない女の子まで、千差万別の凄惨な過去を改変し、彼女たちを救っていった。

 次元にとって六回目の過去改変が終了した後、湖晴の突然の告白によって、二人は結ばれることになる。

 二人は些細なことで喧嘩したりもしたが、それはもう恋人のように幸せな日々を送った。

 そんな二人の幸せな日々に終止符を打ったのは、杉野目施廉(すぎのめせれん)という謎の少女だった。

 次元は施廉が過去改変や時空転移に何らかの関係を持っているということに気づいていながらも、それを決定付ける証拠を得られずにいた。

 施廉の要求は、湖晴の恩師として何度か耳にしたことがある『玉虫哲(たまむしてつ)という人物に会わせろ』というものだった。

 施廉の正体について知りたかったことに加え、玉虫に一度は会っておく必要があると思っていた次元はその要求を呑み、湖晴に玉虫がいるという研究所まで案内してもらった。

 着いた先で、次元は玉虫から全ての真相を聞かされることになる。

 玉虫がある女性を救うべくタイム・イーターを開発したこと、次元が自殺した湖晴を救うべくその開発を手伝ったこと、今の世界は最初の世界とは異なる時間軸の世界だということ、そして、湖晴が経験した凄惨な過去の全貌を。

 玉虫から全ての真相を聞かされた次元が考えを巡らせているとき、タイム・イーターの実験台にされたとして玉虫に恨みを持っていた施廉が玉虫を殺害した。

 さらに、タイム・イーターによって死期を先延ばしにしていた湖晴にも限界が訪れ、湖晴さえも死亡してしまう。

 次元は玉虫が所持していたタイム・イーター・プロトタイプを使用して最初の世界に行き、自身を犠牲にしながらも、湖晴の凄惨な過去を少しずつ改変していった。

 最終的に湖晴の自殺を止めることで全ての過去改変は終わり、次元と湖晴以外はタイム・イーターや過去改変について知らず、誰も死ぬ必要のない未来を選択することに成功した。

 しかし、過去改変によってその記憶を失っている玉虫の代わりに、湖晴は玉虫が開発した他の四台のタイム・イーターを回収する旅に出かけることを決意してしまう。

 分かれ際、すでに恋人関係にあったにも関わらず自分の想いを伝えられていなかった次元は湖晴にその想いを伝え、二人はいつの日か、再会を誓った――、


 何もかもが丸く収まり、次元が目指していた平凡な世界は完全に取り戻された……ように思われた。

 そして物語は、怪我で入院していた次元が退院した後の最初の登校中、幼馴染の音穏が通り魔に殺害された瞬間から再び動き出す――、


《登場人物紹介》

上垣外 次元(かみがいと じげん)

本作の主人公。

一日の大半の時間を睡眠に費やす、平凡主義者の男子高校生。

交友関係は希薄だが、人一倍の正義感を発揮することがある。

照沼 湖晴(てるぬま こはる)

本作のメインヒロイン。

三学年飛び級の経験を持つ、スタイル抜群の女の子。

悲惨な過去の影響で色々とずれている部分があったが、次元と出会って更正した。

前作では次元に助けられて以来、過去改変を共に行う関係になった。

現在は未回収のTime:Eaterを探す旅に出ている。

野依 音穏(のより ねおん)

本作の幼馴染枠。

明るい性格の活発少女であり、ムードメーカーになりやすい。

次元とは幼馴染であり、特別な感情を抱いている。

前作では第一過去改変対象者になった。

豊岡 阿燕(とよおか あえん)

本作のツンデレ枠。

他人を嫌悪するような話し方をするが、大抵の場合は照れ隠し。

実姉である輝瑠を慕っており、彼女が出演するライブを見に行くことが多い。

前作では、第二過去改変対象者になった。

本名:豊岡那鞠。

栄長 燐(えいなが りん)

本作の姉御肌同級生枠。

科学結社SpaceTechnologyのトップの一人娘であり、頼りがいのある性格と立ち振る舞いが特徴。

表向きは幼馴染である黒矛と犬猿の仲だが、実は非常に仲が良い。

前作では第三過去改変対象者になった。

上垣外 珠洲(かみがいと すず)

本作の義妹枠。

兄という存在に異常な愛情を示す、品行方正・文武両道・才色兼備で通っている女の子。

義兄である次元を慕っており、実兄である黒矛に稀に会いに行くことがある。

前作では第四過去改変対象者になった。

須貝 輝瑠(すがい てるる)

本作のアイドル枠。

アイドルとしては優秀だが、私生活では悪戯好きな性格が災いしてトラブルを持ち込みやすい。

実妹である阿燕を大切に思っており、事情により豊岡阿燕を代わりに演じてもらっている。

前作では第五過去改変対象者になった。

本名:豊岡阿燕。

飴山 有藍(あめやま うらん)

本作の後輩枠。

科学結社NuclearTechnologyに所属しており、交友関係を築きやすい性格の持ち主。

自分の立場を知っている次元を理解者としても先輩としても慕っている。

前作では第六過去改変対象者になった。

杉野目 施廉(すぎのめ せれん)

本作の不思議ちゃん枠。

次元に異常な愛情を示しており、前作ではその想いが物語に大きく関わった。

過去改変後の現在では落ち着いてきたものの、次元への好意だけは健在。

前作では第七過去改変対象者になった。

蒲生 黒矛(がもう くろむ)

本作のライバル的存在枠。

科学結社MagneticTechnologyの跡取りであり、マグネという人工知能プログラムを開発した。

幼馴染である燐のことを気にかけており、実妹である珠洲のことを心配している。

前作では燐、珠洲のエピソードで登場。

玉虫 哲(たまむし てつ)

本作の先生枠。

Time:Eaterという時空転移装置を開発した元科学者。

過去改変後の現在では、長年助けようとしていた例の女性と同棲している。

前作では物語の中核を担い、黒幕的存在として登場。

野依 或琥(のより あるこ)〕????

薗頭 姫瀬乃(そのがしら きせの)〕????

堂免 初樹(どうめん はつき)〕????

垣花 彗(かきばな すい)〕????

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ