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天の星煌歌  作者: sisuri-hu
怪物は覚めない夢の中
7/28

これから

食事を続けながら私たちは会話をします。

「ねぇ、なんであんなところにいたの?」

「・・・あんなところとは?」

「家の庭の畑・・・のたい肥の上」

「・・・・・・」

「あ、体は洗ってあるよ」

「・・・ありがとうございます」

・・・あまり知りたくありませんでした。食欲が失せます。

「ごめん。食事の場でする話じゃなかったね」


私はあの夜にあったことを簡単に話しました。


「・・・ふうん。それで、どうするの?」

どうするって・・・?

「お兄さんと妹さんを探すのかって聞いてるの」

「それは、もちろん探しますよ」

()()()()結構広いよ?」

「そうですね。それでもです」

「ふうん」

ヘスチャはコトンとスプーンを置きます。

「・・・ごちそうさま」

ふぁ、と欠伸しました。

「もうすこしだけ、この家にいたら?」

「え?」

「もう少しだけこの家にいてさ、情報集めてから探しに行ってらいいじゃん。仕事も私の妹紹介するよ?学校の教師やってるんだ。・・・君は、ナナちゃんはどうやら()()()()()()みたいだし、わからないこともあるでしょ?」

「・・・え、過去?」

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