いっしょにいたい。
掲載日:2024/05/10
「ねえ、大丈夫?」
心配されている 後ろから声をかけられて
2人乗りの自転車で 黄金色に染まっている
爽やかな風を浴びて 腰に巻き付く その両手は
「もう少しだよ」
両足が悲鳴をあげているけど 坂道を登っている
あの景色に向かって 見せたかった丘を目指して
「ほら、着いたよ」
そこから見えた景色はきっと 忘れることはない
ふたりでたどり着いた いっしょにいたい
山あいで 川縁を登って 自転車を漕いでから
「ほら、あそこ!」 始まりが見えてる




