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第4話 創造者 転移降臨

-アグニ大陸 城塞都市パルマ跡地-


そこは、以前5万人もの人々が暮らしていた場所。今は先の魔力拡散爆発の影響で、全くの更地になっている。木々はおろか草さえも生えておらず、都市の中心から半径20㎞ほどが、すり鉢状に地面を黒くして真平になっていた。地面の黒さは魔力瘴気に侵されている証拠で、これが周囲に悪影響を及ぼし始める。異形の動植物が生まれ、魔物化したりするのだ。そんな異常な大地に今、神々しい金色の魔法陣が現れ、一人の人物が転移してきた。


キュインッ! パシユウゥゥゥ-ンン!!


私は、エレンディアの転移魔法で、異世界アークの三大陸の一つ、アグニ大陸の城塞都市パルマがあったであろうその地に降臨した。この世界の人間たちに違和感がないように容姿体型をエレンディアにまかせて。

アークへと無事降臨した私は、現在の状況を確認した。


「(ふむ、転移降臨完了と、人に身体変異しているか、..手、足、体よし!あとは声と言葉か)」

「あ~・・・よしッ!しゃべれるな!..ん?なんか声の音が高い?それに若い..まさかッ!」

「《フィスティ!》」


私は自分の状態を確認する魔法を唱えた。(人間はこの魔法を《ステータス》と言うんだったかな)


《名前》アニライトス・ディオ・ジオス

《種族》源神人

《性別》女

《年齢》16歳

《称号》オールラウンダー 超越無限絶対降臨覇者

《職業》unknown

《レベル》∞

《体力》∞

《魔力》∞

《俊敏》∞

《攻撃力》∞

《防御力》∞

《魔法属性》∞

《各種耐性》∞

《各種異能》(スキル)アぺリオス‐オ‐エルテン

《状態》 正常


「な、なんだこの能力値は、超神級以上じゃないか。エレンディア!おい、聞こえるか?」


「はいはあ~い、聞こえますよぉ~、無事降臨でき身体の方も定着したようで安心しました。やっぱり私ってすっご~いですね!」


「そんな事よりちょっといいか?」


「はい、なんでしょう」


「この身体と能力値なんだが、説明しろ」


「はい、まず身体は私の作った世界の16歳の少女にさせていただきました。また身体能力ですが、かなり負荷に負荷をかけ最大限に下げたんですが、ジオス様の基礎能力値が超絶強大なため、現状の状態が精一杯です。あと容姿の方は、私を基本に女神寄りに作りました。私達女神の集合体みたいでかわいいですよ」


「なぜ男性にしなかった?」


「決まってるじゃないですか~、私の作った世界によその男が入るなんて許せません!」


「よその男って..まあいい、元々性別の観点がなかったからな、こちらで能力値など他は調整する」


「あ、あと名前を付け替えた方がいいですよ~、その世界の人間に会った時のために、会話と魔法詠唱は人語の方で、神語の方は極力自重してください。それと、言葉使いと仕草、表情はこちらで女の子らしい様に自動補正をかけておきます。」


「むッ分かった、名前か~、名前ね~、..よし、では【アニス】と名乗ろう」


「わかりました、アニス様 何かありましたらお呼びください」


「うんっ!また連絡するね!ってもう自動補正が働いてるのね じゃあ、確かステータスだったかな、隠蔽調整スキルで能力表示調整と、武器創造製作スキル発動して武器製作、あと服装瞬時置換装着!常時スキル自動発動」


こうして、創造者【ジオス】は異世界アークに降臨原神人少女【アニス】として降り立った。


その何もない黒い大地に一人、背格好は16歳の少女で身長は160cm程度、胸や腰回りは年相応程でその姿は、青みがかった白銀色のセミロングヘア、瞳は左が濃紺、右が淡い赤のヘテロクロミア、誰が見ても完璧な美少女で服装は白を基調としたインナーと、オフショルダーシャツにガードジャケット、膝上丈のアーマーコルセットスカートに白のニーハイソックスと格闘用ショートブーツ、それと背中腰のあたりに武器創造で制作した神器級武器のミドルダガー[アヴァロン]を備えたアニスがいた。


アニスは何もない大地から離れた所にあった大岩の前で自分の体の基礎能力を試しに来た。


「まずは剣技と魔法だね、この体でどれだけできるのかな..って本当に少女のような言葉使いになるんだ」


アニスは腰にあるミドルダガーに手をかけ、一呼吸してから素早く剣を抜き神速の域でそれをふるった。

ヒュンヒュンヒュヒュンッ!と心地よい高速音をたて、まるで踊るように振りぬいていく。最後に、軽く剣の武技術を使って、剣の使い勝手を確認した。


「よしッ!これで最後ッ!剣技!《エノーマル.エッジ》‼」


ヒュオンッ‼と振った直後、アニスから前方方向に剣の軌跡が走り、10ⅿ程前にあった大岩を両断してしまった。


「剣技初級の技なんだけど、まあいいかな、次は魔法だね」


アニスは両断された大岩に向かって右手を差し出し、掌を開いて魔法を試し打する。


「初級2位くらいのでいいかな、《ヴァーバル.ランスッ》!」


キンッ!シャッ!シャッ!シャツ! ガッガカッッ バラバラ.. 


アニスの頭上に3つの朱色小型魔法陣が現れその中から朱槍が1本づつ高速で3本、大岩に発射され粉々に砕いてしまった。


「このくらいかな、まだ他のもあるけどまた今度でいいかな」


身体運動機能動作と、剣技、魔法の調子を確認した後、もう一度服装など身だしなみをチェックした。そして、隠蔽スキルで調整した自分のステータス表を確認した。


「《ステータス》!」


《名前》アニス(アニライトス・ディオ・ジオス)

《種族》人族(原神人)

《性別》女

《年齢》16歳

《称号》探究者(オールラウンダー 超越無限絶対降臨覇者) 

《職業》魔剣士(unknown)

《レベル》 Lv18(∞)

《体力》 1360(∞)

《魔力》 1500(∞)

《俊敏》 1240(∞)

《攻撃力》1380(∞)

《防御力》1800(∞)

《魔法属性》火、水、風(∞)

《各種耐性》痛覚、毒、麻痺(∞)

《各種異能》(スキル) 剣術Lv5 魔術Lv5 体術Lv3

(アぺリオス‐オ‐エルテン)

《状態》 正常


「うん、このステータスなら見られても平気でしょ、さて手始めに、ここパルマからかな」


アニスは当初の目的をなすために、城塞都市パルマがあった場所の中心に向かって歩き始めた。












あめ~あめ~ 仕事はや終わり

投稿します。

明日は はれ~ 仕事がきつくなるよ~

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