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第3話 女神の不始末と創造者

ー神界 ジオスー


その時、神界に凄まじい空間震がおきた。ジオスの感情がその空間に放たれたからである。異世界を覗き見るウィンドウモニターに両手で掴みワナワナ小刻みに震えながら叫んでいた。


「なッ!なッ! 何だあれはあーッ! はっ!落ち着け落ち着け、私は創造者、私が取り乱しては、常に神々達の手本に....って やってられるかーッ! あんな賢者モードの喋り方なんかヤメダヤメッ!、それよりも今はあの世界だ、あんな魔力爆発と相乗効果、人の力で制御できるのか? 絶対無理だろあれ、責任者出てこいやーって あ〜最終的には私か...」

「とにかく、この世界の創造神は、エレンディアか....エレンディア!エレンディア!すぐこの場に!」


そう呼ぶと、空間転移魔法陣が現れ1人の少女が転移登場してきた。転移後彼女は膝間つき、頭を下げあいさつをした。


「はいはあ~い、エレンディアただいま参りました、ジオス様」


【エレンディア・ディア・ゼルト】

最上級神6大女神が姉妹の五女、その姿は人で表すならば、17歳程、黄緑ポニーテールの美少女、明るく世間知らず的な性格で、天地創生の最強女神が1人。



「エレンディア、今回呼び出した理由はわかるか?」


「え〜と はい!、毎日頑張っている私にご褒美ですね...ってぎゃあ―ッ いたい、いたい、いたい!!」


私は、額に青筋を浮かべ、眼前に膝間ついている彼女の頭を鷲掴みにした。


「褒美なわけあるか―ッ! なんだあの世界は、説明してくれるんだろうな?」


「ううっ いたかったです~、 あッこの世界ですね、..うん!ちゃんと想定どうり機能してますね!」


「機能している? じゃあ何か、この状況は想定内、この世界の仕様という事か?」


「はいッ! そうです、こうなる様私が作りました」


「で、この状況はなんだ?」


「え~とですねぇ、各都市に使われている制御コアは、その地を豊かな大地にする他、膨大な魔力を人々に分け与え、恩恵を授けるのですが、使い方次第では今回の様に全てを無に帰す最終兵器にもなります。いやぁ~斬新ですね!♡」


エレンディアは得意げに語り腰に左手を当て、右手は人差し指一本を立て微笑んできた。


「「斬新ですね!♡」じゃないッ! こんなものこの世界のすべての都市にあったら、この世界は滅亡してしまうぞッ!」


「えッ はッ!そ、そうでした、どうしよう全く気にも留めてなかったです~」


「早くこの世界、すべての制御コアを改変するか、回収破壊し代わりのコアに挿げ替えるかして、二度と今回のようなことにならないようにしろ!」


「え~っと、それがですねぇ.. 私の力ではもうどうにもできないというか~、やれないというか~って..ぎゃあーッ!いたたたッ いたいっ!いたいっ!いたいっ! 今度はもっといたいですぅっ!!」


私はまた彼女の頭を鷲掴みにして問いかけた。


「どういうことだあ~ そっ!れっ!はっ⁉」


「言いますっ!言いますから、てっ、手を...」


手を離すと、彼女は頭を両手でさすりながら理由を言った。


「え~っとですねぇ、この世界を創造してメイン都市の制御コアを作るときに、その~アリー姉さんとシーちゃんが来て、二人して『あたし天才だから!』て言って、何かすんごいの作っちゃたんです。あとで確認したら、めちゃめちゃ規格外のコアがすでに設置されていて、私の力じゃ破壊も回収も、改変さえなんともならないんです」


「ちょッ! ちょっと待て、アリーとシーってまさか【アリシア】と【シンシア】のことか?」


「ハァイッ!その二人です。ピンポンピンポ~ン、大正解ですぅ~!」


【アリシア・ディア・ゼルト】

最上級神、6大女神が姉妹の長女。その姿は人で表すならば、20代前半で金髪ロングヘア―、巨乳モデル体型の優しいお姉さん。自他ともに認める超強大な神力と魔力を持ち、生と光の最強女神の1人。普段は優しく接してくれるのだが、怒らせるとちょっと怖い。


【シンシア・ディア・ゼルト】

最上級神、6大女神が姉妹の三女。その姿は人で表すならば、19歳くらいで紺色ショートヘア、アスリート体型の活発な少女。絶大な炎と破壊の最強女神の1人。猪突猛進な姉御肌気質ながら面倒見はいい。


私は額に右手の指をあてて

「なんであの二人がかかわるかなァ~、そんなの単純な制御コアじゃなくて、完全無欠の神器級コアだよ、どうすんだよこれ~、いくつ作ったんだか。」


「いえいえ、二人がかかわったのはメイン7個のうち6個です、あと1個はその...ゴニョニョ..」


「なんだ、はっきり言わないかなぁ~」


私はまた掌をワキワキさせながら、エレンディアの頭の近くまでもっていった。


「い、言いますっ!言います!、最後の1個はみんなで作っちゃいました!」


「み、みんなって、お前たち姉妹全員か⁈」


「すみませんでしたっ! ついはしゃいじゃいまして全部設置しちゃいました、ごめんチャイ!」


「はあぁ~、その1個が一番危険だ、怒る気もせん。ちなみに、先の魔力爆発をした制御コアは誰が作った?」


「もちろん! 私が作りました。威力もばっちしっ!」


“ゲシッ!”私はエレンディアが踏ん反り、自慢げに語った後、すかさず彼女の頭を拳固した。


「うぎゃッ!」


彼女は頭を押さえながら、その場にしゃがみこんだ。


「お前が作った物でさえあの威力だぞ、二人のや、全員のが暴走魔力爆発ガ起きたらどうなる?」


エレンディアは何かに気が付いたようで、だんだん顔色が悪くなりながら、


「あ、あの世界が消滅してしまう!消えちゃう、消えちゃうよ~、ど どうしたら..どうしたら..」


完全に動揺している彼女を見つつ、他の姉妹たちの能力と最後の1個の威力を計算していた。


【バランシア・ディア・ゼルト】

最上級神、6大女神が姉妹の次女。その姿は人で表すならば、20歳くらいで白銀色のセミロングヘア―、実直でまじめな性格、普段の容姿からは想像もつない行動派の美少女。アリシアに次ぐ神力、魔力の持ち主、死と闇の最強女神の1人。6姉妹の中ではいちばんの知恵者である。


【ダイアナ・ディア・ゼルト】

最上級神、6大女神が姉妹の四女。その姿は人で表すならば、18歳くらいで栗色三つ編み一本ヘアー、体型は標準体型でおとなしい性格だが、いざとなると6姉妹最速の動きができる。水と風、再生の最強女神が1人。女神のなのに人見知りな性格な美少女。


【フェリシア・ディア・ゼルト】

最上級神、6大女神が姉妹の六女。その姿は人で表すならば、12歳くらいで、黒髪ソバージュヘア、体型はまだ子供体形で幼い感じ。末っ子特有の甘えん坊な性格ながら、特殊能力、時間を操る最強女神が1人。普段からダイアナと一緒にいる。


「はあ~、彼女たちの力が一つとなった制御コアか、たしかにエレンディアには無理か..やれやれ、今回は手助けしてやるか」

「エレンディア、私をその世界に送れ。私が直に全部処理してきてやる。」


「え、いいんですか、私の、いえ私達の失態なのに..」


「あそこまで力のこもった制御コアが暴走爆発したら、あの世界だけじゃない、ここ神界にも影響が出る。それを阻止するために行くんだ。あれを処理できるのは誰でもない私だけなのだからな」


「申し訳ありません、よろしくお願いいたします。(ラッキー、全部やってもらおう)」


「ん! 何か言ったか?」


「い、いえ何も言ってませんよ~(相変わらず、感がするどい)」


「では、すぐに準備を、直ちに処理行動に出る、降りたら、お前はここから私を支援するんだぞ!」


「はい、では転移陣発動! 転移座標確定! 術式展開! 準備できました、では行きます。神級転移魔法!《メタフォリアス.エレフィス》!」

「ジオス様、どうかお気をつけて行ってください」


エレンディアの転移魔法でジオスは神界から異世界アークへ転移していった。


















わーい、今日から仕事だー。穴掘って穴掘って、穴埋めて、

執筆速度が落ちます。

やっと主人公が動くのに~

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