(*´ω`*)【蟻の巣×コロリ】コロリ君の誘い受けは神
日常生活の片隅にある、小さくて素敵な恋の物語です。
オッス!! 俺コロリ。
人見知りな俺の趣味は腕立て伏せ。
やり過ぎちゃって筋肉質なんだ、タンクトップ着てるのも別に見せつけてる訳じゃあないんだぜ。
そんな俺にも最近気になる奴がいる。
前にちょっとだけ話をした奴なんだけど。
黒髪、黒目で背が小さい真面目なタイプ。
なんか、家庭環境が劣悪なようで、貧乏なのに兄弟がいっぱいいるって笑ってた。
多分、母親が男にだらしないんだと思う。
何時も真面目に働くアイツが気になる。
俺を喰べて欲しい…………。俺の中の乙女心が疼く。
アイツが何時も通る道で待ち伏せる。
勿論、待ってる間は腕立て伏せさ!
誘い受けの技を磨く為に、時間と筋肉を無駄には出来無い。
「何時も、それやってるんだね」
アイツが来た!! 筋肉がドキドキする!!
「俺と付き合って下さい!!」
思わず告ってしまう 俺。
「ゴメン、なんかキミ魅力的過ぎて危険な感じがする」
「そんなこと!!」
俺は、最終手段を使う。だって誰にも渡したくない!!
「2万円でお願いします!!!」
貧乏な彼に対する最終兵器、お腹空いてるの?攻撃だぜ!
黒い瞳が俺を見つめる。困ってる顔もかわいい。
「………………………いいよ。」
彼が優しく俺の中に入ってきた。
俺の魂と筋肉が嬉しさの余り震える。
事後
「じゃあ帰るよ、兄弟達がお腹空かせてるから」
「イヤ!もう離れたくない!!」
俺は我がままを言ってみる。すると彼は困った顔をして
「しょうがないなー、じゃあ攫ちゃうけど良いのかい?」
「もちのロン!!!」 嬉しいぜ!!
そして俺は、彼ピーの巣にお持ち返りされるのだった。
フロリダ帰りのほかった体にビールアゲ丸商店。