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共喰い  作者: 蜜柑箱
7/7

実験

「人は自己の利益の為とならば悪魔との契約とて厭わない。それが自分の生命の危機とならばそれは更に顕著となる。自分が生き残るため、自分だけでも生き残るため、そのためならば他者を陥れることさえ厭わないのだ。嗚呼、何故人間とはここまで愚かで、それでいてこんなにも愛おしいのか。」

深淵の魔術師は2冊の本を片手にそう云うと、その2冊の本を閉じた。深淵の魔術師が椅子に腰掛けると何処からともなくЖЁМФ§£¢Ψξζが現れ

「人は自分の生を全うし終わりを告げるとき、初めて完成します。その長短・過程はどうであれ、訪れる終末はきっと美しい。そして今日この時、2つの物語が終わりを告げ完成しました。この記念すべき瞬間を皆さんと共に見届けることが出来、光栄に思います。それでは皆さんにも、良き終末を。」

そう云うと片手の一冊の本を静かに閉じた。

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