第21話 『芯』
申し訳ありません、投稿予定を大幅にオーバーしてしまいました……orz
以後、気をつけます。
村長の言葉を足掛かりに、ラウルは自分を揺らがす違和感の正体に気付いた。気付いてしまっていた。
《___んにゃ、それは違う》
《彼らは暴走してるわけじゃない。それを強要されてるだけ》
それを聞いたのはつい先ほどのことだ。
他の誰でもない、唯葉自身の口からその言葉を聞いた。まるで、村の皆が知らないことを知っているかのような口振りだった。
もし、あの発言が、村長の言う『墓穴』だったとしたら?
暴走を強要しているのが少年自身だという可能性は?
唯葉は裏切り者なのだろうか? もしそうだとして俺はいったい何をすればいいのか? 決まっている。娘を守らねばならない。
しかし本当に守れるのか?
仮に唯葉が反逆者であってもリナを救った事実に変わりはない。それに対して自分は何だ。裏切り者に敗北した負け犬。
違う、今考えるべきなのはそこではない。
……いや、何を考えるべきなのか? 唯葉を助けるための手段か娘を守るための方法か? そもそも原題は何だ。魔獣たちが群れを成して村を包囲している現状で悠長に口論している暇はあるのか? 今すぐ逃げるべきではないのか。サナトリウムの患者たちと唯葉を見捨てて? それでは根本的な解決になっていない。
頭の中は堂々巡りで、ラウルは俯いたまま押し黙った。
しかし一度疑い出せば、唯葉が裏切っていないかもしれない、と考えることはもはやできなかった。
信じたいが信じるだけの根拠が足りない。そして、そんな自分の判断も信じられず、ラウルはまた己の無力さを呪うことになった。
___そんな彼に、少女の拳が振り抜かれた。
「ご、ぅ……!?」
呻くことすら許さない急所への一撃で、ラウルは数メートルほど吹っ飛んだ。ぱくぱくと口を開閉するが息が入ってこない。
さすがに予想外の展開だったのか、村長のアホ毛が驚いたようにぴくりと跳ねる___。
「何を腑抜けた顔してるのよ」
「ッ!!」
霞むような速度で肉薄した狼少女の左拳が、村長に向かって射出されようとしていた。怪我の影響か竜獣人の反応が遅れるが、既の所で割り込んだ熊獣人がリナの一撃を受け止める。
「ん……病み上がりだと上手く動けないわね」
呟くような言葉と共に、リナはステップを踏んで熊獣人から距離を取った。それに追い縋ろうとするアウローラはしかし、
「が、ァッ!?」
見えざる刃、鎌鼬にでも切りつけられたかのように、突如として熊獣人の全身に無数の裂傷が刻まれた。
咄嗟に腕を交差して顔を守ったアウローラは、その腕の隙間から鋭い眼光を覗かせる。リナは悠々とした目でそれを見返した。
「……なんだい今のは」
唸るような問いかけに、リナは無言で首を傾げる。
まるで『さあ?』とでも言うような挑発的仕草だった。
この世界でいう遠隔攻撃でもっとも有名なものと言えば、人間族の魔法か、または霊人族の使う『理術』だろう。
無属性魔力の特性故に獣人族はそのどちらも使うことができないが、代わりに『天稟術』という種族固有の力を扱える。物質化した魔力を体外に放出して操る力。魔力を体内から身体強化に充てる術はその前段階とも言える技術だったりするのだが___今のリナの攻撃は、身体強化の域を超えていた。
アウローラは油断なく両拳を構え直した。
狼少女を中心に、陽炎のような見えざる何かが渦巻いている。
「村長の天稟術は『白虹貫日』だったわね。アウローラの天稟術は確か……『極光』とか言ってたかしら?」
風切り音が周囲の空気を薙ぐ。
リナの陽炎から数本の鞭のようなものが飛び出し、アウローラへ襲いかかる。アウローラはその常人離れした動体視力で攻撃を全て見切り、両の拳にて正確に叩き落としていく。
否___拳ではない。よく見るとその両腕には、半透明に煌めく剃刀じみた長大な刃が十本、腕に沿うように伸びている。
魔力を込めるほどに硬く強靭になり、鉄すらも両断する斬れ味を持った伸縮自在の爪。
五年前まで、それは左右三本ずつだった。
元は治療師であった彼女が、子供を失った悲しみと、人間族への憎悪を糧に極限まで研ぎ澄ませた結果が今の十本爪だった。そしてそんな代物とまともにやりあうには、少なくとも___アウローラと同等かそれ以上の覚悟と研鑽が必要だ。
「……まさか……貴様」
滅多なことでは表情を動かさない村長の顔に、隠しきれない驚愕の色が浮かんでいた。
アルトゥンハ村において、天稟術を完全に制御下に置ける獣人は村長、アウローラとラウルの三人のみだ。そして今まで、天稟術の完全制御を二十年以下の年月で成し遂げたものはいない。
そう、二十年間である。
まだ十五歳にも満たない目の前の少女が、獣人の本域たる天稟術を扱えるなど、本来はありうべからざることだった。
「で、ラウルのは『不知火』と……私のはさしずめ『不知夜』ってとこかしら。まあ天稟術なんてのはどうでもいいんだけど」
そんな獣人族上位陣の衝撃を一蹴し、リナはくだらなそうな顔で鼻息をついた。
こんなもの手札にもならないと言わんばかりに。
一通りアウローラと打ち合うと、リナはすぐにお役御免と陽炎の渦のような魔力___『不知夜』を消し去ってしまった。
実力が少なからず物を言う獣人社会において、天稟術を使えるというカードは言わばジョーカーに値する。その一存だけで、勝負が左右するぐらいの影響力を持っているのだ。
それを、話の切り出しから周りの獣人に見せつけるように示したということはつまり、主導権を握ったことを意味していた。
その上でまだ余裕ある姿勢を保つことで、リナは完全にその場の空気の流れを掌握せしめていた。
「さてと……出すべき結論とか言ってたわね。もう一度言った方がいいかしら村長?」
「要らん。恥を知れと言っていたが……どういう意味だ」
「どうもこうも。そのままの意味よ?」
不敵な笑みを浮かべて、リナは冗談めかした口調で言い返した。意表返しを受けた村長は苦虫を噛み潰したような顔になる。
それを見て更に満足げに笑ったリナは、しかし次の瞬間には表情を一転させ、鋭い口調で話し始める。
「人間族と獣人族の、一番の違いって何かしら」
「……何を唐突に」
「いいから答えてみなさいよ」
質問の意図が全く読めず、村長は目を細める。
だが……ただ単なる外見の違いを言えと言っているわけではないことだけは、何となく理解できた。
「『芯』の有無だ」
村長が返した答えはひどく月並みなものだったが、その言葉には一切の迷いや逡巡が含まれていなかった。
リナは感情の窺い知れない奇妙な顔で首を傾げていた。
「芯って何?」
「……どんな状況でも、自分という存在を貫く心の中核だ。人間は己の欲望と本能に凄まじい執着心を見せるが、奴らは我々のような確固たる『芯』を持っていない。昔はそうでもなかったが」
「ふぅん? ちなみに村長の『芯』ってどんなの?」
ほんの好奇心だという言い方だが、リナの目は笑っていない。
相変わらず先行きが見えず、村長の声が険しくなる。
「何が言いたい?」
「そうね。敢えて言うなら、村長やアウローラに通すべき『芯』があるように……私にも『芯』があるってだけよ』
リナの言葉は、村長の怒りに火をつけた。
村長が貫く『芯』___それは『何があっても村を守る』こと。村を危険に晒す存在を極力排除するのが村長の義務なのだ。
目の前の少女は数年前に重大な罪を犯し、村長が守ってきた村を壊滅に追いやった者だ。村長からすれば八つ裂きにして尚足りないほどに憎い相手でもあった。
なのに、リナはまた過ちを繰り返そうとしている。
どうせ彼女の言う『芯』とやらも、少年に諭されて根付かされたに決まっている。あれほどの災厄を引き起こしておきながら、本人は全く学習しようとしていない。
もはや人間族が送り込んだ内通者だと言われた方が納得する。
「貴様はッ、なぜ、そこまで人間に加担する!? 五年前の惨劇を忘れたわけではあるまい! 恩を仇で返すような連中のためになぜ我々が身を粉にして尽くさねばならんのだ。貴様は、お前は、また___あの日のような災厄を招く気か!!」
「かもしれないわね」
激昂して声を荒げる村長の舌鋒。
そこには、リナのトラウマを抉るような言葉も含まれていたが、しかし彼女は動揺どころか眉根一つ動かさなかった。
豆鉄砲を食らった鳩のような顔で押し黙った村長を見て、リナは淡々とした口調を続ける。
「仮に唯葉が裏切り者だったとしても関係ないわ。明日の夜明けに村に火が放たれて、二つ目の焼印を押されたとしても……また私は人間族を助けるでしょうよ。何度でもね」
そこには、五年前に幼き狼少女が述べた主張と何ら変わらない、彼女が貫いてきた決然たる『芯』があった。村長のそれと遜色ない揺るぎなき覚悟を感じさせる強い意思。
無論、二の足を踏むつもりは毛頭ないのだろう。
だがリナがするのは『人間族は残らず切り捨てる』という過激な修正ではなく『助けた上でどう被害を防ぐか』なのだ。
獣人族の苦労ばかりが増える道であることは重々承知している。それでも彼女はその茨の道を進む決断をした。
なぜならば___
「それが、私が見てきた『真の獣人』の背中だったから」
リナは、亀のように丸くなって動かない父親を見下ろす。
今まで迷いに迷ってきた。その迷いを打ち払うきっかけを与えてくれたのは唯葉だ。だが彼が偽物であったとしても、彼女の意思が曲がることは、もうないだろう。
今さっき顕現してみせた『不知夜』というリナの天稟術が、彼女の信念そのものを体現していたかのようだった。
力の伴った言葉は、相応の説得力を帯びるものだ。
「恥を知れっていうのはね、ラウル、あなたに言ったことよ」
「……」
「信念を持てずに右往左往してる今のラウルは、人間族と同じように見えるわ。あれもこれも欲しがって……そんな風に欲張りすぎるから、こんな無様な姿をさらす羽目になってるのよ」
「……」
「私は一人でも生きていける。もう、私のことを重荷に思う必要はないわ。うじうじ悩んでないでさっさと自由になりなさい」
それはリナなりの、けじめをつけるための言葉だった。
ラウルは五体投地したまま動こうとしない。しかしやがて、その背中がぶるぶると震え始めるのを見て、リナは自分の言いたいことがはっきりと伝わってくれたように思った。
リナは顔を上げ、竜獣人をまっすぐに見据える。
「今この場で、決定権を持っているのは私よ」
「……ふざけたことをぬかすな」
「そう? 間違ってはいないと思うけど。ラウルはこの通りだし、アウローラは天稟術の相性でどう戦っても私が勝つし、村長は怪我をしてる。武力的に私の勝ちは揺るがない」
理性的な話し方とは打って変わり、俗に言う脳筋が考えるような論調の狼少女。だが、これは決して誤りではない。
獣人族は元より戦闘種族だ。
あらゆる物事において最終的に物を言うのは腕っ節なのである。ある意味で言えば、リナが『天稟術を使える』ことを最初に示した時点で、議論の結末はほぼ決まっていたようなものだった。
「だから、今だけは私に従ってもらうわ。村の総力を挙げて魔獣を迎え撃つのよ。唯葉を助けるために、って言ったらやる気が出ない人もいるだろうから……そうね」
ちらりとリナが視線を投げた先には、ゾランやサラを筆頭とした戦士の面々の姿があった。
誰もが驚愕と困惑の混じった表情を浮かべていた。
構わず、リナは強い口調で言葉を続ける。
「___村に残ってる罹患者たち。彼らを見捨てるのは『芯』とか関係なしに、獣人族としての恥曝しだと思わない? 切り捨てるのは楽でしょうけど、それは『悪い』人間と同じやり方なのよ。何も進んで、そんな奴らと同類になることもないでしょう」
遠回しに村長の囮作戦を断罪するような言葉だ。
村長が険しい表情に変わる。
尤も、リナも彼を責めているわけではない。今まで最善の選択肢を取り続け、村を守ってきたのは間違いなく彼なのだから。
今回の決断だって断腸の思いであったことだろう。獣人族の確実な存続を考えるなら、彼の判断は間違っていなかった。
その判断に欠陥を見出せるとすれば……それは、片桐唯葉という存在を偏見から判断してしまったことだ。
リナは知っている。
唯葉が、感染病から村を必死に守ろうとしてくれたことを。
ろくに眠らず……血を吐いてまで医学の勉強を続けたその姿を。
彼の努力は、自分たちが崩してはいけないものだ。
「村を守るのよ。他でもない、私たちの力で!」
リナは鼓舞するように拳を突き上げ、村長やアウローラ、周囲の獣人たちを見渡しながら言った。
奇しくもその姿は、在りし日の狼獣人が村の戦士たちを先導して戦いに赴くときの背中と、よく似ていた。
***
村長の強硬策に躊躇を覚えていた者もいたらしく、大部分の獣人はリナの声に従っていた。
尤も、全員というわけではなかったが。
本来の獣人族序列の五指に入る者たちの反逆をリナが真っ向から叩き潰した一面は、彼らの名誉のためにも割愛するとしよう。
名実共にオピニオンリーダーとなったリナは、村人を引き連れて唯葉が戦う西側へとんぼ返りした。
東側から直線距離で十キロ弱、村の端から端までを一気に駆ける形となるが、走破にそう時間はかからないだろう。
「……いつまでそうしているつもりだい」
しかし、彼女たちが出発した後になってもその場に留まり続けている獣人が二人いた。
熊の獣人・アウローラと___狼の獣人・ラウルだった。
先程から地面に丸まったまま一向に顔を上げようとしない彼に、アウローラはうんざりした口調になっていた。
「……」
「ったく……おら、立ちな!」
アウローラはラウルを蹴り飛ばした。
ごろごろと転がったラウルは、今度は仰向けになって虚ろな目で空を見上げた。その赤い瞳に曇り空が映っていた。
「……俺は……何してたんだろうな」
「あたしの知ったことじゃないよ。自分が一番よく分かってんじゃないのかい?」
「はっ、そりゃそうだ」
何が『守る』だ、とラウルは自嘲する。
ラウルの手など借りなくとも、リナは既に大成していた。
自分よりもずっと立派な、一人の獣人として。
「結局……俺がしてきたことは、全部、余計なお世話だったって、ことなんだろうなぁ」
「……なんだい、あんたはあたしに慰めてほしいのかい?」
「できればリリアナにお願いしたいところだがな」
ラウルは城下町にいる妻の顔を脳裏に思い浮かべた。もう一人の最愛の娘、ラウラの顔もしっかり思い出せる。
元気にしているだろうか。
ラウラもリナと同じように一人前に成長したのだろうか。
こんな間抜けな父親に似てほしくはないのだが。
「……はぁ。いつからそんな面倒な奴になっちまったんだい」
「分かんねぇよ。自分でも不甲斐ないと思ってるけどな」
変わりたいと思って変われるならこんなに苦労することもない。ラウルは酷く疲れた顔で体を起こした。
アウローラはぽりぽりと欠けた耳の辺りを掻き、そこにいた小虫を弾き飛ばした。それから腰に手を当ててラウルを見る。
「不甲斐なくたっていいじゃないか」
「あん?」
「親が子から学ぶことだってあるもんさ。むしろそっちの方が多いくらいだろう。だが悩んでる間にも子は成長する」
「……」
「たかが一回小石に躓いたぐらいでまごまごしてたら、子供は本当にどっかに行っちまうよ。前を見て、進め」
ラウルの目が動いて、アウローラの目を捉えた。
人間族に子供を奪われた彼女の言葉は、重い。
「前へ進め……か。ユイと同じこと言うんだな」
「……やっぱり今の言葉は撤回だ」
ぶすっとした顔でそう言いながらそっぽを向く仕草が、いかにも熊の巨体に似合っておらず、ラウルは短く笑い声を上げた。
「くははっ。そうか、そうだな。前、か」
ラウルは一度目を閉じ、また開いて、空を見た。
雲間から細い光の柱が差し込んでいた。
そう、あの少年も言っていたではないか。ラウルには守らなきゃならないものがあるだろうと。
直後に転移された先には___リナがいた。
「世話を焼かせちまったみてえだな。悪かった」
「……迷惑なもんだよ全く。これで一つ貸しだからね」
「へっ、抜け目ねえな」
ラウルは腹筋に力を入れて、勢いよく起き上がった。
アウローラの言葉が心に響いたとかではない。ただ自分の中身を外に吐き出し、改めて内側を見つめ直すことができただけだ。
未だに進むべき道は分からないまま。
だがこんがらがってショートしていた思考回路はリセットされ、視界が格段にクリアになっていた。難しく考えすぎていた頭が元の思考を取り戻したようだ。
ルシの話では、生きてさえいればいくらでもやりようはある、と唯葉が言っていたそうだが、全く以てその通りだ。
体の血が唸りながら全身を巡り始めるのが感じられた。
「うし、出遅れちまったか。早いとこ行かねえと大物の魔獣が全部リナに取られちまうぞ」
「今さら見栄張ったって意味ないだろうにね……父親の威厳なんてあってないようなもんだろう。何しても無駄無駄」
「うるっせえなほっとけ大熊ババア___うぉお!? 馬鹿野郎、ここで天稟術使う奴があるか! ……いやすまん俺が悪かった謝るから大上段に振りかぶるのはやめろッ!?」
「この犬っころが二度と口きけなくしてやろうかァ!?」
檄を飛ばしながら凄まじい速度で突っ走り始めた二人は、途中でリナたちを追い抜いてしまったことに気付かないほどヒートアップしていた。一切の躊躇なく致死の爪を次々と繰り出してくる熊獣人から必死で逃げながら、心の中でラウルは考える。
(もうリナに、自分は必要ない)
不思議と頭はすっきりとしていた。
思えば彼女ももうすぐ十五歳なのだった。時間は止まるものでもない。あっという間にリナは独り立ちするだろう。
だが___せめて、とラウルは言い訳がましく思っていた。
ラウルが親離れしたのもまた、十五歳、成人の時だった。だからリナにもそうしてもらおう。こんな自分が言うのも図々しいが……成人するまでは、父親の腕に守られてもらうとしよう。
それは最初から決めていたことだ。初志貫徹。邪魔だと思われてもいい。そんなものだ。
(そっから先は……そんとき考えりゃいいか)
ひとまず、見据える未来はそんなものでいい。
短く小さなものだが、それは確かにラウルの新たな『芯』として根を張っていた。
……全てが終わったら、リナに謝ろう。
そして、唯葉にはお礼と___『うちの娘は貴様にはやらん!』と、意地尽くでも言ってやるのだ。
お読みくださり、ありがとうございます。




