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一人の人間が世界を変えられる!?

「ねえ、ぼく君」

 彼女がぼくに問いかけてきた。

「一人の人間が世界を変えることってできると思う?」

「うーん、できるって言いたいけど難しいな」

「そう」

 彼女は悲しそうな顔で下を見た。

「でも、ぼくは君を幸せにできるよ!」

「!?」

「それじゃ、ダメかな」

 彼女は顔を横に振る。

「うんうん、とっても嬉しいわ」

「僕には君を幸せにすることしかできないけどそれでいいかな?」

「うん、答えてもらいたかった答えとは違うけど嬉しいからいいわ」

 彼女はそう言った。

「本当は何って答えてもらいたかったの?」

「私を幸せにできたら教えてあげる」

 そうして幸せな時間は過ぎていった。


 私が考えていた答えは、

「一人の人間でも周りの人を幸せにすることによって、その周りの人がより多くの人を幸せにしていってその繰り返しで一人の人間が少しずつ世界を変えてゆける」

 そう考えていた。

 でもぼく君が真面目に、

「でも、ぼくは君を幸せにできるよ!」

 って言われてマジで嬉しかった。

 ほんと顔見れなかったよ。

 こんな日が毎日続くといいな。

 

 追伸 後になって思い返すとその度に心が温かくなる

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