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異世界でカボチャプリン  作者: マーブル
限りなく混濁に近い美しく蒼きグリテン
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秋のロンデニオン

産まれました。


【王国暦125年10月2日 6:15】


 シスター・リンダによれば、ヒューマンよりもドワーフ、ドワーフよりもエルフの方が妊娠期間が長いんだという。

「それぞれ一~二月ずつ違うね。統計を取ったわけじゃないし、個人差もあるだろうけどね」

「そうなんですか」

 エミーは真っ赤な子供を慈愛の目で見つめながら、シスター・リンダの蘊蓄には生返事だ。

「本当に赤いんだよな」

 フレデリカはやり遂げた女の表情で我が子を評する。ちょっぴり耳が長いのが超可愛い。

 確かにシスター・リンダの言う通り、出産はエミー、私、フレデリカの順だった。ただしエミーもフレデリカもちょっと早産っぽかった。


「この保育器? かい? もっと早くに実用化してほしかったねぇ」

 シスター・リンダのぼやきも宜なるかな、自分の子供に使おうと思わなければ、作ることはなかったもんね。保育器は要するに外界と遮断した状態での保湿、保温容器よね。ガラスの成形が面倒だったくらいで、殺菌、保湿、保温、呼吸に関する魔法陣の記述は難しくはなかった。

「まあまあ。幾つか量産しておきましたので、ポートマットに持って帰って下さいよ。報酬の一部ってわけじゃないですけど」

 シスター・リンダは教会の産婆さんなので、実費以外の報酬はいらない、と頑なに拒否されてたのよね。

「そういうことなら貰っていこうかね」

 すんなり受け取ってくれた。ああ、医療関係用品で、他の人の役に立ちそうなモノなら貰ってくれるのか。


「ふう………」

 やつれた顔のフレデリカが大きな溜息をついた。

「ほらほら、お母さんを休ませてあげようかね。部屋から出た出た」

 エミーはその習性からか、シスター・リンダを手伝おうとしたけど、女王の仕事じゃないだろ、と言われて追い出された。助産婦チームは全部で六名、全員が教会のシスターで二人がポートマット、四人が本部所属のおばさまたち。


 この世界、この時代の出産は自宅でやるのが普通なので、保育器を使うケースがどれほどあるかはわからないけど、病院なるものが増えてくれば、その情勢も変わってくるんだろうね。

 私たちの場合は、ロンデニオン西迷宮の『エミー小屋』で出産しているので、自宅、ってことになるのかな? エミーとラルフが長い間、住環境を整えていたこともあって、迷宮の中だというのに緑豊かで住み心地がいい。子供のために増築もしているし、専属のグラスメイドもいる。


 別室に入ると、エミーは二人の子供達にお乳を与え始めた。

「うーん、ゴメンね」

「いいんですよ、この子たちも私の子なんですから」

 私はお乳の出が悪くて……というか妊娠中から全然でなかったのよね。エミーは元々の巨乳がさらに大きくなって、母性が溢れ出ているかのよう。ミルクの臭いが充満した部屋だからそう感じるのかもしれない。でも、そろそろ出が悪くなってきたこともあって、母乳で育てるのも限界かもしれない。ま、乳母さんも複数いるし、それは大丈夫かなぁ。


 エミーが抱えている二人の赤子は、いずれもエミーと私の遺伝子を持つ。両方とも男の子なのは偶然ではなく、遺伝子と染色体をいじった結果。私の遺伝子がドワーフを基にしているのは確かで、子供達を『人物解析』してみると、ドワーフとヒューマンの50%ハーフ、と表示された。フレデリカと私の子供はエルフとドワーフのハーフ、いわゆる『ドルフ』になる。


「目がパッチリしていて……二人とも女泣かせになりそうです」

 エミーは、将来の女泣かせを見て不敵な笑みを向けた。うーん、母親のこの姿を見ていれば、子供って基本的に逆らえないよなぁ。それは産婆さんチームの人にも言えることだし、乳母さんもそうよね。


 三人の名前については基本的に三人の母親が名付けることにした。

 エミーは洗礼の時にネイハム司教に名付け親になってもらった。当のネイハム司教は驚いていたっけ。

 で、焦った挙げ句に『ジョージ』だなんて平凡な名前がつけられた。ポートマットの執事ジョージもそうだけど、ジョージって名前はやたらに多い人名なので、大体はミドルネームで区別したりする。この子は『ジョージ・メサイヤ』。他にジョージがいなければ単にジョージと呼ばれる。


 私のお腹の子は『ウィリアム・ミカエル』。ウィリアムも多い名前ではあるけど、通称のビル、って呼びたいだけだったりする。ミカエルはマイケル読みでも構わない。本人が好きなようにすればいい。私にしては平凡な名前になったけど、これは「お姉様は奇をてらいすぎます」というエミーの指摘があったから。確かに、私に任せたら『トンペイ(トン)チンペイ(チン)カンタ(カン)』『リク・カイ・クウ』『ホシ・ハナ・ユキ』なんて名前になっちゃうので否定できず、結局、私もネイハム司教に名付けてもらった。


 フレデリカのお腹の子供は、そうなると一人だけ違う人に名付けてもらうわけにはいかなくなり、ネイハム司教に考えてもらった結果、『ケネス・サミュエル』になりそう。通称が『ケニー』になるので、ちょっと格好良い。


 格好良いといえば、ジョージとビルはエミーの遺伝子、ケニーはフレデリカの遺伝子が入っているので、恐らく三人ともイケメンに育つ。ああっ、イケメン息子に囲まれるとか、そんな幸せがあっていいものだろうか!


 穏やかな時間が流れているなぁ、とほんわかしていたのも束の間、すぐに現実に引き戻されるのが常なんだけどさ。


《……マスター・ラルフから連絡がありました。……緊急とのことです》

「あら、ありがとう」

 めいちゃんが平坦な口調で淡々とアナウンスをすると、エミーは穏やかなままに答えた。呑気に見えるけど、それとは裏腹にグリテン王国の周囲は大変に賑やかになっている。


「うん、どっちが来たのかな?」

 エミーは視覚に表示された通信端末のディスプレイを見ているようだ。視線が宙を彷徨うと軽い溜息をついた。それが物凄く色っぽかったので、同性ながらドキッとする。

 子供まで作ったとはいえ、私は別に百合趣味があるわけではない。薔薇でもないし、極めてノーマルのつもり。ん、待てよ、百合と薔薇が合体するのがノーマルなのかな? 薔薇族編集長が提唱した言葉だとも言われているから、混ぜていいのか、悪いのか……ずっと平行線の、交わらない性的趣味なのか……。まあいいか。


「……。イアラと魔族の方ですね」

「ほうほう。ラルフは何て言ってきてるの?」

 今回は、ラルフが内政をほったらかしてパープル方面の現地司令官に就いて待機中だった。初の大役にプレッシャーを感じていたのが小市民らしくて微笑ましかったなぁ。


「宣戦布告があったようです。まだ私が受け取ったわけではありませんけど」

 クスクス、と笑うエミーは慈母のそれで、我が子二人を見つめたまま。いや、端末を操作しているので多少は視線が動いているか。どちらにせよ、自分の国が攻められている女王の所作ではなかった。


「宣戦布告の理由は何だって?」

「ラルフによれば……。イアラの方は『海峡通行安全のために脅威を排除する』そうですよ。『キング・スチュワート』級の三隻はパープル港を本拠地にしていますから、軍事上の目標はパープルの占領、というところでしょうか? 魔族の方はよくわかりませんね。文書からは読み取れないそうですし、ただの与力? にしては参戦の仕方が半端なような気がしますね?」

 一ヶ月ほど前、魔族領は四つあった大きな都市国家が一つに統一された。どうやらグリテンの脅威を説いた賢人がいるらしい。統一されたとはいえ即席には変わりなく、緩やかな軍事同盟の体をなしているに過ぎない。つまり…………。


「グリテンが脅威なのでみんなでやっつけよう。グリテンから奪った分を褒賞にするから、みんな頑張れ、ってところね」

「本当にそうなら、何というか……雑ですねぇ」

「この世界、時代では普遍的で真っ当な思考かもしれないよ? もっと大きな外敵と戦うために声を掛け合うのは文明的ですらある。称賛に値するわよ」

「首魁が一番得をするのをわかって、それでも付き従うとは……」

「うーん……。それほどグリテンが脅威なんでしょ。その人物については魔族領四都市の長、四人のうちの誰かだろうね」

「ああ……」

 エミーが深く頷く。

「ただねー、情報が曖昧なのよね。口が上手いか、顔がいいのかもわからないよ」

「顔……?」

「イケメンなだけで説得力が二割向上するでしょ? だから、統一に向けて動いた人物はイケメンで決定」

「そういうものですか……」

「そういうものです、女王陛下」


 エミーは少し視線を宙に泳がせてから、私に向き直った。

「全土に非常事態宣言を発令、戒厳令を各都市で発令済みです」

「こういうのは女王の名前でやらないといけないしね」

 これでロンデニオン、ポートマットなど、グリテン各港への入港はストップ、現在入港待ちの船については海上で臨検後に荷下ろしのみ許可、となる。


「防衛計画は手筈通りに進行中ですね。イアラからの敵船は警告の後、当方で決めた国境線を越えた時点で帆を攻撃、移動不能にしているそうです。他の三隻は予定通りに?」

「うん、イアラ海峡の南に待機中。ウェルズ西岸に上陸されると厄介だからねぇ。『キング・スチュワート』級はただ大きくて機動性があるってだけの船だから量産は難しくなかったけど、問題は乗組員の方だし、初実戦だからトラブルは起きそう」

 パープルの港付近に三隻、イアラ海峡南に新造の三隻、合計六隻の『キング・スチュワート』級が海峡を封鎖している。新造の三隻はちょっと魔術師の能力不足で火力が足りないかも。


 短文は同報で私にも送られてきた。

「一隻を撃沈、三隻を行動不能に。依然戦闘中……。まずまずかなぁ」

 艦隊戦が始まっている。うーん、せめて現場からの映像がリアルタイムで見られるといいんだけど……。まあ、現場の報告が時間差無しに当方に届くから、十分に便利ではある。ドローンとかを開発しておけば良かったなぁ……。


 海戦の状況を短文でリアルタイムに送ってくるのはパスカルの副官で、彼は別に人形好きというわけではなかったんだけど、パスカルにあげた、私が作ったダミー人形を欲しそうにしていたので……王国海軍仕様の量産型(ネイビーちゃん一号)を一体プレゼントしたところ、それ以来ちょっと目が怪しくなったという、いわく付きの人物だ。

 まあ、彼の新しい性的嗜好はどうでもいいとして、当方の艦隊が苦戦しているように見えるのは予想外のこと。まあ、向こうは二十隻近いらしいし、当方は実働が三隻だから、こんなものかなぁ。


 この世界、この時代の海戦は、船を相手の船に横付けしての、実質は陸戦――――が主流なので、複数の船で特攻をされたりすると、ちょっと劣勢になる。『キング・スチュワート』級は衝角(ラム)を設置していないので、そもそもこの戦法を想定してはいない。

 しかし砲弾が飛び交うわけでもないので、甲板上から当たらない攻撃魔法を撃ち合うことになる。

『キング・スチュワート』級は、この当たらない魔法をどうにかして当てようという発想で作られていて、砲術士を何名か育成して、その号令によって、船体側部の魔法陣から魔術師が魔力を込めて、攻撃魔法を撃ち出す。砲列艦のように並べて面制圧をしながら砲撃精度を高める、という具合。

 この短時間で直撃を食らわせたのなら上等かしらね。


 続報がラルフからくる。

「あら、やっぱり水中からも来ましたね」

「うん、想定内だね。魚人(マーフォーク)がいるんだから、当然考えつくもんね」

 パープルの港に上陸しようと、海中を進んできたのは、シェミーの同族。

 水中からの攻撃対策としては…………パープル北迷宮からケーブルを曳いてきて、そこから金属製の網を垂らして、エレ様から電気を供給している罠で……まあ、文字通りに網にかかって感電、浮かんだところを捕獲していってるらしい。現在の捕獲人数は三十余名というから、上陸部隊としては侮れない人数よね。

 このマーフォークの存在があったので、全ての戦力を海上に向けるわけにはいかず、防衛部隊を港にも置かざるを得なかった。


 ちなみに、この罠を設置したのは、あの小型潜水艦で、正式に『ノーチラス号』と命名された。海底調査にしか能がないと思ったけど、作業アームを持っているので意外に役立つわね。

「海底資源の調査のために作ったんでしたっけ?」

「ううん、趣味と実験のため……」

 実際に二万マイルの()()に潜るわけじゃなくて、五千メトル(一万メートル)くらいなら楽々潜れる。まあ、あれって深さじゃなくて距離の意味だよね。三万二千()()()()の海底なんてないもん。いや、この世界ならあり得るのかなぁ?


 ラルフから、更に続報が入る。

「パープル北からの山越え陸上部隊も接敵したみたい。記録上、これだけの大部隊を動員したのって、対魔族領戦だと初じゃないかな?」

 山越えの敵部隊はパープルの街に駐留しているグリテン、ウェルズ混成騎士団が対応中。こちらは黄緑くんが隊長を務めている。


「今までは部族ごとに攻めてきた感じですからね」

「複数部族が協力してきたのは、ちょっと嫌な感じ。二百人規模だから、こちらと戦力は拮抗してるかな?」

「向こうからすれば、今回の攻めが失敗したとしても、魔族領は進歩することは間違いありません」

「本当に戦争っていうのは色んなものを加速させるんだねぇ……」

「そうですね。それが高じて交渉に足る相手になる……といいですね」

 エミーはニヤッと笑った。


 魔族領との交渉は、武力を表に出しての荒っぽい……俗な言い方をすればヤクザっぽいものが殆どだ。今回の戦争で交渉窓口が一本化するのに加えて、どこを攻めて、インプラントを施していけば効率良く占領が可能になるのか。こちらからすれば逆算できることになる。


「ん? ということは、宣戦布告よりも前に戦端が開かれたのかな?」

「そうなりますね。堪え性のないことです」

 エミーはわざとらしく首を振った。イアラに関しては挑発が功を奏して、統一したばかりの魔族連合に助けを求めた。魔族国家がグリテンに攻め入るための援護を側面から行い、魔族領カール、及びラスゴの港から魔族兵たちの輸送を担うことで合意を見たのだという。これはケダモノ騎士からの内通による情報で、それこそ半年前からイアラでの船の建造数は増えていたし、外部からの観察でもバレバレではあった。


 ウェルズの併合宣言と、イアラへの挑発で、魔族領が勝手に脅威に感じてくれて、先に手を出してくれた。しかも、イアラも魔族領も、戦争への備えで統一国家として成立した。無論、それが実態のないものだと、誰もが知っている。

 今のグリテンがどうなっているのか、プロセア軍を敗走させた軍事力を見てどう判断したのか、理解した上で戦端を開いたのなら、情弱過ぎるか、もしくは緩やかな自殺だろう。それでも、攻めざるを得なかったのだとしたら、これこそが()()というものなんだろうね。


「そういうものかな……」

「そういうものです、お姉様。西部山越えが企図されていたということは……」

「うん、パープルの街に向かっている魔族軍の方は盛大な囮の可能性があるね。船を東回りに回そうっていう気配が見えないのがわざとらしすぎる」


 パープルの街を二方面、海中を含めれば三方面から攻める――――のは悪くないアイデアだと思う。だけど現在のパープルの港は防衛用に土系魔法で防壁も高く上積みされ、出向しているブリスト騎士団魔法隊を中心に守備シフトが完璧に敷かれている。


 ギリギリのタイミングでの宣戦布告を見るに奇襲を企図したんだろうけど、失敗したのは明白だった……………とすれば。

「ドワーフ村経由と、東部山越えも同時進行の可能性もありますね」

「うん………………………今のところ大陸との海峡には大規模船団の船影は見えず」

「あの大きな船――――『グレート・キングダム・オブ・グリテン』――――が警戒にあたってるんですよね?」

「うん、潜水試験を兼ねて担当しているよ。海中に潜んでいるとロクな攻撃もできないけどねぇ」


 エミーが言っている長たらしい名前は、建造中だった超ド級のこと。命名権は女王様にあったので、国の名前を代表する大袈裟なネーミングになった。もちろん、命名後には、艦首にナイフで『やまと』と刻んだのはお約束というもの。

 完成したばかりで各種試験をやりながらだけど、実戦投入しなきゃいけない情勢に追い込まれてるのは確か。余裕があるとは言い難い。


「船首に穴が空いてるのはとても新鮮でしたね」

「ああ、うん、表情があって可愛いでしょ?」

 ハハハ、と乾いた笑いで誤魔化しておく。


「ああ、大陸のプロセアじゃないところが攻めて来るかもしれなから、『グレート()キングダム()・オブ・グリテン()』は暫く動かせないね」

 最初に『どっち?』と聞いたのは大陸からの攻勢も予兆があったから。全部が一度に来ても耐えられそうではあるけど、時間差で来てくれるのなら、さらに対処は楽ね。プロセアがゴタゴタしているのは、今となっては吉と捉えていいかな。

「なるべくなら、西()()を先に片付けたいですね」

 西は対処済みとして、ドワーフ村の方は、産後間もない私が担当せざるを得ないかな。

「うん、西と北が同調するのは想定内だけど、本当に大陸側も攻めてくる気配があるのよね。これ……」

「偶然じゃないですね」

 二人で頷き合った。

「当事者同士が連携しあってるんじゃなくて……恐らくは」

 またまた二人で、今度はかなりウンザリした顔で頷き合った。



――――『使徒』が後で糸を引いてるんだろうなぁ……。





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