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異世界でカボチャプリン  作者: マーブル
ウォーク・ライク・ア・グリティッシュマン
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女王陛下の温泉巡り


【王国暦124年11月26日 12:11】


 ストルフォド村の村長さんは、普段着じゃなくて、何だかくすんだ色のモーニングみたいな、見ようによってはフォーマルな服装をしていた。あちこちに継ぎ接ぎがある、古い服だった。精一杯の一張羅が涙を誘うわね……。

 その村長さんは、エミーを見ると素早く跪いた。


「わわわわが村に女王陛下をお迎えすることが出来まして、大変に名誉なことです」

「いつもブリスト南迷宮がお世話になっていますね」

 エミーはこの村に来たことがあるし、村長に会ったことがあるにはあるんだけど、その時は馬車の中にずっといたし、実際に会ったのはピンク色のハート様状態だったりする。

「勿体なきお言葉……」

「いいえ、これからも村の発展に尽力して下さい。国も、ノクスフォド領地も、可能な限りの支援を行いますから」

「はっ、ははぁ~」

 カクカクッと、村長さんは腰を折り曲げて、合掌してお辞儀をした。ちょっぴり膝に頭が当たったので痛そう。


 エミーの言ってることはリップサービスではなくて、バス=スパ地域を発展させるには中継地点として、ストルフォド村は重要になるから、多寡は不明ながら、国費が投入されることは間違いない。本来、この村はブリストの衛星村で、村長さんは代官に相当するから、国が直接介入することは越権であってあまり宜しくない。けど、午前中のオースティンとの会談は、この点も議題にされていた。


「お待ちしておりました、女王陛下」

 ここで待ち構えていたのはダニエルで、先乗りして配下を使い、遺跡の温泉を入浴可能なように掃除をさせていた。

「ありがとう」

 エミーはダニエルに対して、短く謝意を伝えた。


 この二人の間柄というのは一応は兄妹、ってことになっている。関係性はナナフシ姉妹に近いのかな。王位継承権こそ正式に放棄しているものの、ダニエル以下、生存している王族は、スチュワートを含めていまだウィザー姓を名乗っている。エミーも、自分を『ウィザー』だと名乗っているので、話としては分家筋のエミーが本家になり、今までの本家が傍流になったという扱いになっている。


 一方で『ウィザー』姓はウィザー城周辺を含む地域の領主であることを示す。地域にはロンデニオンを含むので、ロンデニオン公爵でもあるわけね。

 ウィザー姓を名乗ることは、領地への継承権を宣言していることでもあるので、この点についてはエミーも気を使ってタッチしていないみたい。経緯はどうあれ、エミーがまんまと王位を簒奪した事に変わりはない。

 スチュワートの係累っていうのは、それこそグリテン国内、ウェルズ、大陸のあちこちにいる。殆どの継承権持ちを殺したつもりでもいる。だから、エミーが血統的に正しい、と強弁出来なければ、他国の介入を招く。


 インプラントは、その強弁を押し通すためのツールでもあったわけで(ウェルズに於いては強弁する必要もなく、エミーは直系の子孫だった)、内戦を回避しつつ、強権を確固たるものにした。しかしインプラントは施されている人にしか効力がない。大陸側にいるだろう、顔も名前も知らない遠い親戚が大声を上げる可能性はとても高い。


 なるほど、エミーが警戒しているのはその点なのだ。吹っ掛ける文句があれば正当性を主張できるので戦争のネタができる。領土を広げることが領主の本能というやつらしく、自領地の管理もできてやしないのに、無駄に戦おうとする。

 実際に大陸からグリテンへのちょっかいっていうのは、その辺りに理由があるらしいし。


 元の世界の研究では、中央集権体制の場合、中央から辺境への連絡が二週間だっけな……十四日より遠いと、領土として成立しない、みたいに言われていた記憶がある。その意味では、ローマ帝国がブリテン島を支配するギリギリのラインが、アントニヌスやハドリアヌスの長城だったのかも。この研究自体はモンゴル帝国の話らしいけどさ。


 ともあれ、恭順を示してエミーに従っているダニエルに、報いたい気持ちもあるんだろう。ウィザー姓を名乗らせているのは、エミーに子供が出来るまでは、継承権こそないものの、実質のナンバー2として扱いたいのかもしれない。子供が出来てしまえばお役ご免、後は転封させることになるだろう。どんな裁定でもダニエルは文句を言わないだろうけど、気遣う必要はある相手、と認識はしてるみたい。

 スチュワートはやや暗愚ではあったけど、平々凡々と国家運営するならそれほど愚王というわけではないし、エドワードを除いた他の兄弟姉妹の中では飛び抜けて聡明なダニエルから、継承権を奪ってしまった引け目のようなものが根底にあるのかもしれない。

 ということでエミーはダニエルに対してはちょっと余所余所しい。未だに何と呼べばいいのか、決めかねているという感じ。


「いえ、陛下、臣下としましては当然のことです。調査団の学者、その弟子も使いまして、陛下がお入りになっても問題のない状態にまで回復致しました」

「ありがとう」

 エミーはそれ以上は何も言わず、ただ聖女の微笑みを向ける。ダニエルにしてみればそれは最大級の賛辞で、親愛の情は十分に受け取っている。ただし、そのダニエルが向ける敬意は、女王陛下にではなく、恐らくは高位迷宮管理者に対してなのだろう。

 そして、きっと、この二人の齟齬は永遠に解消されることはないんだろうね。

 で、案外エミーはブラコンなんじゃないか、と疑念を持ってみたり。




【王国暦124年11月26日 13:26】


 猫バスとロイヤルトランスポーターがバス=スパ地域に入ると、東側からの光が壁によって遮られて、一気に暗くなった。

 この場所は西側を砲撃して崩したから露呈したわけで、東側の石の台地はまだ残っている。それが日光を遮っているので、ちょっと冷え冷えした印象の遺跡ではある。

 猫バスを縦列にして、真ん中にロイヤルトランスポーターを配置、そのまま街と思しき中に入り、ゆっくりと進む。


「はぁ~」

 エミーにしては珍しく、窓から見える遺跡を見ては感嘆の溜息をついていた。

「千年前の遺跡……ドキドキするよね」

 白い壁、建築様式、建物の配置、下水道などのインフラ。千年以上前の遺跡だというのに、基本的な概念は現代でも立派に通用するレベルで整っていた。

「お姉様、降りてみたいです」

「うん、じゃあ、ラルフ、操縦代わるよ」

「うん、わかった」

 私がロイヤルトランスポーターの操縦を代わる。短文で護衛関係者全員に、一斉に同報を流す。

 駐車場のような広場が整地されており、そこで猫バスを含めて全台を駐める。


「ラルフ、フレデリカ、先に出て」

「了解した」

「わかった」

 二人が車外に出て、周囲を確認する。その間に、猫バスから降りてきた騎士団員たちが周囲を探索する。もちろん、周囲二百メトルほどの範囲には危険な物体も対象もない。それでも警戒しつつ、同心円を描くように護衛が展開、女王陛下の散歩を安穏なものにするために気を配る。


 フレデリカにエスコートされながらロイヤルトランスポーターを降りると、エミーはキョロキョロ、と周囲を見渡した。続いて私も降りて、ロイヤルトランスポーターとのリンクを切り、外部から施錠しておく。

 ラルフが前、フレデリカと私でエミーの後について、三角形になるように並んで歩く。私たちの後には黄緑くんと壁妹がいる。

 ラルフもフレデリカも、護衛任務に集中して、声こそ上げなかったけど、千年前の町並みを間近で見ることは驚きを禁じ得ない様子だった。


「ちょっと硫黄臭いのが玉に瑕かしら」

 後を向いたままのエミーに話し掛ける。

「本当に興味深いです。迷宮とは違って、止まった時を見せられているような……」

「ロマン帝国の遺跡だけに、ロマンがあるよね」

「ああ、ロマンって、そういう意味だったんですか?」

 例の書架にあった本の中には、そういう表現があったんだとさ。意味がピンと来なくて、首を捻っていたそうな。

「元の世界では広範な意味で使われてたんだよね。元々は物語っぽい、本当の話っぽくない、っていう意味らしいよ。そこでロマン的な素敵な話だなぁ! って使ってたっぽい」

「へぇ~」

「え、ロマンチックって……ロマン帝国……ローマ帝国とは関わりがないのか?」

 周辺の警戒が済み、余裕が出たフレデリカが訊き返す。

「ないらしい。でも、あってもいいじゃん」

「ロマンがないと、ロマンの欠片もないし」

「うんうん、フレデリカはよくわかってる」

 私がフレデリカを褒めると、エミーはぷぅ、と頬を膨らませた。


 暫く歩くと、調査団の団長さん……ノックス在住の考古学者、ナサニエル師が合掌してお辞儀をしながら待っていた。ターバンを被った浅黒い肌のいかにもアスリム風の人で壮年の髭モジャさんだ。

 目が厳しいので学者と言うよりは冒険者、狩人の目をしている。この人はノックスの街のナンバー3くらいの人で、街の運営にも関わっている人なんだと。ファリスやダニエルとは知己らしく、それで調査団の団長に抜擢された、という経緯がある。


 少し離れた位置で、ナサニエル師は跪いて目を伏せ、挨拶の口上を述べた。

「お待ち申し上げておりました、女王陛下。調査団団長のナサニエルと申します」

「ご苦労様です。お話は聞いていますよ」

「はい。この遺跡は千年以上前の、ロマン人が造り上げた、大規模娯楽施設です。入浴設備と共に仮の宿泊が可能な施設が併設されておりました」

 ナサニエル師は殆ど前置き無しに説明を始めた。


「見た感じでは、ホテルがあるようには見えませんね?」

 我が意を得たり、とナサニエル師はキラッと目を光らせた。

「はい、陛下。下水道、上水道の配管跡が見つかっております。また、ホテル跡地からは一定の区域から食器が見つかっておりますが、実際に宿泊していた部屋と思われる場所には生活の跡がまるでありませんでした。これにより、食堂のようなものがあったのではないか、と推測される次第です」

 なるほど、それならばホテルかも、と推測は立つ。調査団は刷毛を使って丁寧に土を払っていたけど、調べていたのは当時の風俗や文化だったというわけね。


「発掘されたモノは、食器や什器、装飾品などです。石の台地に覆われていたためか、腐食は思ったよりも進んでおらず、ほぼ原形を保っています。こちらの指鍵など、まだ使えそうなほどです」

 空気を遮断した格好になったので、余計に保存性が高まったと。

 ナサニエル師は跪いたまま、エミーに捧げる格好で指鍵を見せた。ラルフがそれを受け取り、エミーに見せる。

「これは……青銅?」

 ラルフにしては正しい見立てだ、と私は頷いた。


「簡易的ではありますが、小さな鍛冶屋跡地も見つかっております。それよりも特筆すべきは浄水、給水設備であります。この場所から、ヘベレケ山に向かって、水道橋が存在したようです」

「水道橋?」

 近くに後楽園ホールがある……ってオチじゃないわよね。


「はい、陛下。上水を遠方から引いてきたのです。この水は、入浴設備に使用されていた形跡がありました。つまり、この入浴設備は、天然の温泉ではありません。地下の熱源に、水を通して温めたお湯を使用していたのです」

「まあっ。では硫黄については?」

「鉱石の採掘は可能です。露天掘りをした場合、地下の熱源に影響を与える可能性がありますので、慎重に採掘しなければ危険だと警告させて頂きます」

「なるほど、短期間で良く調べてくれましたね」

「はい、陛下。しかし、これで全貌が見えたとは判断しておりません」

 ナサニエル師が言葉を句切る。エミーが続きを促す。


「はい、陛下。ロマン人に必須の娯楽設備といえば闘技場です。特徴的な円形をしている、と伝えられていますので、見つかっていないのは、まだ石の中に埋まっているものと考えられます」

 ナサニエル師の言う通り、街から見て東側と南側には、まだ何かが埋まっていてもおかしくない。水道橋は東側に向かっているし、街を貫く道は北側に建物が集中していて、南側は半分以上、石の壁の中に埋まっている。やっぱりあるじゃん、後楽園ホール。きっと壁にグローブの跡があるんだぜ……。


「円形闘技場が見つかってこそ、ロマン人の遺跡として価値が出てくる、と?」

「その通りです陛下。学術的には、ここで発掘調査を止めることは勿体ない、と申し上げざるを得ません」

 学術的には、とナサニエル師は言い切った。考古学的な、趣味的なものでしかない、と理解しているのだと。

 古い文化を研究することには一定の価値があるだろう。歴史を知ることは未来の道しるべになる。しかし無尽蔵に調査資金があるわけではなく、予算を割り振ってもらうためには、ナサニエル師が、この遺跡の重要度を女王陛下に、どれだけアピールできるかによる。


「黒魔女、如何お考えですか?」

 エミーは判断に困って、私に訊いてきた。お姉様、と呼ばなかったのは他人の目があるからだろう。だから私も丁寧な口調で答えることにする。

「例の迷宮の素材として、街を覆う石材を優先的に採掘する予定になっています。数回の往復が必要になるでしょうけど。遺跡の保全に関しては継続的に進めるべきだと考えます」

「その根拠は?」

「文化的な遺産は失われると、二度と元に戻りません。この地で何があったのか、それを示す物証は必要だと考えます。我らのルーツを知っておくことは、民族の、国の自己同一性を保持する根拠になり得るからです」

「自己同一性とは?」

 アイデンティティ、という言葉が直訳されたらしく、エミーが聞き直してくる。


「ある者が他者とは違う、ということを区別する概念のことです。グリテンに住む人がグリテン人だと自らを認識するためには、過去、この地にロマン人の遺跡があったことを知らなければならないでしょう。為政者に都合の良い改竄された歴史ばかりを並べては、民度の低い軽薄な歴史観しか醸成されないと愚考します」


「なるほど、一理ありますね。ナサニエル。考古学者として意見はありますか?」

 エミーは私の意見に頷いた後、ナサニエル師にも訊いた。


「はい、女王陛下。黒魔女殿と同じ考えでございます。現実として、ロマン人がグリテン島を占領する以前のことは殆ど物証がありません。魔族領域に行けばあるいは残っているやもしれませんが、これも後の為政者が破壊し尽くした可能性が大きいのです。これを蛮行と見るか、政治的に正当な行動と見るか、双方の視点が必要でしょう。後の人間は歴史を知り、学ぶことで叡智に変えることが出来ます」

 予算の獲得と共に、ナサニエル師は考古学者の本能というやつで、遠い昔、ここで何があったのかを知りたいと強く思っている。だから必死だ。


 エミーはしばし思案顔になり、何事か頷くと、ナサニエル師の顔を直視した。

「…………将来的に遺跡を保全するとして、現段階で使用に耐える入浴施設を修繕、使用できるように。入浴料を徴収するなどして……調査費を自力で稼ぐ努力をしてみてはくれませんか?」

「自力で、でありますか……?」

 商売っ気が女王陛下の口から出たことに、ナサニエル師は驚き、思わず訊き返す。

「硫黄の採掘に関しては国から人を出します。しかし、硫黄関連以外は、それほど予算を出す訳にはいきません。そこで、入浴料以外の商売も認可しますから、ナサニエルの責任の下、自助努力を前提に発掘調査の継続を命じます」

 ナサニエル師がぽかーんとしているところで、エミーは私に振り向いて、ウィンクをした。聖女らしからぬ、ちょっとしたイタズラを思いつきました、というコケティッシュな笑みだった。


「バス=スパ名物を作ればいいのですよ。なに、簡単なことです」

 私がにこやかに言うので、ナサニエル師は眼光を鋭くして、眉根を寄せた。ロマン饅頭とか開発すれば売れるよ? それ以前に、大規模浴場は幾つも作っているからノウハウはあるし、タオルや石鹸で儲けたりと、なに、やりようは幾らでもある。

「黒魔女が協力してくれるとのことですし、後世に名が残りますよ?」

 エミーの言葉がナサニエル師にズバズバと突き刺さった。この話を受けることは考古学者として悪いことではないはずだ。


「はっ、最大限の努力と、成果を挙げてご覧にいれます!」

「よろしい。頼みましたよ。ところで、入浴をしてみたいのですが?」

 やっと本題に入れましたよ、お姉様、とその視線が語っていた。

「こちらでございます、女王陛下」

 ダニエルがスッと寄ってきて、学者様との対面は終わり。

 女王陛下とフレデリカ、私は、スキップしながら、ロマン浴場へ向かった。



【王国暦124年11月26日 14:13】


チャポン……


 仮復旧した入浴施設は、広さ的には二十畳くらい? 十分に大浴槽で、湯船は石造り、床板にはタイルが敷いてあった。水道橋はまだ修復されていないので、ダニエルの部隊が海から汲んできた水を蒸留したものを使っている。塩の結晶ではなく、汗の結晶ね!

 脱衣所の前に門番としてランド卿を配置……本人は一緒に入りたがったけど、今は男子禁制ってことでエミーが威圧すると、シュン、と小さくなったスライムがちょっと不憫で可愛らしい。中身は爺さんだけどね。


「お姉様、これは温泉ではない、と言っていましたね?」

 エミーが白肌を桃色に染めて、手元のお湯を掬い、クンクン、と臭いを嗅いだ。

「うん、ちょっと硫黄臭いよね。温泉成分に水をぶっかけて混ぜただけ」

「それは温泉ではないのか?」

 フレデリカが水音を立てる。

「厳密にはちょっと違うけど、同じモノと考えていいかなぁ」

 元の世界で言えば箱根湯本温泉のようなもの。ん、ってことはだよ? このバス=スパ地域の硫黄噴出エリアは湯本とか呼ばれるようになるわけよね。やべぇ、ロマンスカー走らせないと……! 名物は饅頭と木組み細工……。


「ナサニエル師には厳しいことを言ってたけど、本心からじゃないでしょ?」

「予算ばっかり請求されたので、ちょっと癪に障ってたんですよ。学者さんには経済観念が乏しいことが多いですけど、ああ言われたら奮起せざるを得ませんからね。それに、お姉様が手伝うでしょう? 全部をやらせないで、彼らにも当事者意識が芽生えれば重畳です」

「なるほどねぇ……」

「ううむ、さすが女王陛下だ」

 フレデリカが偉そうに唸った。

 温めのお湯は長時間入ってられそうで、あまり入浴の習慣がないグリテン人でも受け入れられそう。天然温泉、とは言えないけれど、将来的には観光地として脚光を浴びる……そんな気がしてならないの。



――――それがバス=スパ温泉デルコラソン。良いお湯でした。






※誰得かはわからないけどラルフと壁妹の入浴は次回!


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