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異世界でカボチャプリン  作者: マーブル
おんな港町ブルース
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ブリスト南迷宮の開放


【王国暦123年1月5日 7:41】


「それじゃ、正面扉を開放いたします。ブリスト南迷宮の一般開放を始めます」

 私が宣言すると、クロイ先生やギルド職員たちが総出で……疎らな拍手をしてくれた。やっぱりあれかな、テープカットとか必要なのかしら。


 ブリスト南迷宮に帰ってきてから二日、冒険者ギルドの体裁を整えて、持参した革でいくつか家具を作って、とりあえずの船出となった。これで冒険者ギルド出張所も正式に運営開始となった。告知したわけじゃないので、別に初物好きな冒険者がやってくる訳でもなく、実に静かな初日となった。

 特に宿泊施設や飲食店がないので、いきなり大勢に来られても困る、という事情もあったりする。


 ギースたち領民は問題なく働いているようだ。人数頼みの突貫作業で、群がるように石を積み、一日一棟のペースで自分たちの家を建てている。木工の方が間に合わないくらいで、こちらも専門技術が必要なので、ギルバート親方仕込みの技を伝授している。もう二~三日は木工を鍛えようかな、と思う。教える方も教わる方も、()()()には変わりないんだけどさ。


 木工は今のところ、床板とそれを支える柱、窓枠、木戸、木扉がメイン。テーブルと椅子、棚だけを延々作り続ける担当もいる。一度担当を決めたら、熟練度を上げるためにしばらくは担当を変えずに作り続けるように指示しておいた。決して木材を豊富に使っている訳じゃないけど、規模だけなら大きな木工所と言えるかも。グリテンの伝統的には釘を考え無しに使う工法なんだけど、あまり鉄を使いたくないので、可能な限り木組みで処理するように指導している。これは後日の修理が簡単になるように、という配慮でもある。


 木材は長物ゴーレムを使い、半魔物たちに回収を命じた。まだ街道工事の時の副産物が、かなり残っているから。

 ブリストの街も木材が豊富、というわけではなさそうなんだけど、これはどうやらウェルズ王国からの輸入材が多いみたいだ。ブリストからウェルズの首都、カディフにお金が流れているので、他の――――たとえば綿――――素材にまでお金を払うとお金の流出が止まらなくなってしまう。

 なるほど、それは危惧してもいいわね。


 このあたりは、元ブリスト支部の受付嬢、サロメが言っていたことだけど、そのウェルズ王国は、国内にそれほど大きな街はなく、自然素材や原料が豊富………。木材、鉄鉱石、それに少量の銀……。グリテン島では珍しく砂浜もあるそうで、質は悪いけどガラス製造もしているそうな。


 ガラスといえば、当方の建材としてガラス不足も問題よね。木戸があれば灯り取りとしては、開放しちゃえばガラスは不要ではあるんだけど、どうしても室内が暗くなってしまう。

 ということで、次善の策として窓枠ごと後ハメできるようにしておいた。これは数が数なので、色々落ち着いたら材料を揃えて一気にやっちゃおうかと思う。

 何とか、そのウェルズ産の珪砂を入手できないかしら……。


 作業と建材の手配を考えつつ、ギルド職員も半魔物たちも、平常のシフトに戻す。ギルドの方はしばらく冒険者なんてこないだろうから、暇なんだろうけど。私たちは冒険者ギルド出張所の所長室に移動して、今後について話し合いをすることにした。


「これで格好は付いたな」

 クロイ先生は満足そうに言った。この人は自分ではあまり動かず、指摘して他人にやらせてばかりなんだけど、指摘の殆どを正攻法で解消して回ったので、段々と指摘する箇所が減って、それに伴って口数も減っていった。クロイ先生の権限は冒険者ギルド関連に限られるので、虚勢であっても張っていないと体面が保てないのだろう。その辺りが感覚で理解できていないほど、愚鈍というわけではないから。


「そうですねぇ……。先生のご指摘がまだありそうなので、しばらくは、この迷宮を中心に活動することになりそうです」

「ふん、まあ、細かいところは色々あるがな。明日からはどうするんだ?」

 大まかな指摘は潰した、という自負はある。私は明日の予定を話す。

「はい、明日はストルフォド村に行きます」

「漁業指導だったか?」

「そうです。王都並みとは言えずとも、もう少し食生活が豊かにならないと、冒険者も寄りつかないでしょう?」

「ふん、そういうことか。冒険者の方は、そのうちに食いはぐれたブリスト支部所属の冒険者がゾロゾロやってくるだろうよ」


 クロイ先生曰く、ブリスト支部も魔物の討伐案件が減っていて、つまり冒険者のニーズが減っているそうな。これはザンの話の補足でもあるんだけど、ドワーフ村のある山脈、その山に向かって魔物が集まり、結果としてその他の、人間の生活圏が広がっているのだという。


「まあ、それはあくまで個人的な見解だけどな。ドワーフ村での採掘を依頼している身なのでな……。採掘師によれば魔物との遭遇が増えているということなんだ。他の地域では明らかに減っているのにな」

「そうなんですか……」

 クロイ先生の二つ名『水晶』は、付与強化した石を投げる戦闘方法に由来しているのだけど、節制モードの時は単なる石を投げるそうで、本気モードの時には、魔力が乗りやすい水晶を使う。来るべき時に備えて水晶やら宝石やらを集めているらしく、本人は忙しいので人を雇って採掘をさせているわけね。

「うむ。ドワーフ村の穴蔵も深部に行かないと水晶は採れん。以前は洞窟に入らず、山の上にも露出した鉱脈があったのだが、どうやら魔物が多くて近寄れないらしくてな……納品も滞っている」

「それは興味深い、というか気になる話ですね」

「そうだな。元々、あの山脈は北方の魔族との境界線のようなものだ。こちらからも攻められないが、向こうからも攻めづらい。魔族だなんて呼んでいるが、連中が人間と変わらないのは、ブリジットやシェミーを見ていれば理解できる話だろう? 無闇に戦争にならないという点では良いことなんだがな」


 意外と言っては失礼ながら、クロイ先生は戦いよりも平和を好む人なのかしら。このブリスト南迷宮出張所は、グリテン王国内にありながら、グリテン王国ではない、という土地柄もあって、周辺の情勢と無関係ではいられない、難しい運営を迫られる。

 本部所属の上級冒険者は皆、脳筋だけじゃないというか、それなりに深く思考できる人ばかりだから、戦って白黒つけようぜ! みたいな施策にならないのはありがたい。なるほど、私じゃなくて練達の冒険者であるクロイ先生が所長なのも納得というもの。むしろ、私を抑えるための人事なんじゃないかと疑う。


「冒険者ギルドとしては討伐依頼が増えて、悪いことじゃないような気もしますけど?」

「そうでもないんだな。ドワーフ村支部は迷宮内部に特化しているからな。その直上の山中にいる魔物討伐にまで手が回らないだろうよ。それこそ本当に困っているなら『黒魔女』でも投入すれば済むことだから、本部としては放置しているか、別に思惑があるんだろうな」

 こういう、ブリジットやザンとは違う、ちょっと俯瞰できる位置からの意見は興味深い。本人の性格は別にしても、クロイ先生の立ち位置は貴重なものだ。まあ、部下掌握みたいなのは上手くないんだけどね……。


「迷宮管理をお手伝いしている身としては、単に殲滅してこい、という命令には承伏しかねますけどね。ドワーフ村迷宮の浅いところにまで魔物が溢れている、ということなら鉱物の産出量に影響があるでしょうから、対処が必要になりそうですけど」

「今のところはそこまではいってないようだが。それより、今は自分たちの身の回りをどうにかせねばな」

 クロイ先生は肩を竦めた。話を戻そう、と言っている。確かにズレ過ぎた。


 私は一呼吸置いた後、

「ストルフォド村の村長に話をしまして、半ば強制的に食糧の提供をお願いすることになりますね」

「あそこの村にそんな余裕があるのか? ボンマットからここに来るまでの途中で寄ってみたが、寒村にしか見えなかったぞ?」

「多少はブリストの街から入植者を投入しているそうですよ。規模は知りませんけど」

「場合によっては、こちらから人員を出すことも念頭に置いているわけだな?」

「そうですね。村を挙げて迷宮との商売に乗り出してくれないのであれば、強引にやらざるを得ません」

「勝手に漁をして、勝手に持ち帰る、ということか?」

「いえ、養殖事業を始めようと思っています。無闇に海洋資源を消費するだけではよろしくありません」

 正確には畜養になるんだろうけど。ポートマットでは生け簀による漁獲量管理をしていて、その経験ややり方を、さらに小さな魚を対象にしようというもの。


「本当に奇異なことを考えつくんだな。かくも迷宮管理者というのは、多岐に渡る知識が必要なものなのか……」

「どうなんでしょうね。好意を持って接してくる人であれば、幸せにしたい、ってだけですよ」

「そう取っておこう。この漁業指導にはどのくらいかかるんだ?」

 私は少しだけ思案してから、

「先方に了承してもらえるなら当日に設置は完了、やり方を示して……あとは加工品の作業もお願いするとして……三日を見ています。ブリストにも行かないといけませんし……」

「そっちは農業指導だったか?」

「いえ、まあ、それも含みますけど、貯水池、水路の建設と土壌改良ですね」

「なんだ、大工事じゃないか」

「んー、まー、ある程度はここに作る、って決めてあるでしょうから、サクサク工事をするだけですね。先方には人手も集めてもらいましたし」

「そういうものか」

「はい。留守がちになりますので迷宮の方は頼みます。オネガイシマスとヴァンサンには、クロイ先生に従うように、と言ってあります」

「うむ、そうか。オネガイシマスはかなり使える男だな。ヴァンサンは反発心を持っているようだが」

「オネガイシマスには、クロイ先生の良いところをどんどん吸収しろ、と言っています。色々仕込んであげてください。ヴァンサンは今まで自由に動いてきた冒険者ですし、腕も立ちます。ですが土地に対して執着がありません。モチベーションの捉え所も私たちには理解が難しいでしょうから、彼の場合は、上から押さえつけるだけでは上手く関係は構築できないでしょうね」

「む……」

 クロイ先生の顔が不機嫌に染まる。良いところ以外は真似するな、ということは、悪いところがある、と言っているようなものだから。ヴァンサンとの関係も良好とは言えず、クロイ先生は苦労している様子だったから、ここで苦言を呈しておこう。


「彼とは徹底的に話し合いをすることを強くお勧めします。時には理詰めだけではなく…………」

「わかっている。お前は本当に小賢しいやつだな」

 クロイ先生が鼻を鳴らす。私とクロイ先生の立場は同格で、所長としては特級冒険者である私の方が先輩に当たる。それなのに責任者はクロイ先生が指名されて、私は副所長的なポジションに就いた。

 確かに、本来なら逆でもいいわけよね。私が三つの迷宮を掛け持ちしながら土木工事をして回っている、という特殊な人物でなければ、そうなった可能性は高い。


 だけど、クロイ先生には冒険者としての長い経験がある。それは是非とも次代に継承してほしい。人格は……まあ、聖人ばかりが上司になるわけじゃないからねぇ。

「ありがとうございます。褒め言葉と受け取っておきます」

 私の正式な立場は単なるアドバイザーでしかないから、誘導の具合も微妙になりがち。それに、常駐しているわけじゃないから、鬱陶しいだろうねぇ。



【王国暦123年1月5日 9:20】


 冒険者ギルドを後にして、木工所にいく。

 早朝から領民たちが作業をしていて、そこから発する木の香りに包まれているのはとても心地よい。

 今回の私の工作は、主に二種類。

 四角い木枠二つで、網を挟んだもの。この網はレックスに頼んで作ってもらった、目の細かいもの。これを二十組ほど作る。


 もう一つは工作というより下準備で、長さ一メトルに分割した浮き桟橋を十二組。ロの字に並べて使うためのもの。

 幾つかは領民たちに手伝わせた。基本は木床と同じだしね。浮き用に軽い木材を積層にして、間に発泡スライムを挟んだ。木材が水を吸いまくっても、これなら容易に浮く。発泡スライムはどうもアルカリ性には弱いようなんだけど、塩水で溶けるにしてもすぐには溶けないのは確認済み。四~五年保てばいい、という発想でいる。


 いずれも簡単な工作だったので、昼前には作業が終わる。夕方までの時間は木工の指導に専念してみた。

 この木工所で働く人たちは、もちろん領民たちが中心だけど、半魔物たちも一定の割合で作業員として働かせている。将来的に領民が死に絶えたとしても、半魔物たちは生き延びる可能性があり、その時に雑務が出来た方がいいから。あとはコミュニケーションを取らせるという意味合いもある。


 半魔物たちは基本的に秘匿性が必要だったり、指示を正確にこなしてほしい任務だったりを任せている。扱いとしては領民よりも上だけど、普段は警備兵でもあるから、領民たちも何となく、扱いに差があることは認識しているかもしれない。この辺りは、『魔物支配』で運用できているかどうか、の差なんだけどね。


 領民たちにはインプラントをしてあるけれど、これの影響は軽微で、多分、領民たちの感覚としては、『迷宮が好きだから応援したい、貢献したい』というファン心理に似たものだと思う。

 弊害としては、彼らは迷宮での素材採りに、つまり狩りに行かせられない、ということか。『魅了』の対象が、案外大雑把なのか、本来の使い方をしていないからか、この辺はまだ工夫が必要だなぁ、と思う。



【王国暦123年1月5日 16:03】


 木工所を後にして、冒険者ギルド出張所の建物近くにある宿舎へ。

 半魔物たちは相変わらず塔の二階層目に住んでいるのだけど、領民たちの居住施設が増えていくに従って、『リベルテ』には二軒の家を割り当てた。一軒はまあ、ヴァンサンとカサンドラの新居というやつで、もう一軒がヴィーコ、マルセリノ、ジョンヒ用、とさせてもらった。だいたいヴァンサン宅でたむろしているみたいだけど、当のヴァンサンとカサンドラは不在のことが多かったりする。

 今も、ヴァンサン宅に三人いるし。


「おっ、黒魔女様だ。怖いネ」

「怖くないです。先日の護衛はお疲れ様でした」

 私がロンデニオン西迷宮に行っている間、ヴィーコとマルセリノは無事に帰還していた。キャリーゴーレムは事故っちゃったからちょっと不安だったけど、何とか保ったみたいでよかった。

「護衛任務は割と好きだな」

 マルセリノはニヤニヤと笑っている。

「ポートマットでは煉瓦工房に粘土が必要で、定期的に納品させないといけないので今後も行います。次回は………二日後、マルセリノさんとジョンヒさんに行ってもらおうと思います。そのくらいのペースになりますけどいいですか?」

「問題ない。俺もポートマットの食には興味がある」

 ジョンヒは細い目をさらに細めた。ポートマットが美化されているというよりは、この迷宮都市に何もないからだろうね。ポートマット西迷宮からポートマットの歓楽街へはちょっと距離があるから、女目当てかどうかは知らない。


「ああ、それでですね、次回はポートマットの冒険者ギルドから、鍛冶屋見習いさんを同乗させてほしいんです」

「念願の鍛冶屋さんか。怖いネ」

「怖くないです。ですから、粘土を降ろして、鍛冶屋さんを乗せてから、開拓村に移動して麦を買い付けることになりますね」

「新麦?」

「そうです。今、ブリスト南迷宮にある備蓄食糧のほとんどが古麦なので、一部は春麦用に植えることになりそうです」

 この迷宮周辺の農業としては本命はソバと、水田による米作なんだけどさ。

 この三人の中では、ジョンヒが農業に興味のある人みたいだ。実家……は農家だったそうで、四男坊で土地を継げず、ついでに飢饉で長男が継いだ土地を放棄して、紆余曲折あって、上級冒険者になって、ここにいる。三人とも、それなりに苦労しているけれど、ジョンヒの話は冒険譚と言えるほどに面白い。


「私は明日以降、ストルフォド村に行ってきますので、二日後にゴーレムを率いてポートマットに向かって下さい。準備はしておきますので」

「わかったよ。怖いネ」

「怖くないです」

 苦笑して、私はゴーレム魔法陣の方へ準備をしに行った。



【王国暦123年1月5日 18:24】


 本日の夕食は、一人一丁! 豆腐ステーキがメインディッシュ。

 いい加減大豆の消費量が凄いことになってるけど、余ったおからはパンや混ぜモノに使ったりして無駄は少ない。煎りおからも案外人気メニューで、前日のスープを含ませたおからは、旨味が一杯で、もはや廃品利用だとは言えない。

 元の世界だと、豆腐の製造には、いわゆる凝固剤だとかを使うことがあったりして、大豆の使用料の割にはたくさんの豆腐が製造できたりするんだけど、当然ながら、そんな豆腐は豆腐とはいえないよ……と山岡さんみたいなことを思ってしまう私なので、ここ、ブリスト南迷宮で『豆腐』とは、大豆とにがりだけで製造されたもの、と定義しておいた。

 だから島豆腐みたいに、割とミッチリと重い豆腐なんだけど、このくらいじゃないと美味しくないのよね。ああ、もちろん旅もさせないよ?


 私の夕食は、半魔物たちの食堂と、領民たちの食堂と、日ごと交互に通うようにしている。これもコミュニケーション不足を気にしてということでもあるし、半魔物と領民たちで相談事がかけ離れているということでもある。


 たとえば、半魔物たちは、

「マスター、長物ゴーレムの運用についてなんですが……」

「東南の遊水池の工事はどこまでやる予定なんでしょうか……」

「最近脱皮が……」

「ちょっと進化したみたいで……」

 みたいな内容が多い。食事が終わった後にこうやって相談を受けることが多い。


 領民たちの方は、

「石組みの他にも教えて下さい……」

「料理の味付けを変えてみたいのですが……」

「オカラでクッキーは焼けますか……?」

「母乳が出なくて……」

「歯が痛いです……」

 などと、建設関係、飲食関係の、生活感が濃い質問や相談事が多いかも。

 両方とも、やってることは御用聞きみたいなもので、ちっとも管理者っぽくないのよね。



――――でも、私らしくはあるから、いいかな……。





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