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異世界でカボチャプリン  作者: マーブル
おんな港町ブルース
535/870

次世代の紙


【王国暦122年12月29日 12:32】


 お昼前にはサリーがガラスの部品を取りに来た。迷宮の工房で、サリーは注文の品のクオリティに目を丸くした。

「数は合ってると思うけど、確認してね?」

「さすが姉さんです……」

「いやそれ、ノーム爺さんとシルフがやったから」

《フフフ……?》

《ふふん……?》


 私から魔力が噴き出して、やがてまとまり、ノーム爺さんが現界した。

 シルフの方は、体を六層に分けて、隣接する層同士を逆回転させることで、人間っぽくはなくなったけど、何とか周囲を竜巻に巻き込まないように現界することができた。

 この限界方法がスムーズに出来るまでには、着想を得てから苦節ン日、最上位精霊が自己訓練に励む様は、聞くも涙、語るも涙、ノーム爺さんが迷宮壁の影で泣いていたのをシルフは知らない。ちなみに、その涙の幅は、目の幅だったとかなんとか。


「これがシルフさんですか。こんにちは、シルフさん」

 サリーは無表情ながら首を傾げて挨拶した。『精霊視』を持っていないサリーだけど、魔力の集まりとしてボンヤリと認識できるみたい。会話が成立するのは不思議といえば不思議だけど、あれだ、ミノフスキー粒子下のサイコミュ通信みたいなものだよ、多分。


《こんにちは、可愛い魔術師さん……?》

 チッ、あたしゃどうせ可愛くないわよ……。

《フフフ、主は儂から見れば可愛いぞい……?》

 慰めはいらねぇ……。でもありがとう、ノーム爺さん。私も目の幅の涙を流すとしよう。


「しかし、シャンデリアねぇ……。幾何学模様だから何とか格好が付くとはいえ、サリーにしてみれば苦手な分野じゃないの?」

 無表情なサリーが、口だけをへの字に曲げた。おお、新しい感情表現だな!

「そうでもないですよ」

「そっか……」


 あの後、レックスがデザイン画を見せてくれた。

 レックスの描いた絵というのが、線が少ないのに形状を的確に示した、元の世界基準で見ても見事なデザイン画だったりしたのだ。それに比べてサリー画伯のデザイン画は、伝説になるレベルで下手だ。ところが魔法でやらせると、しっかりとした立体に仕上げてくる。


 この現象? を推測するに、頭で考えている絵を、手を使って表示するという、出力の部分が上手くいっていないのかもしれない。手を使わず、魔法でやらせた場合は人間には不可能な造形も作り出すサリーだから、トータルで見れば器用、と言えなくもない。

 レックスの場合は頭と手が一致しているので、人間としてウルトラ器用なんだろうね。


 二人とも、元々の方向性が、私の血で強化された気がする。サリーの方は残念ながら、相変わらず手先が不器用だけど、本人にしてみれば脳内では造形が成立しているのだから、私やレックスに突っ込まれるのは不本意なんだろうね。


「シャンデリアっていえば十字型が一般的だろうに、よく円形とか考えついたね?」

「ああ、はい、ダンスホールがドーム状になってますよね。それで、効率良く照らすには、円形がいいかな、って」

「なるほどねー」

 効率が先に来る、工業デザインとしては正しい発想だと思う。しかし、元の世界でいえばそれは日本車の発想かもしれない。レックスがイタリア車なのか、といえば、それもどうかと思うけど。


 受け渡しを終えたところで、『めいちゃん』から連絡が入った。

『個体名:カミラが西エリア地上階に到着しております』

「あ、はい、ありがとう。サリーもいこう」

「はい」

 カミラ女史は名字がないんだよね。実に不思議なことだけど、教会には『家』の概念がないので、名前だけあれば事足りるらしい。ただ、同じ名前の人が出来ちゃうので、ファミリーネームじゃなくて、ミドルネームに相当するものを付与することはあるんだと。


『めいちゃん』が言っていた西エリアの地上階、っていうのはトーマス商店迷宮支店のこと。

 正確にはここは迷宮ではなく、迷宮の一部が露出している半端なエリア。カミラ女史をはじめ、ゴードンさんや、工場の監督クラスの人には一定の権限を与えているので、迷宮の方に個体名が登録されている。この辺の仕組みは、ほとんどサーバ管理よね。大まかにグループ分けして、その上で個別に設定しているけど、人数が少ないからできることでもある。もっと人数が増えたら自動で決められるルールを決めておかないと、管理OS(めいちゃん)たちが混乱しそう。


 トーマス商店迷宮支店に上がると、カミラ女史とゴードンさんが待っていた。

 その手前ではペネロペとダフネが窓口で接客をしていた。迷宮支店は工場の建物そのもので、二人が接客をしている背後は一応衝立程度はあるけど、広々とした空間になっている。工場では何かを加熱していることが多いから外気よりは暖かいはずだけど、寒いのは確か。二人の足元をチラリと見ると、例の黒ストを履いていた。ストッキングってば暖かいから、一度履いてしまうと手放せないよね。足に履くものだから足放せないよね。


 うーん、やっぱり、あのエプロンドレスには黒ストは駄目ね。少女らしさは白ストだと思うの。ただ、あと数年もしたら、今の従業員たちの年齢と服装は乖離してしまう。ということは、だよ? 近いうちに大人従業員向けユニフォームも開発しなければならないかな。うーん、エプロンは外せないとして黒ストに合わせるなら暗色系か。お尻を覆う形の暗色系エプロンに白いブラウス……とかかしら。

 カフェの店員ならズボン(パンツ)でもいいんだろうけど、実用一点張りなのがなぁ。歳を取っても可憐さを無くしたくない、それが乙女心というものよ。


「あの――――」

 と、カミラ女史が、妄想をしていた私に話しかけて、現世に戻してくれた。

「あ、はい、お呼び立てしてすみません。実は紙の新製品の提案がありまして」

「まあっ」

 さすがにユリアン司教の薫陶を得ているカミラ女史、お金が絡みそうだと目がギラッと光る。


「また新製品ですかっ!」

「またか!」

 サリーは微妙に鼻の穴を広げて、ゴードンさんは少々げんなりして、言った。

「いや、そんなに驚くようなものでもないです。ちょっと煉瓦工場の方へ行きましょう」

 紙の話をするのに何故? という顔をしたね。まあ、いいからいいから。



【王国暦122年12月29日 13:00】


 ポートマット西迷宮、南西エリア。ここはトーマス商店素材部、というか煉瓦工場だ。

 地上階は西エリアにある工場と同じく、迷宮の一部が露出して、大きな焼成炉の動力になっている。その地下一階に、粉砕機(ミル)と素材置き場がある。

 工場が南西エリアにある、というのは意味があって、このエリアがある位置は、ポートマット町中~迷宮街道から連なる山道に面している。南西エリアの一部には穴が空いていて、ここに素材投入口で、たとえばブリスト南迷宮から持って来た粘土などは、ここにバーン! と投入される。


 山道からは北側に分帰路を設けて、これが迂回路になって、ブリスト南迷宮への街道に繋がっている。投入口の南側には、道を挟んでゴーレムの駐機場もある。今は仮設で土盛りだけど、そのうち本格的に石畳を敷設工事する予定。


 地下一階のミルは四台あって、そのうち三台が、ガランゴロンと回転を続けている。この二台は煉瓦の粘土専用で、これでフル稼働中。もう一台はセメント用ね。

 ミルは口を窄めた筒状の回転体が斜めに配置されていて、鉄球が一緒に入れられて、回転する度に投入された材料をすり潰していく。元の世界でもあった機械ね。すり潰しが終わったら底部の口を開けて材料を排出する。


 私たちは残りの一台の前に集まった。このミルは汎用、というか実験用。

「ミルに、樹皮を剥いた木材を細かく切ったものを投入します。『チップ』と呼んでいます。んー、木材は何でもいいんですけど、いわゆる針葉樹と広葉樹では分けた方がいいでしょうね。もっといえば同じ種類の木材に統一した方がいいんですけど」


「品質に違いが出るわけですね」

 紙には五月蠅いカミラ女史だ。

「そうです。微妙に違ってくるんですね。最終的に漂白すれば、差は小さくなると思いますけど」

「漂白ですか?」

 無表情なサリーが首を傾げる。なかなかラブリーなポーズだ。


「うん、簡易的なものは『浄化』でやってるよね。本来は薬品を使うんだけど。今ここにはない、っていうか作ってないから、そういう工程があるんだ、ってだけに留めておいて」

 次亜塩素酸ナトリウムなんて発明されてないだろうし、毒薬以外の何ものでもないもんなぁ。でも、どうせやるなら塩素系じゃなくて酸素系を開発したい。環境保全は第一命題だと思う。


「粉砕した木材を加熱します。うーん、煮る、でもいいんですけど、蒸す方がいいでしょうね」

「蒸す……。はい」

 カミラ女史がメモを取り始める。

「方法はお任せしますけど、要するにドロドロになればいいです」

「しかし、今入れた木材は繊維が短そう……。それで紙が漉けるんですか?」

「良い質問です、シスター・カミラ。確かに、これでは繊維が短いので、上手く漉けません。そこで、この白粘土を、ほんの少量混ぜます。粉砕時に混ぜてもいいかもしれません」

 ミルから離れたところにある素材置き場を指し示す。煉瓦用の粘土は黒く、それとは異質な白い粘土が目に入る。


「興味深いです、とても」

「姉さんのやることはいつも興味深いです」

 カミラ女史も、サリーも、実にいい顔をしている。ゴードンさんは黙って説明を聞いているだけ。

「えーと、これはレックスに作ってもらった網です。とても目が細かいです。粘土を混ぜたドロドロ溶液を薄めて、この網の上に流します」


「面白いです。これは……大量生産を目指しているものですね?」

「そうです。白粘土によって結合力を高めた繊維同士が紙の体裁を為すわけですね。やり方次第では白粘土を添加しなくても紙になるかと思いますけど、それにはまた別の薬品が必要になったりしますので、とりあえずは白粘土を使った方法を確立したいですね」

「姉さん、その言い方だと、薬品さえどうにかなれば、どの木材でも紙の原料になるってことですか?」


「良い質問です、サリーさん。紙に使う薬品については考え方として二系統あります。一つは繊維を取り出す処理をするための薬品。もう一つは漂白をするための薬品。漂白の方は、原料から木材の成分を抽出する工程と、溶液を文字通り漂白する工程に、分かれます」


「つまり、姉さんの言っている方法で、より白い紙を作るには、三種類の薬品が必要になるんですね?」

「うん。木材の成分っていうのは香り成分でもあるんだけど。これは取り出すと香料や接着剤の原料になるよ」

「しかしながら今回は薬品は使わない方法を目指せということですか……」

 シスター・カミラは思案顔だ。


「はい。溶液を網で抄いた後は、水を抜いて乾燥させて巻き取り。流れとしてはそういうことなんですけど――――」

「やはり最初の工程で安定した溶液を作るのが難しい、と?」

「そうなんです。どのくらい加熱、加水すればいいのか、ちょっとわかんないんです。かなり長い時間煮るか、加圧することになると思うんですけど」

「加圧、というのは何ですか?」

「たとえば、鍋の蓋をしたまま煮た方が、スープの具材が早く柔らかくなったり、ってことは知られていると思います」

「ああ……」

 まあ、説明としてはこれでいいよね。圧力がどうたらよりもわかりやすい。

「爆発する危険もあるので注意は必要でしょうけど。最初は鍋の蓋を固定しないで載せる、くらいのところから始めて欲しいです」

「わかりました。その辺りの加減を試せ、と言うのですね」

「はい。えー、私自身もこの製法、紙()きではなく紙()きですか。手作業じゃない製紙方法を確立させていないんです。溶液を作るところまで、各種実験をして欲しいんです。もちろん、お手空きの時で構いません」

「なるほど、これこそが次世代の紙だと……?」

 私は頷いた。


「いずれですね、手で漉くのは限界が来ます。低品質でも大量に消費せざるを得なくなると思うんです。その時に手作業では要望に応えられなくなると思います。手漉きの紙は高級品、大型の魔道具で作ったものは低級品、とは言いませんけど、安価な紙、のような棲み分けができるようになれば良いですね」

「大型……そうですね、少量作るのが難しそうですからね」

「その通りです。必然的に作る魔道具も大型化するはずです。その時はもちろん、迷宮に作りますから。で、その前に予備実験をして欲しいのです」


 もちろん、私自身が実験してもいいんだけど、教会が絡んでいる、という実績が欲しいのだ。今でも紙作りは教会の大きな収入源になっていて、孤児院の子の就職先としてトーマス商店製紙部が有望になっているものだから、すでにズブズブの関係。

 ここで私だけが製法を確立させてしまうと、教会が確立した製法を使わせてもらっている、という構図が崩れる。きっとそれはお互いのためにならないと思う。


「実験ですね。私自身が関われないかもしれませんが……」

「教会主導でやってくれれば、誰がやろうと構いません。それこそラッセルくんにやらせてもいいでしょう。目標としては十年後に真っ白い紙を流通、ですかね」

 ラッセルくんは、紙漉に特化した技能を持つ孤児院出身の子。今は孤児院を出て、トーマス商店に雇われている。


「それはまた……長い準備期間ですね?」

「そうでもないと思いますよ? 魔道具化も含めてですし。その時点で新型の白紙が流通できれば、もはや紙市場は百年に渡って独占したと言い切っても過言ではないでしょう」

 その『十年』というのは、恐らく産業革命が止められる限界時間。この後は魔法化文明にせよ、機械化文明にせよ、技術革新が始まってしまうのだろう。『使徒』が指示している時間には、それなりに意味があるはずだから。


「あとは……サリーやレックス、ゴードンさんやトーマスさん。その辺りにも協力を頼むといいでしょう。かかった費用は、ドロシーに請求してください」

「ドロシーにですか?」

「彼女なら、トーマスさんに言いにくいことでも相談に乗ってくれると思います。シスター・カミラにとっては妹とか娘みたいな存在でしょうけど、頼りになりますよ?」

「そうですか。検討させていただきます。仰る通りの製法が確立すれば、コウゾだけではなく、多くの種類が原料に使えるようになりそうです。樹皮以外も使えるというのも無駄がなくて素晴らしいですね」

「今でも、麦わらで作れたりすると思いますけどね。原料が安価であればいいのは当然のことですけど、製造にかかる手間も考慮したいところです。大量生産が可能になれば、色んな材料を試してみるといいかと思います」

「………………ということは、この白粘土は、結構なお値段がするわけですか…………」

 コストが気になるお年頃のカミラ女史はさすがの着眼点だ。


「そうですね。元々は陶器用の粘土なんです。さらに輸送に手間がかかります。まあ、手間っていっても大したものじゃないんですけどね。今のところは、より効率のいい製法を確立してください。紙市場を独占することが有意義なのは理解できるかと思います」

「価格決定権ですね?」

「その通りです。そうなると、もはや教会の一事業とは言えなくなると思いますけど」

 実際問題、今でも教会が関わっている、と言えるのは人材の輩出だけで、業務そのものはトーマス商店の人間がやっている。立ち上げに尽力してくれた教会に敬意を示すため、使用料の名目でお金を払っているのだ。トーマスにすればお布施の意味もあるのかもしれないけど、人材供給の繋がりを持っておきたいってことでもあるんだろうね。

 思惑は色々あるだろうけど、私としてはそれに沿う形にしておこうと思う。

 だって、私の周囲って、教会関係者ばっかりじゃんか……。


「ああ、あともう一点だけ。当然ですが、製法や実験内容を外部に漏らしたら厳罰に処します。なので、限られた人間だけを実験に参加させるようにして下さい」

 ゴクリ、と喉が鳴ったのは、カミラ女史とゴードンさんの二人。カミラ女史は良いとしても、ゴードンさんは何かの弾みで外部に漏らしてしまいそう。

 プロセア軍を壊滅させた『ポートマットの魔女』改め『黒魔女』が脅しているのだから、少しはビビってくれないと困りますよ?



【王国暦122年12月29日 13:47】


 サリーは迷宮の工房に戻り、シャンデリアを組み上げるそうな。

 カミラ女史にはああ言ったけど、ある程度は自分でも試してみないといけないかも……。


 ミルの仕組みは簡単だけど回転部分があるため、ある程度の期間を使うと整備が必要になる。この整備が実に何というか……ミノさんかオクさんが呼ばれてミルの胴体を持ち上げて、人間が掃除するという、異種間コミュニケーションが実現している場だったりする。働いている人たちに言わせると、それは感動的な場面らしい。


「感動的なので、予備にもう一台欲しいな」

 と、良くわからない理屈をスペンサーさんに言われて、もう一台作った。つまり五台になったわけで、ちょっとやけくそっぽい。

 このスペンサーさんはトーマス商店素材部の人で、煉瓦工場の工場長で部長さん。ゴードンさんの方は製薬部の工場長なので、立場的に二人は同格なんだけど、スペンサーさんの方が遙かに年長で風格もあり、リーダーシップもあるものだから、嫉妬しているゴードンさんとの仲は、そんなによろしくはない。二人の年齢差は親子ほどもあるから、素直に敬っておけばいいのにね。


「はい、設置しましたよ」

「おお、早いな。じゃあ、この麦芽飴(アメちゃん)をあげよう」

「ありがとう、おじいちゃん」

 と言っておくと、スペンサーさんは顔をクシャクシャにして笑ってくれる。クシャ笑いといえばネスビットさんだけど、あっちは印象がガンジーっぽいのよね。スペンサーさんは顔とかは全然違うけど、イメージ的には大滝秀治さんかなぁ。


 私の周囲には教会関係者以上に老人が多いものだから、つい比べちゃうけどね。

 ちなみに私の脳内ランキングのトップ老人は、ホテル・トーマスの雇われ支配人、ダリルさんかな。あの人、中年過ぎのショーン・コネリーみたいで渋くて格好いいんだよねぇ……。もうね、良い感じの加齢臭がしてさ、老人とダンディの狭間にいるっていうのかなぁ。それが釣り合うのって、人生の中では、きっと青春時代くらい短いよね。だから、男は人生で二回、輝くことが出来ると思うの。



――――私ってジジイ好きなのかなぁ……。





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