真琴のスパルタ修行。(3)
ヨシノ達が真琴の修業を受ける話の続きです。
「アヤメ、ツツジ、戦闘に使用する武器は決まりましたか。武器によって戦闘形態を変える必要があります」
アヤメとツツジが私の執務室を訪れた。
「私は短剣を使用しようと思います」
アヤメは短剣に決めたようだ。
「短剣ですか。それなら身体強化と毒属性付与と高速移動のスキルを授けます」
《スキル万能(創造)発動。身体強化創造》
《スキル万能(贈与)発動。身体強化贈与》
《スキル万能(創造)発動。毒属性付与創造》
《スキル万能(贈与)発動。毒属性付与贈与》
《スキル万能(創造)発動。高速移動創造》
《スキル万能(贈与)発動。高速移動贈与》
アヤメに身体強化と毒属性付与と高速移動のスキルを授けた。
「ありがとうございます」
「私は暗器にします」
ツツジは暗器に決めたようだ。
「暗器ですか。それなら幻影と毒属性付与と飛翔のスキルを授けます」
《スキル万能(創造)発動。幻影創造》
《スキル万能(贈与)発動。幻影贈与》
《スキル万能(創造)発動。毒属性付与創造》
《スキル万能(贈与)発動。毒属性付与贈与》
《スキル万能(創造)発動。飛翔創造》
《スキル万能(贈与)発動。飛翔贈与》
ツツジに幻影と毒属性付与と飛翔のスキルを授けた。
「ありがとうございます」
次にカエデが訪れた。
「私は精神攻撃を相手に送り返すスキルが欲しいです」
カエデは精神攻撃反射のスキルに決めたようだ。
「送り返すですか。それなら精神攻撃反射のスキルを授けます」
《スキル万能(創造)発動。精神攻撃反射創造》
《スキル万能(贈与)発動。精神攻撃反射贈与》
カエデに精神攻撃反射のスキルを授けた。
「ありがとうございます」
ソメイとヨシノは来なかった。
「今日は家事を取り止めて、一対一の模擬戦闘を行います」
《スキル万能(転移)発動》
私達は草原に転移した。
「最初はノゾミ対カエデ。スキルと魔法は禁止とします。始めなさい」
二人共、自分の体力の続く限り戦った。僅差でノゾミが勝った。
「次はアヤメ対ツツジ。アヤメは身体強化と高速移動以外のスキルと魔法は禁止。ツツジは飛翔以外のスキルと魔法は禁止。始めなさい」
《スキル身体強化発動》
《スキル高速移動発動》
アヤメが身体強化と高速移動のスキルを発動させた。
《スキル飛翔発動》
ツツジが飛翔のスキルを発動させた。
アヤメの攻撃はツツジに届かず、ツツジの攻撃はアヤメに当たらず、引き分けに終わった。
「最後はソメイ対ヨシノ。スキルと魔法は禁止。始めなさい」
二人共、不満そうな態度で、不真面目に戦った。
「もう結構です。やる気が無いのなら、家に帰りなさい。サクラさんには二人共、真面目に修行する気が無いと報告します」
「「えぇ~、それだけはやめて」」
二人は真っ青な顔になり、必死で謝罪した。
「仕方ないわね。今回だけは許してあげます。罰として二人は昼まで三倍重力での走り込みをしなさい」
「「分かりました」」
二人は反省したらしく、素直に指示に従った。
「午後は自習とします。各人、得意なスキルや魔法の訓練をしても良いですし。苦手な箇所の克服をしても良いです。後で成果を報告してもらいます」
「カエデ、もう一度、模擬戦闘をしてくれない。勿論、スキルを使用してのね」
「良いですよ。今度は負けません」
ノゾミとカエデはスキルを使用しての模擬戦闘をするようだ。
「ツツジ、午後の訓練どうする」
「魔物を相手に新しいスキルの訓練をするつもりよ。アヤメには当てられなかったから」
「魔物を相手か。私も付き合っても良い」
「構わないわよ。どっちが多くの魔物を仕留めるか勝負よ。今度は勝つから」
「その勝負、受けるわ。勝つのは私よ」
アヤメとツツジは仕留めた魔物の数で勝負するようだ。
「ヨシノ、僕達はどうする」
「魔物狩りをするわ。付き合いなさい」
「分かった。付き合うよ」
ソメイとヨシノも魔物を相手に訓練するようだ。
《スキル身体強化発動》
《スキル高速移動発動》
ノゾミは身体強化と高速移動のスキルを発動させた。
《スキル高速移動発動》
《スキル分身発動》
カエデは高速移動と分身のスキルを発動させた。
最初は分身の動きに翻弄されていたノゾミだが、動きを見切り、カエデに強化した一撃を加えた。
今度もノゾミの勝利に終わった。
《スキル身体強化発動》
《スキル高速移動発動》
アヤメは身体強化と高速移動のスキルを発動させた。
《スキル飛翔発動》
ツツジは飛翔のスキルを発動させた。
アヤメが善戦したが、飛翔のスキルで空を変幻自在に飛び回るツツジ相手には分が悪かった。
「今度は森で勝負しない」
「森だとアヤメが有利じゃない」
二人共、負けず嫌いだった。
《《スキル飛翔発動》》
「ゴブリン発見」
《スキル邪眼発動》
「スライム発見」
〈攻撃魔法ファイヤーボール〉
ソメイとヨシノは飛翔を発動し、魔物を見つけ次第、スキルと魔法で攻撃した。
「私とノゾミ様はスキルを使用した模擬戦闘を行いました」
「私とアヤメは新しいスキルで魔物を仕留めました」
「私とソメイはスキルと魔法を駆使して魔物を狩りました」
「分かりました。明日の修行は私と模擬戦闘をしてもらいます。即死攻撃以外のスキルと魔法の制限はありません。私も全力で戦います」
「「「「「えぇ~」」」」」
マコト様が爆弾宣言をした。
次回もヨシノ達が真琴の修業を受ける話です。




