暗黒世界樹、出現。
暗黒世界樹が出現する話です。
(スサノオ様、あなたを捕食させてもらいます)
《スキル捕食発動》
力を回復させたスサノオが油断して眠っている隙を狙って、ダンテが捕食した。
(これで暗黒世界樹に進化出来る。後は覚醒する時を待つだけだ。それまで姿を隠すか)
「スサノオ様とダンテが行方不明だと。直ぐに探し出せ」
首領の元にスサノオとダンテが行方不明との報告が届いた。
直ちに捜索の命令がされた。
(どういう事だ。まさか、ダンテが裏切ったのか)
首領は困惑していた為にルキの接近に気付かなかった。
ルキが暗器で首領の心臓を刺し貫いた。
首領は悲鳴を上げる暇も無く絶命した。
「首領、あなたの時代は終わりました。これからはダンテ様の時代です」
ルキが冷たく呟いた。
そして、首領の部屋を退室した。
数十秒後。首領の心臓が動き始め、眼が開いた。
(ダンテとルキが裏切るとは思わなかった。しかし、残念だったな。私には複数の命の替えが存在する。二人共、裏切りの報いは受けてもらうからな)
「ダンテとルキが組織を裏切り、スサノオ様を捕食して殺害した。見つけ次第、捕縛しろ」
首領の命令が組織の全員に伝えられた。
組織の総力を挙げて二人の捜索が開始された。
三日後。二人は捕縛された。
「ダンテ、ルキ、残念だったな」
「首領、生きていたのか」
「そんな馬鹿な」
ダンテとルキは首領が存命している事に驚愕した。
「二人共、処刑の前に言い残す事は有るか」
二人に死刑宣告を言い渡した。
「畜生。地獄へ堕ちろ」
「命だけは助けて下さい」
ダンテは怨嗟の言葉を吐き、ルキは助命を願い出た。
《スキル捕食発動》
ダンテは首領に捕食され、ルキは公開処刑された。
「諸君。裏切り者は処刑した。これからは私に一層の忠誠を尽くすように」
首領が本部の配下全員に訓示を行った。
「クラーク博士、貴様を副首領に任命する。飛行要塞アマテラスの建造を急がせろ」
首領がダンテに代わる新たな副首領を任命した。
半年後。首領は覚醒して、ダークドライアドから暗黒世界樹に進化した。
伝説の三眼、黄金色の髪、黒い肌の少年の姿に変異した。
そして、ミラーと改名した。
「諸君。近々アマテラスが完成する予定だ。巨大魔装戦士と巨大キメラも当初の目標の数が揃う。聖戦の時は近い」
ミラーが聖戦の時が近い事を伝えた。
「諸君。遂にアマテラスが完成した。これで組織の悲願達成の準備は全て整った。これより、世界統一の聖戦を開始する」
ミラーが聖戦の開始を宣言した。
全員の歓喜の声が響いた。
次回はソメイとヨシノが冒険に出る話です。




