エントファミリーの過激な日常。
サクラファミリーの日常の話です。
「サクラ様、アルラウネから念話が入りました。森に侵入者です」
従属魔物のヤエが侵入者の存在を報告に来た。
「また盗賊かしら。それとも暗殺者。毎晩毎晩、飽きもせず侵入者が後をたたないわね」
(トレントとアルラウネに命令します。侵入者を捕縛しなさい)
私は侵入者の捕縛を念話で命令した。
「トレントが枝で羽交い締めにしてきた」
「こっちはアルラウネに弦で足を絡め取られた」
「は、離せ」
「助けてくれ」
侵入者達が捕縛され、大声で叫んでいる。
どうやら盗賊らしい。暗殺者なら大声で叫んだりしない。
「捕縛したみたい。ヤエ、尋問するから、地下の尋問室に連行しておいて」
「かしこまりました」
尋問(拷問)用の服に着替えて、地下の尋問室に向かった。
「畜生」
「俺達をどうするつもりだ」
盗賊達が喚き散らしている。
「静かにしなさい」
私は盗賊達を一喝した。
「うるせえ」
「クソババア」
(クソババアって、言ってくれるじゃない。私は二十代よ)
「これから尋問を始めるわよ。素直に白状するなら、痛い目にあわないわよ」
「俺達を甘く見るなよ」
「誰が白状なんかするかよ」
(そうゆう態度を取るんだ。覚悟しなさい)
「ヤエ、右の親指を切り落とします。ナイフを渡しなさい」
「サクラ様、それは尋問ではなく拷問ですよ」
「そうだ、拷問じゃねえか」
「ふざけるな」
「どっちでも同じよ。早く渡しなさい」
「かしこまりました」
私は盗賊達の右の親指を切り落とした。
「ぎゃぁぁぁ」
「い、痛てえ」
盗賊達が悲鳴を上げた。
「素直に自白するなら、これで勘弁してあげるわ。どうするの」
私は冷たい声で自白を促した。
「だ、誰が自白なんかするか」
「絶対にしねえ」
「全部の指を切り落とします。覚悟しなさい」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁ」
「がぁぁぁぁぁぁ」
私は全部の指を次々と切り落とした。
「次は耳を切り落とすわよ。その次は眼を潰すわ」
「わ、分かった」
「や、やめてくれ」
「俺達は麻痺草を盗みに入ったんだ」
遂に自白した。
麻痺草は麻酔薬の原料になる貴重な草だ。
(やっぱり盗賊だった。しかも麻痺草を盗むですって。絶対に許せない)
「残念ね。暗殺者なら洗脳して雇い主を返り討ちにするだけなのに。盗賊ならアルラウネの餌にします」
盗賊達に死刑宣告をした。
「そんな」
「酷いじゃねえか。あんたには血も涙も無いのか」
「失礼ね。血も涙も有るわよ。だけど私はこの森を守護する精霊よ。森に危害を加える者を許すと思う」
「もう二度と盗みに入らない。だから助けてくれ」
「お願いします」
盗賊達は往生際が悪く、命乞いをした。
(うるさいわね)
《スキル睡眠発動》
「朝まで眠っていなさい」
「お母さん、この二人は盗賊なの」
「それとも暗殺者」
娘のヨシノと息子のソメイが盗賊達を見て、尋ねてきた。
「盗賊よ。後でアルラウネの餌にするつもり」
私は盗賊が大嫌いなので、後始末は容赦しない。
「実験材料にするから、私に頂戴」
「僕も欲しい」
二人が盗賊達を実験材料にするから、欲しいと頼んできた。
「構わないけど、何の実験に使うの」
「「スキル」」
(それなら問題無いわね)
「良いわよ。好きにしなさい」
二人は嬉々として、盗賊達を実験に使用した。
《スキル声帯麻痺発動》
(これで悲鳴を上げられないわ)
ヨシノは声帯麻痺のスキルで盗賊Aが悲鳴を上げられないようにした。
《スキル切断発動》
切断のスキルで右の耳を切断した。
《スキル投擲発動》
投擲のスキルで左の眼に針を投擲した。
《スキル邪眼発動》
邪眼のスキルで即死させた。
《スキル燃焼発動》
「ギャァァァァァ、あ、熱い」
ソメイが盗賊Bの右腕を燃焼のスキルで燃やした。
《スキル凍結発動》
「ヒィィィ、冷たい」
左腕を凍結のスキルで凍らせた。
《スキル注入発動》
「グァァ」
注入のスキルで猛毒を血液に注入した。
盗賊Aはアルラウネの餌にした。
盗賊Bは餌に出来ないので焼却した。
次回は暗黒世界樹の話です。




