真琴、サクラとキキョウを分離する。
真琴が融合したサクラとキキョウを分離する話です。
「ゴリ押しのマコトさんですね。初めまして。私はエントの森に住む、カエデです」
「同じくアヤメです」
「同じくツツジです」
突然、三人の少女に取り囲まれた。
「エントの森のカエデさん、アヤメさん、ツツジさんね。それで、私に何の用」
「「「サクラ様を返して下さい」」」
訳の分からない事を要求された。
「サクラさんを返して欲しいって、どういう事」
「惚けないで下さい」
「サクラ様が言っていました」
「エントの森に帰らないのは、あなたに強要されているからだって」
とんでもない言いがかりをされた。
「言いがかりはやめて。私は強要なんてしていません」
私は猛烈に反論した。
「「「嘘です」」」
「嘘じゃないわ。疑うなら、サクラさんに確かめましょう」
「サクラさん、彼女達に聞きました。私が森に帰るなって強要しているって、どういう事ですか」
私はサクラさんを詰問した。
「そ、それは、もう少し見聞を広める為に、つい嘘をついてしまったの」
サクラさんがいい加減な言い訳をした。
「あれほど森を守護する事に拘っていたのに、変じゃないですか。すみませんが、サクラさんを鑑定させて下さい」
「鑑定なんて、お断りよ」
サクラさんが鑑定を拒否した。
《スキル個人情報鑑定発動》
私は無視して、個人情報鑑定を発動させた。
【種族=エント。名前=キキョウ。性別=女性。年齢=二十三歳。出身地=エントの森。趣味=旅。特技=誘惑。性癖=異性との特殊な性行為】
(やっぱり、キキョウか。融合魔法が失敗したのね。後でサエスさんに報告しないといけないわね)
「あなた、キキョウね」
私は問い詰めた。
「ち、違うわ。私はサクラよ」
キキョウは往生際が悪く、否定した。
「誤魔化しても無駄よ。直ぐに化けの皮を剥がしてあげる」
《スキル分離発動》
分離のスキルを発動した。
やがて、二人は分離した。
ただし、三眼はサクラさんに移動させた。
「マコト様、本当にありがとうございます」
サクラさんが礼をしてきた。
「こんな馬鹿な。折角、自由を満喫していたのに。あなたのせいよ」
キキョウは逆に悪態を付いてきた。
《スキル拘束発動》
うるさいので拘束した。
ホウマさんかラムさんに引き渡す事にしよう。
真琴が巨人の勇者をゲットする話です。




