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薬草に転生しました。世界樹に進化します。  作者: 神無月蓮晃
第一章【真琴の転生と進化】
72/129

ルバイラ、新たな体を手に入れる。

ルバイラが隻眼のダークエルフを体を乗っ取る話です。

マコト達がドワーフの国に向かって、旅をしている時、屋敷に侵入者があった。カイハである。

ルバイラの行方を調査する為、侵入したのだ。

しかし、直ぐに侵入を察知されて捕縛された。

「畜生。王樹の女の留守を狙って、侵入したのに」

カイハは悔しそうな表情をして、悪態をついた。

「この屋敷に侵入するなんて、いい度胸ね。拷問と解剖。どっちがご希望」

ホウマさんは相変わらずだった。

「此処にルバイラ様が監禁されているだろう」

カイハは真っ青な顔になりながらも、気丈に尋ねてきた。

「ルバイラって、黒幕エルフの事よね。一応、居るわよ」

「会わせろ」

「良いわよ。マカオ、あなたにお客様よ」

「お客様って、あなたなの。確か、カイハだっけ。何の用」

見知らぬ女が出てきた。

「誰だ、お前は。私はルバイラ様に会わせろって言った筈だ」

「うるさいわね。今、代わるわよ」

「カイハか」

「ルバイラ様?」

女からルバイラの声がした。

「ふざけるな。腹話術はやめろ。ルバイラ様を出せ」

「腹話術ではない。俺の体はこの女に乗っ取られてしまったんだ。しかも、変身だけでなく、性転換までされてしまった」

ルバイラから信じられない事が告げられた。

「そ、そんな馬鹿な」

カイハは困惑し、呆然となった。

「カイハ、どうして、此処に来た」

「首領にルバイラ様の調査を願い出て、了承されたのです」

「首領が。そうか、俺はもう破滅だ」

「何故ですか」

「首領が俺の調査を了承したというのは、俺を始末するという意味だ」

ルバイラから、更なる驚愕の真実が告げられた。

「なるほど、そういう訳ですか」

突然、不気味な声がした

声のした方を見ると、黒装束の男が立っていた。

「お前は暗殺者のルキ」

見覚えのある暗殺者だった。

「ルバイラ様、首領の命令です。死んで下さい」

ルバイラ(マカオ)に向かって、暗器が投擲とうてきされた。

「ルバイラ様」

カイハはルバイラ(マカオ)と暗器の間に割り込んだ。

暗器がカイハの胸に刺さった。

「カイハ」

ルバイラの叫び声が響いた。

カイハは即死だった。

ルキは既に姿を消していた。

「許さん。首領、絶対に許さん。必ず復讐してやる」

ルバイラが怨嗟えんさの声を上げた。

「何、この黒い霧」

マカオの体から黒い霧が吹き出した。

拘束している隻眼のダークエルフの体内に流れ込んでいく。

全ての霧が流れ込んだ直後。

「ハハハハハ。遂に新たな体を手に入れたぞ」

隻眼のダークエルフからルバイラの声がした。

「これで首領と王樹の女に復讐出来る」

〈転移魔法テレポート〉

ルバイラは何処かに転移した。

真琴が極秘依頼から解放される話です。

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