68/129
首領、現れる。
ダークエルフの首領が遂に現れる話です。
「首領、ルバイラが失踪しました。これは裏切り行為です」
幹部の一人が首領にルバイラの失踪を報告した。
「違います。ルバイラ様は、拉致されたのです」
カイハが反論した。
「黙れ。誰にも気付かれずに拉致など不可能だ」
幹部が叱責した。
カイハは反論出来なかった。
「直ちに捕縛して、処刑すべきです」
別の幹部が処刑を進言した。
「そんな、事実を確認もせずに処刑と決定するのは早計です。私に調査させて下さい」
カイハが懇願した。
「良かろう。十日だけ時間を与える」
首領が了承した。
「ありがとうございます」
カイハが礼を言い、退出した。
「ダンテ、暗殺者のルキにカイハを監視させろ。ルバイラは見つけ次第、始末しろ。カイハは裏切り行為をした場合、始末しろ」
首領は冷たい声で、命令した。
「かしこまりました」
ダンテが命令を受諾した。
「此処は廃棄する。全員、速やかに第二拠点に移動しろ」
首領が第一拠点の廃棄を決定した。
乙女の牙&エルフの爪がドワーフの国に行く話です。
(閑話)真琴、新たなスキルを創造するに変更します。




