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薬草に転生しました。世界樹に進化します。  作者: 神無月蓮晃
第一章【真琴の転生と進化】
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麻香緒とルバイラの主導権争い。

麻香緒とルバイラが主導権争いをする話です

「先程の声は何だったのだ。女の声なんて、気持ち悪い。まるでオカマだ」

先程の声の事を思い出して、寒気がした。

「気持ち悪いなんて、失礼ね」

再び、女の声がした。

「お前は誰だ」

どうやら俺の体に何者かが憑依しているらしい。

「私は熊野麻香緒。花の女子高生よ」

「クマノマカオハナノジョシコウセイ。ずいぶん長い名前だな」

「あなた、馬鹿なの。熊野が名字で、麻香緒が名前、花の女子高生は職業の呼称よ」

「つまり、マカオが名前だな」

「そうよ」

「俺の体から出ていけ」

「いきなり大声を出さないでよ。出ていけって言われても、どうすればいいのよ」

「そんな事、知るか。とにかく、早く出ていけ」

「大声出さないでって言ったでしょう。そういう態度を取るなら、絶対に出ていかないわよ。逆にあなたを追い出してあげるわ。覚悟しなさい」

「ふざけるな」

「あの、ルバイラ様、腹話術の練習ですか」

カイハがとんでもない勘違いをしている。

「違う」

「違うわよ」

「やっぱり、腹話術じゃないですか」

「カイハ、一人にしてくれ」

「分かりました」

カイハを部屋から追い出した。

「頼むから出て行ってくれ」

「本当に分からないのよ。それより、此処は地球じゃないの」

「チキュウって何だ」

「私が暮らしていた世界の名前よ」

「この世界はテラだ」

「テラ。やっぱり、地球じゃないんだ」

「とにかく、この体は俺のだ。出ていけないなら、大人しくしていろ」

「何よ、偉そうにしないでよ」

(脇腹をくすぐってやる)

「ハハハハハ、やめろ」

「やめさせてみたら、自分の体なんでしょう」

「出来るなら、さっさとやめさせている」

(私の方が体の主導権が強いんだ)

「どうやら、私が方が体の主導権が強いようね」

「頼むから、やめてくれ」

「分かった」

私は擽るのをやめた。

「ハァハァハァ、畜生」

ルバイラが悔しがっている。

「そうだ思い出した。さっきの銀色の女の子の事を教えてよ。私の知り合いの子の声にそっくりなのよ」

「あいつは敵だ」

「敵って、どういう事」

「言葉通りだ。あいつは俺が必ず殺す」

(殺すって、ずいぶん物騒ね)

「それで名前は何って言うの」

「確か、マコトとかいう名前だ」

(マコト。やっぱり、真琴なの)

麻香緒が性転換する話です。

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