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薬草に転生しました。世界樹に進化します。  作者: 神無月蓮晃
第一章【真琴の転生と進化】
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真琴、麻香緒と再会する。

真琴と麻香緒が再会する話です。

「失敗したようだな。確約通り、従属してもらう」

「お待ち下さい。もう一度、汚名返上の機会を与えて下さい」

「往生際が悪いぞ。従属の刻印を刻ませてもらう。お前の新しい名前はハチオンナだ」

昆虫女王を従属させた。

「ハチオンナ、昆虫王国の全ての兵にルーン王国への進軍を命令する」

「かしこまりました」

「王樹の女でも昆虫王国の全ての兵の進軍は防げまい」

(王樹の女!昆虫王国!意味の分からない知識が流れ込んでくる。私、どうしたんだろう。誰か、教えて)

ルバイラの心の奥底で麻香緒の意識が覚醒を始めた。


「昆虫人の進軍だと」

昆虫人の進軍の報告が王宮に伝えられた。

「直ちに騎士団を派遣しろ。国民への避難を呼びかけろ。それから、緊急会議を開く」

国王陛下が次々と対応策を命令した。

「宰相、マコトに緊急依頼をしろ」


「昆虫人の進軍を防いでくれ。絶対に嫌よ。私は虫が大嫌いなの」

宰相が嫌な依頼をしてきた。断固拒否させてもらうわよ。

「我が儘を言うな」

宰相が激昂して、大声で怒鳴った。

(虫を相手に戦いたくないけど、拒否は出来そうもないか)

「分かったわよ。依頼を引き受けるわ。報酬は弾んでもらうわよ」


「うわ~、虫があんなにいる。見たくないから、さっさと退治しよう」

〈水素攻撃魔法ハイパーハイドロジェンボンバー〉

ハイドロジェンボンバーの強化魔法ハイパーハイドロジェンボンバーで昆虫人達を瞬時に退治した。


「おのれ。またしても、邪魔をしてくれたな」

怒りの声が聞こえてきた。聞き覚えのある声だ。

声のした方向を見ると、ルバイラが怒りの表情で睨み付けていた。

「ルバイラ、遂に見つけたわよ。大人しく投降しなさい」

「黙れ。今度こそ殺してやる」

(あれ、あの子、姿は違うけど、声は真琴にそっくり。声を掛けてみようかな)

「あなた、名前はなんて言うの」

突然、ルバイラが女の声で話し掛けてきた。

(気持ち悪いわね。女の声なんかしないでよ。あれ、今の声は麻香緒にそっくり)

(何だ。今の声は。俺の声ではない)

私とルバイラはお互いの顔を見つめ合った。

「ルバイラ様、お引き下さい」

別の声が聞こえてきた。

(今の声の事もあるし、この場は引き上げるか)

「分かった。引き上げる」

〈転移魔法テレポート〉

ルバイラ達は転移魔法で引き上げた。

(しまった。逃げられた)

私がぼんやりとしている間に逃げられてしまった。ド畜生。

次回は麻香緒とルバイラの体の主導権争いの話です。

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