真琴、東の島国で盗賊に間違えられる。
真琴が東の島国ヤマトに行く話です。
盗賊と勘違いされたり、魔物の封印を依頼される内容です。
「此処が東の島国ヤマトね。江戸時代の日本みたい」
私は極秘依頼の為、東の島国ヤマトに渡った。
エドンの町の近くまで来た。
《スキル創造発動。変身創造》
《スキル変身発動》
変身でヤマトの人に見えるようにした。
「すみません。この金塊をお金に両替して下さい」
両替商越後屋で金塊をお金に両替する事にした。
「お役人に知らせろ」
両替商が私を盗賊と勘違いして、役人に通報した。
「ちょっと、金塊を返しなさいよ」
両替商から金塊を取り返したが、役人に取り囲まれてしまった。
(仕方ない。飛行魔法で逃げよう)
〈飛行魔法フライング〉
飛行魔法で空に飛翔し、その場を離れた。
「酷い目に遭った」
(あの両替商。覚えていなさいよ)
私は復讐を誓った。
「取り敢えず、都に行こう」
ヤマトの都に向かって、飛行した。
「おい、噂を聞いたか。ヤマタノオロチが復活するらしい」
「嘘だろう。そんな事になったら、この国は終わりだ」
「隣国に避難するしかないな」
都ではヤマタノオロチの噂で大騒ぎになっていた。
(ヤマタノオロチって神話に出てくる八つの頭を持つ龍の魔物の事よね。本当に存在するの。まぁいいか。私には関係無い事よね)
私がボンヤリとしていると、いつの間にか大勢の兵に取り囲まれていた。
「御使い様、お待ちしておりました」
巫女装束の少女が声を掛けてきた。
(御使い様って、私の事なの)
「あの、人違いされていませんか。私は御使い様ではありません」
私は必死で否定した。
「いいえ、間違いありません。予言の水晶に写ったのは貴女です」
少女が憧れの人を見るような眼差しで私を見つめている。
(飛行魔法で逃げよう)
〈飛行魔法フライング〉
空に飛翔し、逃げようとしたら、少女が抱きついてきた。
「ちょっと、危ないから離れなさい」
離れるよう説得した。
「絶対に離しません」
少女の真剣な瞳に説得を諦めた。
「分かったわ。話しを聞くから、離れてくれない」
私は折れた。
「先程は失礼致しました。私は神楽と申します。この神社で巫女を務めております」
「私はマコト。旅の冒険者よ」
「冒険者とは何ですか」
「簡単に説明すると、主に魔物を討伐する、何でも屋よ」
「魔物を討伐」
神楽さんの目付きが変わった。
(ドジった)
嫌な予感がした。
「マコト様、お願いです。ヤマタノオロチを再封印して下さい」
神楽さんが懇願してきた。
(やっぱり、こういう展開になると思った)
詳しい説明を聞いた。
(大昔に封印された魔物が復活するらしい。封印するには三種の神器が必要らしい。最初に神器を探して欲しいと頼まれた。神器は腕輪、首輪、指輪の三つらしい。どこかで聞いたような気がする)
「三種の神器って、これの事」
魔王の首輪、世界樹の腕輪、神龍の指輪を見せた。
神楽さんが眼を見開いて、三種の秘宝を見た。
信じられないという表情をしている。
「凄いです。三種の神器が既に揃っているなんて」
神楽さんが興奮して、私に抱きついてきた。
「次は白銀の精霊様を探して下さい」
(白銀の精霊って私の事よね)
私は変身のスキルを解いた。
「この姿が本当の私よ」
王樹の姿を見て、卒倒してしまった。
「後は巨人の勇者と聖なる龍を探すだけです」
(聖なる龍ってバハムートの事よね。巨人の勇者は分からないな)
「いつまでに探せばいいの」
「封印が破られるのは、早くても半年後です」
「半年か、手がかりはないの」
「ありません」
「取り敢えず、世界中を旅して、探してみるわ」
「お願いします」
「それからエドンの町の越後屋という両替商に盗賊と勘違いされて、役人に捕縛されそうになったんだけど」
両替商の事を話した。
「その両替商は取り潰します」
神楽さんが激怒して、両替商を取り潰しと約束してくれた。
(一度、ルーン王国に戻ろう)
《スキル転移発動》
私はルーン王国に戻る事にした。
次回はサクラの秘密を打ち明けられる話です。
彼女の仇討に協力する内容です。




