乙女の牙、ダンジョンを探索する。(5)
今回もダンジョンの話です。真琴が神龍の指輪を授かります。
第十二階層。迷宮タイプ。
【一の神龍バハムート反応】
「一匹の神龍バハムートがいます」
「神龍バハムートって伝説のドラゴンじゃない。私達に勝てるわけないわよ。戻るわよ。マコト、転移お願い」
マリアが撤退を指示した。
「神に選ばれたドライアドよ。よく、試練を乗り越え、十二階層までたどり着いた。奥に進むがいい」
突然、威厳のある声が聞こえた。
私達が奥に進むと、大広間に出た。
そこには、神々しい姿の巨大なドラゴンが居た。
「神に選ばれたドライアドよ、汝に渡す品がある。受けとるがいい」
私の指の周囲が光り始めた。
気が付くと、私の指に緑色の指輪が装着されていた。私が指輪を見つめていると、緑色の指輪は白色に変わった。
(もしかしたら、これが神龍の指輪なの)
「これって、神龍の指輪なの」
私はバハムートに尋ねた。
「その通りだ。今から言う事を覚えておくがいい」
バハムートは説明を始めた。
「三種の秘宝を全部揃える事が新たなる進化の条件の一つだ。後の条件は汝が自分自身で確かめるがいい。多くの苦難が待ち受けているが、汝なら乗り越えるだろう。汝らがダンジョンを出ると同時に、十二階層は封印される。去らばだ」
バハムートは別れの言葉と共に、姿を消した。
《スキル転移発動》
私達はダンジョンの入り口に転移した。
私達は十二階層の事は秘密にして、ダンジョンは十一階層までだと報告した。
十一階層にゴールドドラゴンが三百八十四匹がいた事を報告すると、グランドマスターが頭を抱えた。
「そんなの、お前達以外だったら、伝説のSSランク、SSSランクでなければ討伐できるわけないだろう」
次回は真琴が極秘依頼で旅に出る話の予定です。新展開の内容です。




