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薬草に転生しました。世界樹に進化します。  作者: 神無月蓮晃
第一章【真琴の転生と進化】
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乙女の牙&エルフの爪、次代の女王を救う。

乙女の牙とエルフの爪が次代の女王を救う話です。

「新しい情報は手に入らなかったわ」

私は溜息を付きながら、呟いた。

「マコト、旅は始まったばかりよ。元気を出しなさい」

マリアさんが慰めてくれた。


(血の匂いがする)

《スキル探知鑑定発動》

私は血の匂いを感じて、探知鑑定を発動した。

【一の人間反応。三十八のオーガ反応。六のフェアリー反応。三のピクシー反応】

(フェアリーとピクシーが襲われているみたいね)

「皆、フェアリーとピクシーがオーガに襲われているみたい。先に行くわ」

私は飛行魔法で現場に向かった。

(やっぱり、フェアリーとピクシーが襲われている)

〈探知攻撃魔法サーチビーム〉

私は探知攻撃魔法でオーガを全滅させた。

「あなた達、大丈夫」

私は現場の近くに着地した。

「お前は何者だ。邪魔をするな」

一人の男が叫びながら、召喚魔法を使った。

八匹のオーガが召喚された。

「あなたが襲撃者ね」

〈探知攻撃魔法サーチビーム〉

新たなオーガを全滅させた。

《スキル拘束発動》

私は襲撃者を拘束した。

「怪我人はいる」

私は妖精達に声を掛けた。

「三人居ます」

一番年下らしいフェアリーが答えてくれた。

〈探知治癒魔法サーチヒール〉

私は怪我人を治癒した。

「ありがとうございます。ドライアド様、私はロゼと申します」

先程のフェアリーがお礼を言った。

「一体、何があったの」

私はロゼに尋ねた。

「あの人間の男がオーガを召喚して、私達を襲撃したのです」

事情を聞いて、男に近づいた。

「何故、この人達を襲撃したの」

私は尋問した。しかし、男は無言だった。

《スキル自白発動》

「何故、この人達を襲撃したの」

再度、尋問した。

「フェアリーの老婆に依頼されました」

男は意外な事を白状した。

(フェアリーの老婆。気になるわね)

「あなた達、襲撃を依頼したフェアリーの老婆に心当たりはある」

私は妖精達に尋ねた。

「ありません」

ロゼが即答した。しかし、手が震えていた。

「マコト、大丈夫」

マリアさん達が追いついて来た。

「それじゃ、どこに行くのか知らないけど、気をつけてね」

私は妖精達に別れを告げた。

「待って下さい。あなたをお礼もせずに帰したら私達はお叱りを受けます。妖精の国までおいでください」

(やっぱり、この子は次代の女王か)

「私達、妖精の国での用事が終わって帰る途中なの。あなた次代の女王なのよね。コスモス様に聞いたわ」

私は妖精の国に行った事を告げた。

「あなたは何者なんです」

ロゼが恐る恐る尋ねてきた。

「普通のドライアドよ。そんなに脅えないでよ。妖精の国まで付き合ってあげるから」

私は皆に妖精の国に戻る事を頼み込んだ。

皆は快諾してくれた。


「マコト様、どうなされたのです。忘れ物でもされたのですか」

コスモスさんが心配そうに尋ねた。

「違います。ロゼ達が襲撃されたのを助けたのです。それで、お礼したいので、妖精の国に来てくれって頼まれたのです。そうそう、この男が襲撃者です。尋問したらフェアリーの老婆に依頼されたらしいです。引き渡します」

私はコスモスさんに説明をした。

「ロゼが襲撃された」

コスモスさんは説明を聞いて、固まった。

「コスモス様、女王様を呼んでください」

私は女王を呼ぶように頼んだ。


「コスモス様、何か御用ですか」

女王が私を見て苦々しい表情をした。

そして、襲撃者を見た途端に顔を真っ青にした。

「あなたに襲撃を依頼したフェアリーの老婆はこの場にいる」

私は襲撃者に尋ねた。

「います。その老婆です」

襲撃者は女王を指差した。

「し、知らない。こんな暗殺者は知らない」

女王は脅えて、墓穴を掘った。

「何故、この男が暗殺者だと知っているのですか。単なる盗賊かもしれないのに。女王様、答えて下さい」

女王は震えているだけだった。

「コスモス様、推測ですが、女王はロゼがいなくなれば自分が女王でいられると。愚かにも暗殺をこの男に依頼したのでしょう」

私は推測を述べた。

「誰か、この愚かな元女王を投獄しなさい」

元女王はフェアリー達に連行され、投獄された。


「マコト様、皆様、本当にありがとう」

「マコト様、ありがとうございました」

コスモスさんとロゼにお礼を言われた。

「それじゃ、私達はこれで」

私達は妖精の国を後にした。


「皆、次は魔人の国に行くわよ。覚悟はいい」

「魔人の国って、本気なの」

「私は嫌よ。魔人の国なんて」

「絶対に襲われるよ」

「私も反対。絶対に反対」

「やめましょう」

「怖いです」

「死にたくない」

マリアさん達が脅えている。

「怖いなら、私一人で行くわよ」

私はゴリ押しをした。

「分かったわよ。私も覚悟を決めたわ」

「本当にゴリ押しするよね」

「流石。ゴリ押しのマコト」

「私より強引」

「マコト様を一人で行かせられません」

「私達はマコト様と一蓮托生です」

「どこまでも付いていきます」

私達は魔人の国に向かった。

乙女の牙とエルフの爪が魔人の国に行く為、山脈を越える話です。

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