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薬草に転生しました。世界樹に進化します。  作者: 神無月蓮晃
第一章【真琴の転生と進化】
43/129

真琴、サクラに出会う。

真琴がサクラに出会う話です。

「あなたがゴリ押しのマコトさん。初めまして。エントのサクラです。ソロで冒険者をしています」

サクラさんが容認出来ない言葉が含まれている挨拶をしてきた。

(この人が噂のソロ冒険者ね。エントって種族なのかな。悪いけど解析させてもらうわ)

《スキル神眼発動》

【種族=エント。植物系の魔物。精霊。知能がとても高い。多種多様な魔法を使える。水だけで生育が可能。森の守護者となる事が多い】

(ドライアドと同じような内容。スキルと耐性は無い。似て非なるものってわけ)

「初めまして。ドライアドのマコトです。サクラさん、ゴリ押しって呼ぶのはやめて下さい」

私も抗議を含めた挨拶を返した。

「失礼しました。他の冒険者の人達がゴリ押しのマコトって呼んでいるので。本当にごめんなさい」

サクラさんが申し訳なさそうな表情で謝罪した。

「もういいです。それより、私に何か用ですか」

私は不機嫌な口調で尋ねた。

「別に用というわけではありません。ドライアドの冒険者が居ると聞いたもので、話しをしたいと思っただけです。迷惑でしたか」

サクラさんが穏やかな口調で答えた。

「別に迷惑ではありません。私も噂のソロ冒険者と話してみたいと思っていました。此処では落ち着いて話せないようですね。私の暮らしている屋敷まで移動しませんか」

私はサクラさんを屋敷に誘った。そして、周囲の冒険者達を睨み付けた。

冒険者達は目を逸らした。

「よろしいのですか。お邪魔ではありませんか」

サクラさんが遠慮している。

「構わないわ。ただし、変人が居ます」

私はホウマさんの事を正直に話した。

「変人ですか。いいですよ。私の友人にも、変人が居ますから」

サクラさんが平然と友人を変人と言った。

(この人もいい性格をしてるわ)

私達は屋敷に移動した。


「その可愛い子は誰?」

ホウマさんが、早速、変人ぶりを発揮した。

「ホウマさん、ソロ冒険者のサクラさんです。エントっていう種族だそうです」

「初めまして。エントのサクラです。マコトさんから招待を受けました。お邪魔ではありませんか」

サクラさんが遠慮がちな口調で挨拶した。

「お邪魔だなんて、とんでもない。マコト、よくやったわ。こんな素敵な子を連れて来るなんて」

ホウマさんがサクラさんを熱い眼差しで見ている。

「ホウマさん、ドン引きされるわよ」

私は忠告した。

「マコト、うるさいわよ。サクラさん、居間に案内するわ」

ホウマさんがサクラさんの手を握り、居間まで案内した。

(ホウマさんの病気が出た。嫌われても、知らないわよ)


「好きな場所に座ってね」

そう言うわりに、手を離さなかった。

「いらっしゃいませ。お客様、お茶をどうぞ」

ミラーさんがお茶を運んできた。

「サクラさん、ゴメンナサイ。此処も落ち着いて話せないみたい。話しは次の機会にしましょう」

私は謝罪と提案をした。

「分かりました。次の機会を楽しみにしています」

サクラさんは快諾した。


「夜も更けたので、私は帰ります」

サクラさんが帰宅しようとした。

「駄目よ。今夜は泊まっていきなさい」

ホウマさんが強引に引き止める。

「すみません。今夜は帰ります」

サクラさんは素早く帰宅した。

次回は獣人の国を救う話です。

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