真琴、正式な冒険者になる。
真琴が正式な冒険者になる話です。
「マコト、ギルド本部にソロの冒険者が登録されたみたいよ。それも、あなたと同じ植物系の魔物らしいわ」
ホウマさんが興味深い話をしてきた。
「魔物が冒険者になれるんですか」
私は疑問に思った事を尋ねた。
「大貴族か大商人の推薦状があればなれるわ。あなたも宰相に頼めばなれるわよ。頼んでみたら」
ホウマさんが提案してきた。
「私はマリアさんの従属魔物でいいです」
私は拒否した。
「マコト、いい話じゃない。是非、頼んでみなさい。私はあなたを縛り付けるのは心苦しかったのよ」
マリアさんが会話に割り込んできた。
「マリアさん、私は縛り付けられているなんて思っていません」
私は自分の気持ちを伝えた。
「私はあなたに正式な冒険者になって欲しいと願っているのよ」
マリアさんが説得してくる。
「マリアさんは私が邪魔ですか」
私は拒否を続ける。
「邪魔じゃないわ。ただ、あなたに自由になって欲しいだけよ」
マリアさんが説得を続ける。
「私は自由ですよ」
再度、私は拒否を続ける
「いいから、これは命令よ。従属魔物なら従いなさい」
マリアさんが遂に命令してきた。
「分かりました」
私は折れる事にした。
(ソロの冒険者のせいよ。会ったら文句を言ってやる)
「マコト、推薦状を持ってきたぞ。一緒にギルド本部に行ってやる」
ショウサイが推薦状を持って、訪ねて来た。
(エスケープしてやる)
「私も同行するわ」
マリアさんにエスケープを阻止された。
「ドロシーさん、マコトの従属魔物の解約と冒険者登録をお願いします。これは宰相様の推薦状です」
マリアさんが嬉しそうに解約と登録手続きをしている。
「分かりました。書類に問題はありません。解約と登録を認めます。勿論、試験の必要はありません」
ドロシーさんが登録を受理した。試験という最後の砦も陥落した。
次回は真琴がサクラに出会う話です。




