表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
薬草に転生しました。世界樹に進化します。  作者: 神無月蓮晃
第一章【真琴の転生と進化】
4/129

真琴、麻痺草に進化する。

真琴が麻痺草に進化する話です。

【ライフ経験値が一定量に達しました。上級種に進化します。進化によりスキル再生を習得しました。麻痺耐性体になりました】

朝。目覚めたら、体の色が緑から青に変化していた。

「マリアさん、私は病気なのかな」

私は絶望的な気持ちで、マリアさんに尋ねた。

「真琴さん、落ち着いて。これは病気じゃなくて、麻痺草に進化したのよ」

マリアさんが優しい声で答えてくれた。

「麻痺草って何?」

「体を麻痺させる効力のある薬草の一種よ。青い色で麻酔薬の原料になるわ。とても貴重な薬草なの」

「それなら、増殖を一日に十回くらい実行するわ」

「真琴さん、絶対に無茶はしないでね。約束よ」

「分かっているわ」


「本当に麻痺草だわ」

「二度も進化するなんて不思議ね」

「やっぱり、解剖したい」

夕方。セイラさん達が遊びに来た。相変わらず、ラムさんは怖い。

「ところで、スキルを習得したって本当」

「どんなスキルなの」

「見てみたい」

「いいわよ。増殖というスキルよ」

《スキル増殖発動》

麻痺草が一つ出現した。

「真琴さんが二人」

「すごいわね」

「増えた方を解剖していい」

「やめて。私は本物よ」

ラムさんが増殖した方ではなく、私を掴んだ。やっぱり、怖い。

(そういえば、夢の中で再生というスキルを習得した気がする。まあ今は必要無いから確認はいいか。ラムさんに知られたら、本当に解剖されるわ)


「痛いわね。噛らないでよ。この馬鹿ネズミ」

夜中。私はネズミに噛られた。今は麻痺して動かなくなっている。

《スキル再生発動》

噛られた箇所が再生していく。再生を習得していなければ、大変な事になっていたわ。

次回も進化する話の予定です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ