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薬草に転生しました。世界樹に進化します。  作者: 神無月蓮晃
第一章【真琴の転生と進化】
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真琴、妻妾と偽王子の化けの皮を剥がす。

真琴が王家簒奪を暴く話です。

「マコト、エルフの国との国交を回復させてくれた事。大変、大義であった」

国王陛下から、お褒めの御言葉を賜っている時。

「父上、こいつが噂のドライアドですか」

国王陛下の御言葉を遮る声がした。

声のした方を振り返ると、見知らぬ少年が私の方に歩いて来るのが見えた。

(何よ、この子。国王陛下の御言葉を遮るなんて、不敬にも程があるわ。頭に来たから解析してやる)

《スキル神眼発動》

【種族=ダークエルフ。多種多様な魔法を使える。習得スキル=変身。耐性=魔法】

(嘘。何で、ダークエルフが王宮に居るのよ。それに、国王陛下を父上って言ったわよね)

「お前、余の奴隷になれ」

いきなり、暴言を吐いた。

「ルフエクーダ、今は謁見中た。直ちに退出しろ。衛兵、ルフエクーダを連れて行け」

少年は衛兵に連れて行かれた。

「マコト、ルフエクーダが済まぬ。許してやってくれ」

国王陛下から謝罪された。


「マコト、私からも謝罪する。ルフエクーダ王子は我が儘でな。私達も手を焼いている」

ショウサイからも謝罪された。

「そんな事より、あの子って王子なの」

私は問い詰めた。

「ああ、第六王子だ」

ショウサイから信じられない、返事が返ってきた。

「ショウサイ、あの子はダークエルフよ」

私は真実を告げた。

「馬鹿な事を言うな。冗談が過ぎるぞ」

ショウサイは一笑に伏した。

「冗談じゃないのよ。解析したらダークエルフだったのよ」

私は解析した結果を話した。

「本当なのか」

ショウサイが確認してきた。

「信じられないと思うけど、本当よ。あの王子はダークエルフよ」

再度、真実を告げた。

「国家を揺るがしかねない、一大事だ。王子がダークエルフなんて」

ショウサイの顔が真っ青になった。

「落ち着きなさい。あの子は本当の王子じゃないわよ。ハーフじゃなくて、純粋なダークエルフよ。国王陛下の子供じゃないわ」

私は王子ではない事を告げた。

「確かに、純粋なダークエルフなら陛下の子供じゃない。妻妾のリコオドもダークエルフって事になる」

ショウサイは冷静になった。

「妻妾のリコオドって、偽王子の母親の事」

私は尋ねた。

「ああ、元踊り子だ。陛下が若い頃、見初めて妻妾にした。あの女狐め。極刑にしてやる」

ショウサイは怒りで顔が真っ赤になった。

「二人がダークエルフだって話しても誰も信じないわ。決定的な証拠を掴まないといけないわね。二人が出席するパーティーとかある」

私は尋ねた。

「十日後にルフエクーダの誕生日パーティーがある」

いい情報を聞いた。

「そのパーティーに出席出来ないかな。そこで二人の化けの皮を剥がしてやるわ」

私は計画を告げた。

「分かった。招待状を用意する」


「王族の方々のご入場です」

国王陛下を先頭に王族の方が次々と入場して来た。

「マコト、紫のドレスの女がリコオドだ」

ショウサイが耳打ちしてきた。

《スキル神眼発動》

【種族=ダークエルフ。多種多様な魔法を使える。習得スキル=変身・幻覚・魅惑・催眠。耐性=魔法】

「皆の者、第六王子ルフエクーダの誕生日パーティーに集まってくれて感謝する」

《スキル創造発動。拘束創造》

《スキル創造発動。魔力消滅創造》

《スキル魔力消滅発動》

《スキル魔眼発動。幻覚封印》

《スキル魔眼発動。魅惑封印》

《スキル魔眼発動。催眠封印》

《スキル魔眼発動。変身封印》

リコオドの魔法とスキルを使用不可にした。

「おい、リコオド様を見ろ。あれってダークエルフだよな」

「本当だ。ダークエルフだ」

《スキル魔力消滅発動》

《スキル魔眼発動。変身封印》

ルフエクーダの魔法とスキルも使用不可にした。

「ルフエクーダ王子もダークエルフよ」

「ルフエクーダ王子がダークエルフなんて、信じられない」

(成功ね。ショウサイ、頼むわよ)

私はショウサイに目配せした。

「衛兵、ダークエルフ二人を捕縛しろ」

ショウサイが衛兵に命令した。

「馬鹿な。変身が解けるなんて」

リコオドが困惑している。

「人間の分際で近寄るな。殺されたいか」

ルフエクーダが喚き散らしている。

《スキル拘束発動》

リコオドを拘束した。

《スキル拘束発動》

ルフエクーダも拘束した。

「馬鹿な。リコオドとルフエクーダがダークエルフだったなんて。第六王子が。この国は終わりだ」

国王陛下が悲観に暮れている。

「陛下、ルフエクーダは王子ではありません。マコトの解析では純粋のダークエルフだそうです」

ショウサイが陛下を宥めた。

「宰相、本当か。本当に王子ではないのだな」

陛下がショウサイに聞き返した。

「本当です。陛下。ルフエクーダは王子ではありません」

私は国王陛下の御前に進んで、真実を告げた。

「マコト」

国王陛下が私の手を握り、泣きながら名前の呼んだ。

「陛下、泣かないで下さい。王家簒奪の事件は解決したのです」

「おぉぉぉ」

会場内に出席者の安堵の叫び声が響き渡った。


「陛下、ホウマさんが尋問するから、二人を引き渡せと無理な事を言い出しました」

私は国王陛下にホウマさんの要求を伝えた。

「尋問。拷問の間違いだろう。分かった。許可しよう。正直なところ、王宮の者達には二人の尋問は荷が重い。ホウマが引き受けてくれるなら、渡りに船だ」

国王陛下が苦笑いで、許可した。

ラムさんは大喜びするわね。

真琴がダークエルフの調査する話です。

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