エルフ留学生、冒険者になる。
留学生達が冒険者になる話です。
「「「皆様、今日からお世話になります」」」
留学生達が屋敷に引っ越して来た。
「分からない事は何でも聞いてね」
「はい」
「それじゃ、あなた達の部屋に案内するわ」
彼女達を部屋に案内した。
「マコト様、ご相談があります」
「私達、留学期間中は冒険者になります」
「冒険者になるにはどうすればいいですか」
「冒険者ギルドで冒険者登録すればなれるわ。ただし、試験があるんだけど大丈夫」
「大丈夫です」
「私達、優秀ですから」
「絶対に合格します」
「それじゃ、ギルド本部に行ってみる」
「「「行きます」」」
「ドロシーさん、彼女達の冒険者登録をお願いします」
私は彼女達の登録をドロシーさんに依頼した。
「彼女達、エルフね。一般常識の試験もあるんだけど大丈夫なの」
ドロシーさんが心配そうに尋ねた。
「「「大丈夫です」」」
彼女達は元気に答えた。
「それじゃ、登録依頼書に記入して、提出してくれる」
彼女達は記入し、提出した。
「問題ありません」
ドロシーさんが確認した。
「それじゃ、試験を始めるわよ。マコトは此処で待っていてね」
「マコト様、お待たせしました」
「合格しました」
「嬉しいです」
「ノゾミ、カナエ、タマエ、おめでとう。三人でパーティーを組むのよね。パーティー名は決めたの」
「「「エルフ乙女の牙です」」」
「却下。私達のパクリじゃない」
「「「パクリ?」」」
「真似って意味よ」
「それじゃ、マコト様が決めて下さい」
「私が決めていいの」
「はい」
「う~ん、エルフの爪ってどうかな」
「エルフの爪」
「とても」
「いいです」
「三人は職業を何にしたの」
私はノゾミ達に尋ねた。
「私は戦士です」
「私は魔法使いにしました」
「私は僧侶」
「ノゾミが戦士。カナエが魔法使い。タマエが僧侶。前衛が一人で後衛が二人か。やっぱり、三人だと不安定ね。もう一人前衛が居れば安定するのに」
「「「マコト様が入って下さい」」」
ノゾミ達がハモって、私を勧誘する。
「私は駄目よ。名目上マリアさんの従属魔物だから」
私は断った。
次回は留学生達がエルフの国を追放される話です。




