乙女の牙、プレゼントをゲットする。
王女様の誕生日プレゼントを用意する話です。
「プレゼントか。誰か王女様にふさわしい物を持っていない」
マリアさんが皆に尋ねた。
「私は持っていないわ」
「私も」
「右に同じ」
「持ってないわ」
私達は途方に暮れた。
「例の未知のダンジョンを探索しない」
マリアさんが提案した。
「私達の実力で大丈夫かな」
セイラさんが不安そうに言った。反対らしい。
「試しに探索してみよう」
ミオさんが肯定した。賛成らしい。
「無理」
ラムさんが否定した。完全に反対だ。
意見が別れた。
「皆、ホウマさんやレカタさんに相談してみない」
私は他の提案をした。
「というわけで、プレゼントを用意したいんだけど。ホウマさん、いい方法は無い」
「私が使い魔を造るわ。妖精の使い魔はどうかな」
「「「「「却下」」」」」
皆がハモって、反対した。
「どこが悪いのよ」
ホウマさんが不満そうだ。
「王女様へのプレゼントに使い魔は駄目よ」
「絶対に返品されるわよ」
「下手したら罪に問われるよ」
「師匠、さすがにそれは無理」
「他の物でお願いします」
「自分達で何とかしなさい」
ホウマさんは完全にへそを曲げてしまった。
「というわけで、プレゼントを用意したいんだけど。お爺ちゃん、いい方法は無い」
「王女様は何歳だ」
「今度の誕生日で、七歳になるはずよ」
「自転車はどうかな」
「「「「「自転車があるの」」」」」
皆がハモって、尋ねた。
「勿論、これから造るんじゃ。皆、どうかな」
レカタさんが皆に意見を聞いてきた。
「「「「「私達の分もお願いします」」」」」
皆がハモって、お願いした。
「錬金術士の私に任せなさい」
レカタさんが自信満々に引き受けてくれた。
次回は王女様の誕生日パーティーの話です。




