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薬草に転生しました。世界樹に進化します。  作者: 神無月蓮晃
第一章【真琴の転生と進化】
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乙女の牙、エルフの国に行く。

乙女の牙がエルフの国に行く話です。

「もうすぐエルフの国よ。作戦を確認するわよ。マコトが主で、私達が従者。皆、いいわね。マコトは威厳のある態度を取る事」

マリアさんが作戦の確認をした。

「「「「分かった」」」」


「そこの馬車、止まれ。この先は偉大なるエルフの国だ。人間が立ち入っていい場所ではない。即刻、引き返せ。警告に従わぬ場合は攻撃する」

エルフ達が立ち入り禁止を警告してきた。

「待ちなさい。私は人間ではありません」

私は馬車から降りた。

「お前は、いいえ、あなた様はドライアド様」

エルフ達は驚愕し、平伏した。

「そうです。私はドライアドのマコト。そして、この人間達は私の従者です」

私は作戦通りの芝居をした。

「私は人間達の願いを特別に叶えてやる為にエルフの国に来ました。エルフの宮殿に案内しなさい」

私は威厳のある態度でエルフ達に命令した。

「かしこまりました」

エルフ達は私達を丁重に宮殿へと案内した。


「ドライアド様、我らの宮殿にようこそ、我がエルフの王のアルエルです」

「私はドライアドのマコト。この親書をエルフの王に渡してほしいと、人間の王に頼まれたのです。受け取りなさい。そして、返事を直ちに渡しなさい」

私はエルフの王に命令した。

(怖いよ。頼むから怒らないでよ)

エルフの王は親書を受け取り、すぐに読んだ。

「分かりました。返事はすぐに書きますので、少々お待ち下さい」


「お待たせしました。これが返事です。お持ち下さい」

エルフの王が返事を私に渡した。

「うむ、私はすぐに人間の国に戻るわ。エルフ王、大義でした」

私はさっさと退出する事にした。

「お持ち下さい。歓迎の宴を開きます」

エルフの王が引き留めようとする。

(急いで帰ろうとすると、怪しまれるかもしれない)

「急ぐのだが、数時間なら良いでしょう。従者も参加させてもらいます」

私は宴に参加する事にした。

「ドライアド様、御力をお示し下さい」

エルフの王が頼みをしてきた。

「そうね。そこのエルフ、私の腕を切り落としなさい」

私は近くのエルフに命令した。

「そんな、恐れ多い事出来ません」

「命令です。やりなさい」

「お許し下さい」

「仕方ない。セイラ、代わりにやりなさい」

私はセイラさんに命令した。

「よろしいのですか」

セイラさんが確認してくる。

「構わないわ」

「それでは、失礼します」

セイラさんが私の腕を切り落とした。

≪スキル再生発動≫

私の腕が再生していく。

「おぉぉぉ」

エルフ達が驚きの叫び声を上げる。


「そろそろ、戻るわ」

私は退出する事にした。

「まだ、いいではありませんか」

エルフの王が再度引き留めようとする。

私達は引き留めを拒否して宮殿を退出した。そして、一目散にルーン王国に戻った。


「これが返事です」

マリアさんが返事をグランドマスターに渡した。これで依頼達成だ。

「この返事を王宮の宰相様に届けてくれ。頼むぞ」

返事を渡された。


「冒険者の乙女の牙です。宰相様にお取り次ぎ下さい」

マリアさんが衛兵に宰相様への取り次ぎを頼んだ。


「宰相様、これが返事です」

マリアさんが返事を渡した。

「それでは、失礼します」

私達は退出しようとした。

「陛下が来るまで、待て」

宰相様に引き留められた。

「国王陛下が来られるのですか」

私達は退出する事が出来なくなった。


「待たせたな」

国王陛下が入室してきた。

「陛下、エルフ王の返事です」

宰相様が国王陛下に返事を渡した。

国王陛下が返事を読む。

「乙女の牙、ご苦労であった。宰相、彼女達に報酬を与えよ」

私達は報酬を受け取り、退出しようとした。

「待て。新たな依頼がある」

国王陛下に引き留められた。嫌な予感がする。

「マコト、嫌そうな顔をするな。依頼は第五王女テレサの誕生日パーティーへの参加とプレゼントを贈って欲しい。テレサはお前達に興味があるらしいからな」

国王陛下がとんでもない依頼をしてきた。

「平民の私達が王女様の誕生日パーティーに参加出来るわけありません」

誕生日パーティーへの参加を全力で拒否した。

「余が許可する。誰にも文句は言わせん」

国王陛下が依頼を押し付けてくる。誕生日パーティーへの参加は拒否出来そうもない。

「プレゼントを贈るなんて恐れ多い事、私達には出来ません」

もうひとつの依頼だけは猛烈に拒否した。

「お前達が冒険で取得した物なら何でも良い。勿論、相応の報酬を払う」

こっちも拒否出来そうもない。

「分かりました。依頼をお受けします」

私達は根負けして、依頼を受けた。

次回は王女様の誕生日プレゼントを用意する話です。

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