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薬草に転生しました。世界樹に進化します。  作者: 神無月蓮晃
第一章【真琴の転生と進化】
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真琴、王宮に引き渡し要求される。

真琴が王宮から引き渡しを要求される話です。

「ドロシーさんがギルド本部に転属したそうよ。あなた達、本格的に王都で冒険者活動しなさい」

ホウマさんがとんでもない提案をしてきた。

「お断りします」

マリアさんが拒否した。

「いいから、聞きなさい。これはあなた達の為に提案してるのよ。近いうちに王宮や神殿から何らかの接触があるわ。王都に居れば、素早い対応が出来るわ。私も助けやすいし。それに、全員が家族と不仲でしょう」

「私は不仲じゃありません」

「私も違います」

「私も違う」

セイラさん達は否定する。

「マコト、どう思う」

ホウマさんが私に振ってくる。

「何で、私に聞くんですか」

私はホウマさんに抗議した。

「あなた、気付いているわよね。セイラ達の秘密に」

セイラさん達が視線を私に向ける。

「何の事ですか」

私は惚けた。

「惚けるのは、やめなさい」

(全てお見通しか)

「分かりました。私の負けです。セイラさん達、地球からの転生者ですよね」

「「「何の事」」」

セイラさん達がハモりながら否定した。

「セイラさん達も、惚けるのは、やめましょう。三人共、たまに地球の言葉を使いますよね。私も転生者ですから、誤魔化せません。ホウマさんもですよ」

「やっぱり、バレていたのね」

ホウマさんはあっさり認めた。

「あなたも転生者なの」

「信じられない」

「全然、気付かなかった」

「本当に気付かなかったの。私も結構、使った筈よ」

「多少、デメリットはあるけど。メリットの方が大きいわよ」

ホウマさんがもうひと押しする。

「私は皆がいいなら、反対はしないわ」

「私も」

「右に同じ」

「私は嫌です」

マリアさんが拒否を続けた。

「家族の事。それなら、問題無いわ。あなたの家族は辺境で一年間の強制労働になったわ」

ホウマさんが爆発発言をした。

「何故、知っているんですか」

「あの時の警備官が教えてくれたわ」

「分かりました。私も反対しません」

マリアさんが渋々折れた。

「決まりね。それじゃ、あなた達に使い魔を造ってあげる。どんなのがいい」

「私は治癒魔法が使える小さな女の子がいい」

「私は治癒魔法が使える小さな男の子がいい」

「私は治癒魔法が使える黒猫がいい」

「私は攻撃魔法が使える妖精がいいです」

「私は要りません」

「マリア、遠慮はやめなさい」

「本当に要りません」

「私が決めるわ。マコトと同じ攻撃魔法が使える妖精にするけどいいわね」

「分かりました。それでいいです」


「マスター、来客です」

「来客。誰かしら」

「ミイヤ様です」

「ミイヤ!あの女が何の用なの」

「王宮からの使者らしいです」

「「「「「王宮」」」」」

「早速、手を打ってきたわね。此処に通して」

「かしこまりました」

「ホウマさん、お久しぶり」

「用件は何なの」

「相変わらず、せっかちですね」

「余計なお世話よ」

「勿論、そこの魔物の事です。それを王宮に引き渡して下さい。出来る限りの報酬は出すそうです」

「お断りよ」

「理由をお聞きしてもいいですか」

「マコトの事をそれ呼ばわりする連中に大事なマコトは渡せないわ」

「そんな理由で王宮の要求を拒否するのですか」

「私にとっては、そんな理由ではないの」

「後悔しますよ」

「交渉の次は脅迫。王宮の使者も地に落ちたものね」

「失礼します」

使者の女は退出した。

「ホウマさん、いいんですか。使者の女性、怒っていましたよ」

「構わないわ。あんな女。ミラー、玄関に塩を撒いておきなさい」

真琴が神殿と対立するきっかけの話です。

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