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薬草に転生しました。世界樹に進化します。  作者: 神無月蓮晃
第一章【真琴の転生と進化】
15/129

マリア、家族と再会する。

マリアが家族と再会する話です。

ざまぁ展開があります。

「お前、マリアか」

「マリア」

「お姉ちゃん」

冒険者ギルド本部からの帰りに、見知らぬ人達が声を掛けてきた。

マリアさんの顔が強張った。

「お前が何故、王都に居る」

「お父さん、お母さん、ミリア、お久しぶりです。私は冒険者の仕事の為、王都に来たのです」

「お前に、お父さん呼ばわりされる覚えは無い。さっさと王都から出ていけ」

「出ていきなさい」

「出ていけ」

「ちょっと、待ちなさいよ。あなた達、それでも家族なの」

私はキレて、マリアと父親の間に割り込んだ。

「何故、王都に魔物が居るんだ」

「マコト、やめて」

マリアが私を制止する。

「誰か、魔物が居るぞ。警備官を呼んでくれ」

「魔物め、お父さんから離れなさい」

「離れろ」

マリアの母親と妹が私に石を投げつける。

「何の騒ぎだ」

警備官が騒ぎに気付いて、駆けつけてきた。

「警備官、魔物が居るぞ。何とかしてくれ」

警備官が私を捕縛しようとして、近づいて来る。

「待ちなさい。その子は特別保護指定生物を認定された魔物よ。危害を加えた者は重罪よ」

ホウマさんが警備官に警告した。

「特別保護指定生物を認定だと。嘘をつくな」

警備官が反論した。

「本当よ。このメダルが証拠よ」

「本当に特別保護指定生物の認定のメダルだ」

警備官がメダルを確認した。

「申し訳ございません」

警備官が謝罪した。

「謝罪はいいから。それより、そこの三人がこの子を侮辱したり、石を投げつけたり、危害を加えたわ。これは重罪よ。三人を捕縛しなさい」

ホウマさんが警備官に命令する。

「あなたは、傲慢のホウマ」

警備官が叫んだ。

「その呼び名はしないでくれる」

ホウマさんが警備官を睨み付けた。

「失礼しました」

警備官が慌てて、平謝りした。

「それより、自分達の職務を果たしなさい。早く三人を捕縛しなさい」

ホウマさんが再度、命令する。

「はい。直ちに捕縛します」

「何故、俺達を捕縛する」

「やめて下さい」

「お父さん、助けて」

警備官が三人を捕縛した。

「後は、お任せ下さい。失礼します」

警備官が三人を連行した。

「マリアさん、ゴメンなさい。私のせいで、家族の人達が捕縛されてしまったわ」

私はマリアさんに謝罪した。

「マコトは悪くないわ。捕縛させたのは私よ」

ホウマさんが私を庇ってくれた。

「もういいの。あの人が言ってたじゃない。私にお父さん呼ばわりされる覚えは無いって。私達は既に家族じゃなかったのよ。私もあの人達を他人と思うようにするわ」

次回は真琴達が王宮に呼び出される話の予定です。

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