真琴、ラムの師匠に会う。(1)
真琴がラムの師匠に会う直前までの話です
「王都の観光か。皆は観光名所を知っている」
「私は王都が初めてなので、分からないわ」
マリアさんも王都は初めてなのか。そういえば、家族に会いたくないって言ってたな。
「私は三度目よ」
セイラさんは三度目か。
「私も初めて」
ミオさんも初めてか。
「私は八度目」
ラムさんは八度目か。
「私は五度目です」
ドロシーさんは五度目か。
「ラムさんが一番多いから、案内してくれる」
「ゴメン。私は師匠の所に行く」
「ドロシーさん、案内してくれる」
「ゴメンなさい。私も挨拶回りがあるの」
「セイラさん、案内してくれる」
「ゴメン。私は買いたい物が沢山あるの」
「マリアさんとミオさんは初めてよね。誰かに聞きながら、観光する」
「ゴメン。私は家族と会いたくないから、宿で留守番してる」
「ミオさんは観光に行くよね」
「勿論、行くわ。美味しいものを食べまくるわよ」
「多分、私は飲食店には入れないわ」
「それじゃ、別行動ね」
「待ってよ。私は一人じゃ行動出来ないわ」
「私と一緒に来る」
ラムさんが誘ってくれた。
「いいの?師匠に会いに行くんでしょう」
「構わない。師匠も歓迎してくれる」
「それじゃ、お言葉に甘えさせてもらうね」
「マコト、本当にいいの?」
何故か、ミオさんが聞いてくる。
「勿論、いいわよ」
「それじゃ、行くわよ」
ラムさんが私を急かす。
「待って。私はそんなに早く歩けないよ」
次回は真琴がラムの師匠に会う話です。




