真琴、ルーン王国を追放される。
真琴がルーン王国を追放される話です。
「ウラヌスの修復と強化が完了しました」
クラーク博士からウラヌスの修復と強化が完了したとの報告が告げられた。
「アマテラスをルーン王都に向かわせろ。私もウラヌスで向かう」
「あれは空中神殿と飛行要塞。何故、同時に現れた」
ルーン王都にウラヌスとアマテラスが同時に現れた。
「ロシイエウトヲタガスノシタワ」
ウラヌスの上空にミラーの姿が投影された。
「ルーン王都の諸君。私は暗黒世界樹のミラー。ダークエルフの国家神聖ダーク帝国の皇帝であり、空中神殿ウラヌスと飛行要塞アマテラスの主である。私は勧告に来た。直ちに降伏せよ。一時間だけ待つ。勧告に応じるなら白旗を上げろ。素直に応じるなら今の国家体制の維持は認めても良い。その証として世界樹の女は追放処分にしてもらう。応じないなら滅亡してもらう。以上だ」
ミラーから一方的な勧告が告げられた。
「マコト殿を追放するしかありません」
「私も同意見です」
「同感です」
「陛下、ご決断をお願いします」
マコトの追放が決定した。
「マコト、済まない。お前を追放処分にする」
国王陛下から追放を告げられた。
「分かりました」
私は一言だけ答えて、王宮を退出した。
振り返ると、王宮に白旗が上がっていた。
「皆、私はルーン王国を追放される事になった。残念だけどお別れよ」
皆に別れを告げる。
≪スキル万能(転移)発動≫
直後に転移した。
「魔王様、私はルーン王国を追放処分になりました」
一言だけ告げて転移した。
「エルフ王、私はルーン王国を追放になりました」
一言だけ告げて転移しようとした時。
エルフ王が私の手を掴んだ。
「お待ち下さい。我々もご一緒します」
エルフ王から信じられない言葉が告げられた。
「一緒にって。私は追放されたのよ。理解している」
「勿論です。貴女を追放した人間達には愛想がつきました。我々エルフの民はどこまでも付いて行きます」
私は感激して大声で泣いた。
「貴女のお仲間とノゾミ達も同じ気持ちだと思います」
「ありがとう。皆を迎えに行きます」
《スキル万能(転移)発動》
私は皆を迎えに行った。
「マコトの馬鹿」
「意地悪」
「薄情者」
「冷血漢」
「マコト様、置いていくなんて酷いですよ」
「置いてきぼりなんて冷たすぎます」
「置き去りはあんまりです」
「使い魔を見捨てるなんて薄情過ぎます」
「従属魔物を放置しないで下さい」
「真琴、正座しなさい」
怒られ、泣かれ、説教されて大変だった。
《スキル万能(大転移)発動》
エルフの宮殿にとんぼ返りした。
《スキル万能(超転移)発動》
私達は超転移でエントの森に転移した。
サクラ達はエルフの民と一緒に転移した事に驚愕していた。
私達の現状を伝えた。
「マコト様、ヨシノとソメイをご一緒させて下さい」
サクラから懇願され、ヨシノとソメイも同行させる事になった。
「マコト様、方舟のある場所に案内します」
サクラから聞いた事の無い名称を告げられた。
「方舟って何ですか」
「大昔にエントの民が別の大陸からこの大陸に渡った時に使用した巨大な舟です」
私達はエントの森の近くの遺跡に案内された。
「ヨシノ、ソメイ、方舟を起動させなさい」
最奥に着くとヨシノ達に指示をした。
ヨシノ達が何かを操作すると、震動が発生した。
震動は激しくなり、浮き上がる感覚がした。
「凄い。これが方舟なの」
遺跡が浮き上がり、方舟本来の姿を見る事が出来た。
「これで新大陸を目指して下さい」
方舟で新大陸を目指す事になった。
新たな冒険の旅の始まりだった。
次回は未定です。




