淡い雪の海
僕は、無条件の愛情が分からない。自殺した母親の影をいつまでも追いかけていた。遺伝子上のほとんど会わない父親との関係も冷え切って、僕はこの世界に必要ない人間だと思っていた。そんな中、シングルマザーの亜衣と赤ん坊の雪之丞と出会い、奇妙な同居生活を始めることになる。居心地が良い空間に、母の愛で守られている雪之丞は、僕の理想の存在に見えた。僕にも、愛情を伝え貰える様な存在になりたい。
1.母親と僕
2017/02/21 18:09
(改)
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。