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会いたくなったら、空を見上げて。 必ず、気付くから。
小さな頃から病気の母と暮らしながら、
たくさんの人に支えられて生きてきた主人公の翔-かける-は人のためになる仕事をしたいと強く願っていた。
そんな中、地元で札付きの不良で名を馳せてきた兄が、自身の人生を変えるために入隊した自衛隊での話を聞き、
翔は高校を卒業し、陸上自衛隊に入隊することを決意し、
入隊した。
そこに待ち受ける数々の試練を、
家族をも超える仲間と共に乗り越え、
人間としても、自衛官としても成長していった。
そんなある日、未曾有の大災害が日本を襲う。
家族や恋人の安否が確認出来ないなか、
翔は逃げ遅れた人達を救う為に、現地へ向かった。
そしてその大災害が、翔の人生を大きく変えることとなってしまった。
現実を基にした、
-生きる-意味を教えてくれる物語。