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魔王様との出会い1

軽く読めるものを目指していますが残酷、流血、軽い性描写などの表現が出てくる可能性があります。加えて文章も稚拙です。それを踏まえていただいて読んでいただけるとうれしいです。俺様束縛系がお嫌いな方も回避してください。

プチ家出とか…

プチシリーズとか…

そういうブームが続いているかどうなのかはわからないけれど。

私を示す言葉があるとすれば。


プチ不運…


空からの鳥の落し物には慣れっこだし。


近所の猛犬注意犬は私が通るときに限って脱走して追っかけてくるし。


バナナの皮で滑るなんて事もベタに経験済みだし。


でもね。成長する湖山ゆき16歳は今朝家を出てから空の落し物も無事に避け、無事に学業を済ませて猛犬注意の柵が壊れていないことを確認しつつ家路に向かっているのですよ。


ふふん。

今日こそビバ普通の日!

何にも無いことこそ幸せの日なのだ!


なんでもないようなことが~

鼻歌も歌っちゃいますよ~ってなものです。


私だってやるときゃやるんです。目の前の公園を通ればゴールも近い。


でも…

いそいそと早足しすぎてちょっと疲れたかな。飲みきれなかったお昼の牛乳飲んじゃおかな。


あ、ベンチが空いてる!なんともラッキー!

なんだか今日はすごい?プチ不運どころか学校でも珍しく何にもなかったし!


思い切りダイブ~とまでとはいかないけど勢いよく長いすにもたれて牛乳パックをカバンから取り出す。


牛乳大好き!最高~~~


すこしまどろんでから帰るか…




ん?


なんかスカートが引っ張られますが…


カサッ


なんか踏んだぞ。


…紙か…


「座るなキケン修繕中」


オ~~~マイゴット!!!!!


ピンポンパンポンパーン

修繕中とは何かをくっつけていたと予想されます。


推理はほぼ確証に近いさ!くっついてしまったスカートはいい感じの接着剤の乾き具合にホーインラヴしたらしく、長いすが放してくれる様子がまったく無いし。

どうする????

スカート脱いで帰るわけにはいかんでしょう?そんなの痴女ですわな。この寒さで母よしこちゃんお勧め「腹までパンツ、グン〇の白」を人様に見せられません。かといって長いす抱えて歩けるほどストロンガーゆきでもありませんよ!


だれか!ヘルプミ~~!


と、その時


背後から聞いたこと無いようなセクシーボイスが聞こえてきた。



「おい、女。なにをしている?」



…それが私と「魔王様」との出会いだった。








見切り発車スタートです。

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