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2人の少女は終わってしまった世界を旅する  作者: 月夜るな


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8/20

補給と補給と


 結果だけを言うと、燃料の補給は出来た。

 ルナが見つけたガソリンスタンドは形こそ、半壊していたものの特に不審な点はなく普通のガソリンスタンド跡であった。

 計量器の何台かは崩れ落ちた建物の残骸で完全に壊れていたり、半分潰れていたりしている状態のものが多い。


「不思議だねー」

「ん……」


 給油装置のトリガーを引きながらつぶやく。

 本来ならお金を入れないと意味がないこれだけど、何故だか普通に使える。普通ならガソリンスタンドの燃料の入っているタンクって地下にあり、物理的に取り出すことは難しくほきゅ数る時はこの計量器を使う訳だけど……。

 計量器から燃料が出るのは普通じゃないって? 確かに普通だけど、本来ならお金を入れないとだめでしょ? それなのに壊れているからかこうやってトリガーを引くと普通に出てくる時がある。


「計量器の表記もバグってるし」


 動いてはいるけどメーターがカオスになっている。読めない文字とかエラーの文字とか……。


「というかなんで動いているのかしらね」


 やはり電気が生きているのだろうか。

 ポンプでガソリンを汲み上げるにしても電力が必要だろうし……これが動いているってことはそう言うことなのだろう。


 ……今更気にしても仕方がないわね。


「どう? ガソリンの質は」

「ん。問題なさそう。ちゃんと軽油だね」


 そう言ってルナは手に持っている小型の機械のパネルをこちらに見せる。

 これはガソリンもとい燃料の質や種類を調べることができる優れものの機械らしいけど、詳しいことは分からない。とりあえず、対象がガソリンなのか、ハイオクなのか、軽油なのか……それらが分かる便利な機械と覚えておけばいいと思うわ。

 大体、持ってる人が居ても詳しい構造を知っている人なんてほぼ居ないだろうし、ましてやこんな状況だしね。私達以外に人が居る可能性は限りなく低いと思うし。


 因みに私達が乗ってるキャンピングカーの燃料は軽油だ。いわゆる、ディーゼルタイプのエンジンなのでかなりパワフル。あと、ディーゼルって煩いイメージがあるけど私のはそこまで煩くない。何だっけ?クリーンディーゼルエンジンだっけ? ともかく、ディーゼルエンジンも進化している訳よ。

 燃料費もガソリンと比べれば安価だしね……とはいえ、そのメリットは今この状態では全くの皆無なのだけども。だって、売る人が居ないのだから。


「どれくらい積めそうかしら?」

「ん……前の予備がまだ残っているからそんなには積めないかも」

「あーそうだよね」


 かなり大型のキャンピングカーとはいえ、限界もある訳で。居住スペースを使えばもう少し積めるかもしれないけど臭いが結構強いから置きたくはないわね。


「とりあえず、キャンピングカーに直接補給して満タンにしておこう」

「ん」


 燃料に問題がないのであれば直接補給しても大丈夫だろう。ということで、車を計量器の近くに移動させてから補給することにした。


 それから予備のタンクに追加補給しておき、余裕を持たせる。これでまだまだ当分は持つと思うわね。予備のやつだってまだ使い切っていなかったしね。

 あとは車載発電機用のガソリンも積めるだけ積めておく。ソーラーパネルやサブバッテリーもあるけど、やっぱり発電機があると安心感がある。

 発電機に使うガソリンはそこまで多くないので小型のタンクに入れて置ける。小型タンクは見ての通り、普通と比べると入る量は少ないけどその分小さい。だからスペースをあまり取らずに積めることが出来るのよね。


「発電機用のガソリンもこれでよし」

「ん。これでかなり持つと思う」


 そもそも使い切ってないものね……でも補給できるときにしておく。それが一番安心できるのよね。流石に積み過ぎるのはよくないけれども。


 さて……補給も終わったし、これでまだまだ進むことができる。次は何処に行こうかな? なんだかんだでこの旅は楽しいものだ。ルナも居るし。


 私達の旅はまだまだ終わらないわよ。




あとがき


ここで便利な道具が登場( ᐛ )

一応、崩壊前は少し近未来です。


次話は遅れる予定です。

すまねぇ!

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