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爆発寸前な男  作者: ZUNEZUNE
第十二章:受け継がれる魂と刀
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144話

「伝家宝刀」と「諸刃之剣」が火花を散らしながらぶつかり合う。その度に聞いたことも無い程鋭い金属音が周囲に鳴り響いた。そのまま相撲のような鍔迫り合いが始まり、お互いの刀剣に全身の力を込めていく。

しかし「諸刃之剣」の前ではそれも虚しく押し負けてしまう、「伝家宝刀」を弾かれ姿勢を僅かに崩していると剣を振り下ろしてきた。それをバク転で紙一重で回避し、再び父上と距離を作る。


「ハァ……ハァ……!!」


受けるたびに痺れる両腕、まるで車が衝突してきたかのような衝撃とパワー、刀身も長さもそこまで違っていないのに「伝家宝刀」とは比べ物にならない桁外れのパワーであった。

僅か数秒しか剣のやり取りをしていないというのに、私と父上には決定的な体力な差があった。登山の際の疲れが残っているわけではない、父上の数発を受け止めた結果こうなっているのだ。


「どうした!?動きが鈍くなっているぞ!!」


「ぐッ――どあぁ!?」


すると向こうは走り出し、懐に素早く潜り込んでくると同時に剣を振り上げる。それに対し身を後ろに引きすんでの所で躱した私は、カウンターとして今度は真上から「伝家宝刀」を振りかざす。

しかし剣を振ったばかりだというのに、父上は即座にその軌道上に「諸刃之剣」を置きガード。そのまま払って私の刀を弾き、その腹を突き刺そうとしてきた。


「神出鬼没ッ!!」


その前に「神出鬼没」を使いまたその後ろに回避、着地と同時に体を回転させその勢いで父上に斬りかかった。完全に死角からの攻撃、だがこの人は首を曲げずに腕を動かし、背中を向けたまま私の一太刀を受け止めた。


「甘いッ!!」


そして旋回するように振り返ってすぐに「諸刃之剣」で薙ぎ払い、そのまま私は後ろの方へ吹っ飛ばした。


「ぐはッ!!」


刃が当たったわけではないが、その衝撃とパワーが全身に襲い掛かってきたためすぐに起き上がろうとするも、足がすくんで中々立ち上がれない。心じゃ臆していなくても、本能的に「諸刃之剣」を恐怖の対象として捉えているのだ。

薄々分かってはいたが、あの剣と真正面からの競り合いで勝つのはほぼ不可能だ。かといって「神出鬼没」の瞬間移動で不意打ちしても、長年の経験上移動先を予測され防御されてしまう。四字熟語の性能とパワー以外にも、経験でも負けている。

じゃあ、どうすればいいか。剣も刀も、共通の弱点がある。「諸刃之剣」には「伝家宝刀」のように斬撃を放つ能力は無い。


「紫電一閃ッ!!」


なので「紫電一閃」の斬撃を遠くから放ち、向こうに接近される隙を与えない作戦というわけだ。生身にこれを使うのは少々気が引けるが、一応急所は微妙に外すように狙っている。

バレれば「まだまだ甘い!」と父上に叱られるだろう。しかし、あの人もあの人で無自覚なのか、剣に殺意は乗せてもこちらに致命傷を与えるように一太刀は一回もしていない。

だが意外なところで親子の思いやりを感じ取っても手加減するつもりはない。それこそ父上の情を仇で返す行為だ。

縦向きに放たれた斬撃は地面に亀裂を走らせながら真っ直ぐ飛んで行く。父上は地面を蹴って横に回避する、それを追うように斬撃を放ち続けた。


「紫電一閃ッ!!紫電一閃ッ!!」


後ろの木々を何本も斬り倒していきながら必死に狙うもあの人にはまったく当たらない。こう言っては失礼だが老人とは思えない程の回避能力だ。決して派手で過激な動きはしていない、それなのにまるで体操選手のような身の軽さと速さだ。

流石に距離を作り過ぎたか?「伝家宝刀」の通常時の斬撃と比べて確かに「紫電一閃」は威力も飛距離も速さも上回っている。しかし一瞬と言える程のスピードじゃない、恐らく父上は私が刀で描いた軌道、そしてその斬撃がここまで到達する僅かな時間を使ってその動きを読んでいるのだろう。


(もう少し接近するか?いや、これ以上近寄ると一瞬で間合いを詰められる可能性がある)


しかしそんなことを考えているうちに、向こうが予想だにもしなかった行動に入る。

数多の斬撃が飛んでくる中、「諸刃之剣」を両手で持ちながらその中を掻い潜ってきたのだ。避けれる斬撃は避け、たまに剣で斬撃をあらぬ方向へ弾き飛ばしている。


(いくら回避能力が優れているからと言ってそんなことできるか普通!?それに「紫電一閃」の斬撃をそんないとも簡単に弾くとは……!!)


「諸刃之剣」が凄いのか父上自身が凄いのか、一体どっちだろうと考えていると、すぐに答えが出た。正解は「どっちも凄い」だ。

すると父上はある程度近づいてくるとそのまま高く跳び、着地と同時にその剣を振り下ろしてきた。咄嗟に「伝家宝刀」でそれを受け止めると、そのパワーに俺の足元が大きく陥没する。

ほぼ真上からの一太刀に心の中だけで悶絶しながらも、次の一手を警戒し刀を持ち直す。すると予想通り二手目の攻撃が迫ってきた。


(しまった!退避する暇を逃した!!)


そこから始まる「諸刃之剣」の連続攻撃、その剣捌きに私は防戦一方の状態になってしまう。最初の時のように手を抜いているわけではない、ただ純粋にこの人の猛攻の隙を突くことができないのだ。

やがて逆にこっちがガードの動きを読まれ、力強い一太刀が縦に繰り出される。


(やばいッ――!!)


これは避けることも受け止めることもできない。つまりこのまま斬られなければならない。

まぁこっちも無傷で勝つつもりは無かった。ここは大人しくその一撃を受けようと目を瞑り覚悟するも……


「……ん?」


いくら経っても一向に痛みと斬られた感触が来ない。一体どうしたのだろうと恐る恐る目を開けてみると、そこには膝を付いて苦しそうにしている父上の姿が。剣を放してはいないが立つのも苦しそうになっており、冷や汗もドバドバと流していた。


「――父上ッ!!」


急いでその老体に駆け寄り落ち着かせるように撫で始める。

これが「諸刃之剣」の()()、圧倒的な力と切れ味を誇る剣であるがその分使用者にとんでもない疲労と苦痛を与えるという代物であった。


諸刃之剣……どんなに役に立つ物でも使い方を誤れば危険をもたらす可能性があるという意味。背と腹の両方に刃が付いている刀の事で、「両刃之剣」とも書く。


やはりいくらまだまだ現役でいけるといっても、それを長時間使い続けるのは流石に体が耐えかねないだろう。恐らく昔から使っているからその苦しみには慣れているのかもしれない、だがこれ以上に使用は危険だ。

すると父上は、心配する私を蹴飛ばし尻餅を付かせた。


「いっつ……父上ッ!?」


「敵が膝を付いているというのに、そこを狙わないとは何事だ!!」


そして無理やり立ち上がり、まだ腰を地面に付けている私目掛けて「諸刃之剣」を遠慮なく振り下ろしてきたので、何とか横に身を流して回避した。その苦しそうな表情はまだ消えていない。


「しかし、これ以上『諸刃之剣』を使うのは危険ですよ!!」


「こちらの心配をしている暇はあるのか!?」


例え苦痛が体を襲っていても父上は剣を振るのを止めず、自身のことなど躊躇なく振り下ろしてきた。これ以上動かさせるのは危険だ、そう思った私は「諸刃之剣」を刀で押さえ付けその一振りを静止させる。

しかし剣を封じてもその足でキックをし、蹴飛ばして私の姿勢を崩した後横に剣を走らせる。


「ッ!!」


このままだとあの人より先に私の方がリタイアしてしまう、キックの威力に身を任せ倒れるように膝を曲げ、横に軌道を描く刃を屈んで回避した。

その後すぐさま大地を蹴って大きく後退、再び「紫電一閃」の斬撃で遠距離から攻めようと考えていたが、父上が走り出してこちらに迫ってくる。


(流石に同じ手にくわないか!!)


「はぁあッ!!!」


最早真っ向勝負以外無い、私は父上の猛攻に合わせて必死に受け止めていく。力では負けるがまだ勝つ方法はある、剣を躱している間に何とか考えなければ。

すると父上は両手を握りしめ、渾身の一太刀を繰り出してきたので私もそれに応えるように刀でぶつかり合う。また鍔迫り合いの形となった。

私の刀に対し負けじと前に押してくる父上、その表情はさっきより辛そうなものへと変わっているが、その眼差しはまるで槍のようにこちらへ突き刺さっている。

そこで私は、ようやく父上がここまで無理をしてでも私と戦う理由が分かった。この必死な形相、鋭い視線はあることを訴えかけている。


(私が「()()()()()()()1()()()()()に値する人間かどうか試しているのか!)


私は「自分の代で怪字を撲滅する」という目標を持ってこの「伝家宝刀」を握っている。しかし本当にそれが私の手で達成されるかどうかはまだ分からない。父上は生まれるであろう私の息子、孫に「伝家宝刀」と「承前啓後」を継承できるように、その中間にいる私を見極めているのだ。

私という後継を認めるために、敢えてここで全力を出し切っているというわけだ。

ならば、ここで全力を出さねばいつ出すのか?


「うおおおおッ!!猪突猛進突きッ!!」


「ぐッ――!!」


父上の猛打を掻き分け、隙を突いて「猪突猛進」を使い、猪のような勢いで突き攻撃を繰り出す。それを「諸刃之剣」で防いだ父上だったが、流石にその突進は殺せないのか凄まじい勢いで押され、後ろに生えていた木まで追い込まれる。


「一刀両断ッ!!」


そしてそこまで父上を押し込んだ後、「一刀両断」で力強い一太刀を浴びせるも、それも「諸刃之剣」で防がれてしまう。しかし「一刀両断」を使った一太刀なのでまったくダメージが無いというわけではなく、多少その腕に負担がかかったようだ。


「せいやぁ!!」


しかしその剣を握る力はまだ残っており、父上はそれを振りかざし何度も斬りかかってくる。当然私もそれを受けながらカウンターとして刀を振る。「諸刃之剣」を長時間使った影響か動きが少し遅くなっていた。

お互いの刃が何度も衝突し合い火花が散り、やがて辺りに聞こえていた自然の音は全て鋼の音で掻き消されている。それ程までにこの勝負は激化しており、私も父上も一歩も引いていなかった。

迫りくる剣を目で追い、それで向こうの隙を見極めこちらの刀を走らせる。それも防御されては攻撃され、それを防御しては攻撃する。一見同じやり取りのように見えるが一回一回剣の軌道も向きも変わっていた。

すると父上は私の刀の向きを右斜め上に誘導した後、素早く左側から掬い上げるように斬りかかってくる。


「ぐおッ!!」


それに対し急いで刀を位置を変え左脇腹をガードし、その一太刀を何とか受け止めた。すると今度は下から剣を振り上げてきたのでバク転してその流れに乗って躱す。

そして今度はこっちの番だと刀を強く握り、歯を食いしばって斬りかかる。当然そう簡単に刃が通るはずもなく防御されてしまう。


「どうした!?さっきから同じことの繰り返しだぞ!?」


確かに「伝家宝刀」を振っては防がれという同じ攻防を繰り返しているだけで、それに比べて父上は何度も斬りかかるように見せて着実に私の隙を突こうと常に進化していった。

長年の経験上、私がどう刀を扱うか予測できるのだろう。なのでそれを()()()()()()()()


「せいやッ――神出鬼没ッ!!」


「なッ!?」


同じように一太刀を浴びせる……ように見せかけて刀が当たる直前で瞬間移動、ガードされるすんでの所でそれを行うことによって、父上が防御の姿勢をしている間に背中を取るというわけだ。

そのまま背中を取ろうとした瞬間、父上は大地を蹴って全身、私から大きく離れる。流石にあの姿勢から180度回転してもう一手防ぐというのは不可能と判断したらしい、例え「紫電一閃」で遠距離攻撃されようが構わないという意思で前に走り出したのだ。

しかし、ここまで来て今更遠くからネチネチ攻めて勝とうとは思っていない、父上が己の意志を剣に乗せてぶつけてきたのだ。ならば俺も斬撃なんかじゃなく、刀身でそれに応えなければならない。

次の一手で――決める!!


「うぉおおおおおおおおおおおおッ!!!!」


ここでもう一度「猪突猛進」を使い、刀を鞘に納めてその能力で猛々しい勢いで向こうへと走り出す。どうやら父上も私がこれで決めようとしているのを理解したらしい。自分もそれで決着を付けようと「諸刃之剣」を構える。

この鍔迫り合いで勝負がつくのは明白、この一刀に、私の当主としての誇り、怪字を滅ぼそうという決意を込める!


「猪突居合切りッ!!!」


「はぁあああッ!!!」


2人の渾身の刃がぶつかり合い、今まで以上の火花と金属音が鳴り響いた。己の全てを込めた刀剣が出す衝撃波は、辺りの雑草たちを一斉に吹き飛ばす。

やがて私の刀の方が押し、父上の「諸刃之剣」を空中へ弾き飛ばした。


「ぐぁあッ!?」


父上もその勢いで転倒してしまい、その遠くで飛ばされた「諸刃之剣」も地面に突き刺さる。そのまま4枚の四字熟語の姿へと戻っていった。

腰を地面に付けて座り込んでいる父上の首元に、ソッと「伝家宝刀」の刃先を当てる。勿論刺すつもりは無い、私の勝利を示す物であった。それに対し父上

は目を閉じ、両手を上げる。


「やった、父上に勝った……!」


「……立派になったな、刀真」


いくら「諸刃之剣」の影響があったとはいえ父上に勝利できたということは、遂にこの人を超えられたことになる。

父上は私にとって最初の目標であり、憧れでもあった。その父上に遂に勝つことができたのだ。ここで改めて自分の成長を実感する。そのまま座っている父上に手を貸して立ってもらう。


「さぁ、早速『承前啓後』を使ってみろ」


「はい!!」


そして先ほど受け取ったこの最終試練で得た物である「承前啓後」を取り出し、それを使用してみせる。すると見る見るうちに父上が見せたように「伝家宝刀」が青白く光り始めた。

それを見て思わずパネルを握っている方の手でガッツポーズをしてしまう。これが使えたということは私も立派な宝塚家の当主になれたということだ。私はついに成し遂げたのだ!!


「『承前啓後』は()()使()()()()()()()()()()()()()()()効果を発揮しない特殊な四字熟語だ。つまり、お前は真の意味で当主になれたんだ。これからは頼んだぞ」


「はい!!」


父上自身にも「承前啓後」にも認めてもらった。改めてこれからも当主としての自覚を持ち、気を引き締めて怪字、そして協会エイムの連中と戦わないとならないな。


「む……すまんがそこの『諸刃之剣』を拾ってくれないか?」


するともう少し歩くのも辛いのか落ちている「諸刃之剣」の4枚を拾ってくれと頼まれた。この分じゃ帰りは私がこの人を背負うことになるな。まぁ不服というわけでもない、寧ろ父上に頼られると少しだけ嬉しい気分になる。

そんな呑気な考えを胸に小走りで落ちている場所に向かうと、()()()()()()()()()()


「――え?」


突然の第三者の登場に少しだけ驚き、思わず足を止めてしまう。

その何者というのは派手な赤色のスーツを着た厚化粧の女性であった。初対面の女性にこんなことを言うのも失礼だが、その濃い化粧によって若い筈の顔が歳老けているようにも見える。服装と化粧から見てハイキングに来たようには見えない、どちらかというと高級パーティー会場にいそうだ。


(この人……まさか!)


しかし見知らぬ人の急な登場というのは一度経験したことがある。茨木に行った際に火如電に急に話しかけられた時のことを思い出す。場違いな服装、パネルを拾う行為、間違いなく()()だろう。


「貴方、このパネル4枚でいくらの価値があると思う?」


「……?」


急にそんなことを聞いてきたので首を傾げる。パネルの価値だって?呪いのパネルに値段などついていないに決まっている。一般人にとってはただの木の板に文字が書かれた代物だ。


「なんと1000万よ1000万!!小笠原大樹っていうイケメンさんがその値段で買い取ってくれるんだって!」


「ッ……やはりエイムの手先か!!」


裏切り者の名前が出た瞬間、先ほど抱いた警戒心に確信ができる。この女は小笠原大樹に金で雇われたのだろう、それにしても四字熟語1つで1000万円というのは高いのか安いのか。

今までエイムに雇われた連中は何人も見たことがあったが、まさか金欲に釣られた輩までいるとは、驚くどころか呆れるばかりだ。これじゃあお金の為なら何でもすると証明しているようなものだからだ。


「『諸刃之剣』を返せ!!それは元々私たちの物だ!!」


「そう言って正直に1000万を渡す馬鹿がどこにいるのよ。いい?金というのは何でもできるの、1000万がどれだけの大金か分かる?()()()()()()()()()も長い時間かけて手に入れられる大金なのよ?」


例によって牛倉一馬や明石鏡一郎の時と同じく、こいつも犯罪者の1人であったか。金の例え方がここまで狂っている女もそういないな。


「私の名前は『水鳥 我為(がな)』、貴方たちの持っているパネルを全部頂いて、大金稼がせてもらうわ!!」


そう言って取り出したのは「我田引水」の四字熟語ができる4つのパネル、彼女はそのまま豊満な胸の中にそれを挿入し、特異怪字の姿へと変貌していく。

完成したその姿は、怪物の姿になっても女性としての体のラインが協調された体であり、土色の肌で全身にまるで血管のように水色の線が描かれている。顔はその女性らしい体とは相対的に、泥をかぶってそこから1つ目が大きくできていた。髪もボサボサで山姥のように長く縮れている。


我田引水……他人のことなど考えずに、自分の都合のいいように言ったりしたりすること。自分の田んぼだけに水を引くという意味から。


「その剣は返してもらうぞ、私も丁度、新しくなった『伝家宝刀』を試したくなったところだ!!」

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