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見ぃ~たぁ~なぁ~
『見ぃ~たぁ~な~』
ちなみにこれ、ホラーじゃないです。
まつを飼い始めて、半年ほど経った頃だろうか。
当時、僕はまつを玄関先に置いていました。
理由としては、部屋で一番暗く、風通しが良かったからです。
「あ~疲れた。」と思いながら、部屋の扉を開けると、すぐ目の前には、まつの入っているゲージが見えました。
普段なら、隠れ家に居るまつが隠れ家の外に出ていました。
ウンコをしに。
ちょうど、まつが排便中に帰ってきてしまった僕。
視線に気がついたのか、背を向けていたまつがこちらに振り返る。
ウンコをしながら。
『見ぃ~たぁ~な~』
本当に、こんな表情をしていました。目を開いて、鼻をひくひくしながら、僕とまつは見つめ合いました。
1分程見つめ合ったでしょうか。ウンコをし終わったまつは、速攻で隠れ家に走って行きました。
ちなみに、この隠れるときに見たスピードが、僕が今までまつと過ごした日々で最速でした。
こんな感じで、まつとまったりと過ごしています