エイリアンハンドシンドローム
ある男は、頭の中に巨人を飼っている
目の見えない盲目の巨人を
月のない真夜中に
一台の車が、彼の家の前に不気味な音を出して止まる
そして彼らは悪魔を運び込む
悪魔はそっと彼の部屋に忍び込んだ
彼の頭に手をおいて彼の夢を狙ってる
彼は夢の中で、ただ数を数えてる
1.2.3.4
彼の影は黙ってそれを見ている
5.6.7.8
巨人はもう起き出すころだろう?
悪魔は僕の夢を見ている
朝起きて、彼は鏡に自分の姿が映っていないことに気づく
彼は世界を正しく見ているだろうか?