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「事務所は閉鎖、親は投獄、ついでに部下にも見離され...借金が2億まで膨らんだナリ」

「全部あのクソガキが悪いナリ、奴を道連れにして死んでやるナリよ」

当職は自分の事務所で独り言を三日間呟いていた。精神が崩壊したのだろう。もう嫌だ、死にたいという文字が頭の中を駆け巡る。

発端は4年前の春だった。とある匿名掲示板で個人情報を特定された高校生の依頼を引き受けたのだ。

彼をA1と便宜上名づけておこう。

A1は当職に言った。「ワイを救ってくれや。このままではお先真っ暗やねん」と。

A1が300万円の依頼料をその場で払ってくれたので、当職はすぐに依頼された仕事を始めた。それが地獄への第一歩と少しも知らずに…



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