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今できる事を全力で!

作者: 純白

私の名前は、石田純白。



専門学校に通う17歳。





私は幸せ者だと思う。



大好きな犬に囲まれて、大切な家族に囲まれて。




それから、夢だったトリマーにもなれて。



でも私には、左腕が無い・・・



無いんじゃなくて、失ったんだ。




でもね?


今私が生きているっていう証でもあるから。





2年前の4月9日。



私は、夢の第一歩を踏み出した。



夢を持てなかった私に取って大きな一歩。




今思うと、この時にすでに病魔は私を蝕んでいたんだね。



少人数の入学式も終わり、ハサミなど実習に使う道具やドッグマニュアルなとを渡して貰った。





あれから一週間。



みんな年上の主婦の人たちで、一番年が近い人は二十歳の人。



人間関係は、チネチしていなくて、大人の人だからか

やっぱり割り切れる所も多くて、学校生活も充実していた。




3日経ったある日。




先生「それでは、ハサミを持ってみましょうか!」



学科よりも実技の方がはるかに多いこの学校。




入学して10日でハサミを握る事になった。




私は、ハサミを14歳の時に初めて持って、すでに基本の動かし方はマスターしていたから驚かれた。




すぐにハサミ練習用の毛が付いた布を貰って、切る事になった。





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― 新着の感想 ―
[良い点] お母さんの辛さに気付いたことは、素晴しい。 自分の辛さを騒ぐとき、周囲の気持を想像できることが素晴しい。 犬は人を裏切りません。 犬は、一直線に気持をぶつけてきます。 純粋なのですね。 …
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