FUCK THE WORLD
「高野君いますか〜?」
私が経営する車屋に現れたのは190cmを越えるかなりガタイの良いtatooだらけの男、
「こいつ危ねぇ〜な〜」と思いつつも俺の事を君づけで呼ぶし、、、
従業員はドン引き出し、、、、
考えても悪そうなのはタップリ知ってるけどこいつはやっぱり知らん!
変な営業かもしれないし、、、
「自分ですけど」と答える前に「どちら様ですか??」とジャブを入れようと工場から出ると
「エッス!高野君元気!!久々ジャン!」と長〜い握手、、
握手の最中も考え中、、誰だ?!「全然誰だか解んねぇ!」
この人には敬語かタメ口どっち使ってんだ??なんて喋ろ??ヤバイな〜無理だ!!
「全然解んねぇす!どちらさんっすか?!」と結局思いつかず素直に聞くと
「え〜!!テルだよ!テル」
ちょっとショックのような態度を見せるが
「結構絞ったかんね〜」と自慢げに言い放った、
思い出した!テル君だ!絞りすぎだ!解らねぇ〜!!
5年前の二十歳位の時にハードコアのライブとかでいきなり俺を抱え上げて中指立てて挨拶して来る巨漢のテルだ!
当時は腰位まである緑髪で全身革尽くしでMADMAXに出てくるようなPUNXの奴が
B−BOY見たいにダボって30キロ減量して俺の前に現れた、
「仕事何時〆?飯行かね??あとで迎えに来るゼ?」
「もうちょいで終わるから行こっか、どこ行く?」
「車出すからチョイ出よう、」
で車は?と外を見るとカマロが、、、、
解体屋が買える車じゃね〜な〜何やってんだ??